「こどもの発達を活かす」の本当の意味は子育て軸を外に持たない事 -発達凸凹さんの2年生前期-
- 2020.10.13
- Blog

以前書いた娘の1年生生活。
実はこの記事にはたくさんの方からのメッセージが届いた記事でした。
…と同時に
今後の様子も是非、拝見させて頂きたいです!
といったメッセージも多く頂きました。
我が家の娘の何気ないちょっとした日頃の様子はInstagramを中心にあげていますので、よかったらそちらも覗いてみて下さいね!
今回はもう直ぐで前期が終了をするので、前期までの様子を改めて記事にしてみようかなぁ…と思います^^
目次
「学校に行きたい!」の理由に変化が起きた!
毎日学校へ送っていくのは、1年生の頃から変わらず^^
学校へは登校時間に行ける日もありつつも、遅刻の日が多いです。
娘は非常に怖がりなので登校時間外は絶対に1人では登校できず、ほぼ毎日送り。
(登校時間内に行けても、お友達を見つけるまでは一緒。)
…なので、この部分に関しては変わっていないのですが、『学校に行きたい!』の理由が1年生の時とは全然違うものになっています。

外でも受け止めてもらえている安心感が成長させてくれた
1年生の頃も休まず学校に行きたいタイプであったものの、よくよーくあったのが、
「国語(算数)の時間が終わったら学校に行きたい…」
「図工と音楽と体育の時間だけ学校に行きたい…」
「図工と音楽と体育の時間だけ学校に行きたい…」
というもの。
先にあげました1年生生活に関する記事にも書いていますが、『書く』という作業にパワーがいる部分があり、『成長』を願っての環境整えとして3時間目からの登校などよくよくありました。
スピード感持って書くのは大変であり、そして単調な作業になるとスイッチがオフになり易かったからこそ、算数や国語の時間がちょっと苦痛だったんですね。

「良かれ…」と思われ先生が掛けて下さった言葉が、本人が求めるものとちょっと違っていたんですよね^^;
なので以前ブログ記事にも書きましたが、学校のノートなんてもう殆ど書いてない状態。
ですが、今年は「今日もノート、全部書けたよー!」と大喜びで帰宅後見せてくれる娘の姿が夏休み終わり頃から見られ始めたのです。
この最もなきっかけは、
あるがままの娘の様子をまず受け止め、娘のペースを大切にしてくれる先生と出会ったから
なんですよね^^

そして、娘自身の成長を認め、しっかり褒めてくれる先生!
そう、今の状態を先ず『よし!』と認めてもらうって、本当に大きいんですよね^^
それにより、娘は『あるがままの自分を受け入れてくれている』という事による安心からの信頼を抱くようになり、そこから安心して頑張れるようになり、どんどん書けるようになっていったんですよね。
自分らしく頑張れるようになったら苦手が大好きに!
『書く』にパワーがいる娘が1番苦痛に感じていたのは、紛れもなく「国語」で、その中でもやはり「漢字」は本当に大変でした。
「大変」…って言っても、1年生の漢字はそこまで画数が多いわけでもないのに^^;
故に、『漢字嫌い!』=『漢字苦手』という方程式を立てていた娘ですが…
1番苦手だった漢字が今では1番大好き!

これも自分のペースを受け止めてもらえた事により、少しずつ気持ちに余裕がで始めた事で楽しむ余裕が出来たから。
気付くと、漢字の小テスト前に自主的にテスト勉強をしています(驚)
とは言え、漢字ドリルへ向き合う姿勢は1年生の時からあまり変わらず^^;
娘にとって、あの思考を伴わない単純な作業に向かうにはどうしてもパワーが要るんですよね。
なので漢字に関しては、新聞やニュースなど目にする漢字の読みを紐解いて当てていきながら身に付けていくパターンです。
なので、漢字の書く練習的なのはテスト前の時だけ。笑
彼女比でしっかり成長を見せてくれていた前期
前期までの娘の様子は、『成長を見せてくれている』、この一言に尽きます。
もちろん、この成長は『彼女比』で^^
でもそれで、いいんです。
なぜならば、
『●歳だから』や『周りの子と比べて』…と、
年齢軸や一般的な成長軸で我が子の成長を捉えるのではなく、
『我が子自身の成長』を軸として(過去と)比べて成長をみる事が、
『発達を活かす』の本当の意味
年齢軸や一般的な成長軸で我が子の成長を捉えるのではなく、
『我が子自身の成長』を軸として(過去と)比べて成長をみる事が、
『発達を活かす』の本当の意味
だからですね!

こどもへの『褒めポイント』がそうでない時に比べ、より見つかる。
⬇︎
よりこどもへの褒めポイントが見つかるから、こどもを認める言葉掛けが自ずと増える。
⬇︎
こどもを認める言葉掛けが増えるから、こどもは自己肯定感を育み易い
⬇︎
自己肯定感が育まれていく事により、自信もつけやすい
⬇︎
自分のペースで自己肯定感と自信を育んでいけるから、
『自分らしさ』を保ちながら成長をしていける
⬇︎
よりこどもへの褒めポイントが見つかるから、こどもを認める言葉掛けが自ずと増える。
⬇︎
こどもを認める言葉掛けが増えるから、こどもは自己肯定感を育み易い
⬇︎
自己肯定感が育まれていく事により、自信もつけやすい
⬇︎
自分のペースで自己肯定感と自信を育んでいけるから、
『自分らしさ』を保ちながら成長をしていける
ようになるので、自ずと出来るものがその子のペースで増えていく。
学校の成績的な部分で言えば、宿題はほぼやっていかないし(「自分がしたい学びをしたい!私は私なのだ!」がほぼ口癖^^:)、遅刻も多いので良いものは受け取れないでしょう。

狭い世界でもしっかり出来ないのであれば…という考えもあるでしょう。
ですが、その狭い世界の中の世界観が全てとも思わないので、兎にも角にも
こどもには『らしさ』を大切にしながら、そして自分の持ち味を活かしながら、自分のペースで成長していって欲しい
と思っています。
よく言う「あと伸び力」って、そんなゆるりとした成長から生まれるものですしね!
そんなお話をよくよくオンラインカレッジでしている事もあり、メンバーさんは
『こどものペースに合わせて子育てが出来始めている』
『これでいいんだ!と思えるようになり、焦りがなくなってきた!』
と聞かせてくれます。
こうやって、各々のペースと「らしさ」を大切にした関わりが出来る方がこの場を通して増えるって単純に嬉しいです。





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Author:林 智代乃 投稿一覧
「英文学科」「児童教育学科」を卒業。
「英語」と「子どもの発達」に興味をもち、両方を活かせる職を考えるも多くの子どもの発達を傍で見守れる幼稚園教諭として働く。
幼稚園教諭時代に日本語を話せないインド人の子をクラスで受け持ちバイリンガル保育をする事になった事で「子ども × 英語」への思いが再燃。
子どもの言語習得力にとても興味が湧き、児童英語講師の資格(J-Shine)取得や現地幼稚園での研修を受けるなどの為に留学。もっと『子ども × 英語』について知りたく5年勤めた幼稚園を辞め、民間英語学童に就職。
発達について追求していけば行くほど、『全ては繋がっている』と感じ、「この繋がりを活かせば日本語での関わりでも英語力を伸ばす事は出来るはず!」と思うようになる。
ここから日本語で語り掛け、日本語いっぱいの生活を通して『英語を吸収し易いタイプ・アウトプットし易いタイプ』に育てていく関わりを意識して行うようになり、我が子は1歳半で日本語も英語も独力で文章立てて話せるようになり、その後順調に英語力を付けていく。
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