視覚優位さん、 集中にパワーがいるお子さんが本を読む時におすすめな【しおり】
- 2020.11.10
- Blog

先日、調べたい事がありAmazon内を見ていたらたまたま、「あ!うちの子に良いかも!!!」と思うものを見つけたんです。
そして早速購入し活躍しているものがあります^^
娘と同じようなタイプのお子さんがもしいらっしゃるご家庭があれば、「オススメだなぁ…」と思っての…ご紹介です^^
今読んでいる部分に集中できる
しおり(ブックマーク)
先日、「いいじゃん!」と見つけて購入したのが、こちらのしおり。

しおりの作りからも想像が付きますように、
今、読んでいるところをハイライトしてくれる
しおりです^^
こんな感じですね!

ゆえに、「1枚だけの購入」というのが難しいので、「8色セット」となって手元には届きます。
【8色セット】なので、本当にカラフル!
カラフルなので、本のイメージに合わせて使いたいしおりを選んで使うという事もできるのですが、色によっては「ちょっと見難いなぁ…」というのがあるのも正直なところ。
ですので、全ての色を使わず特定の色だけを使ってしまっている形でですが、我が家ではヒット商品となっています^^
視覚優位な特性をお持ちのお子さんには
特におすすめ
【学びの優位性】については、今までもブログ記事に書いてきていますが、非常にざっくりと言えば、
・【視覚優位】
→情報を映像的に処理する事を得意とする
【聴覚優位】
→情報を音で処理をする。
(「文字を読む」も読み上げる時に音声に変換されるので、
文字を読む事を得意とするお子さんは聴覚の部類に入ります。)
→情報を映像的に処理する事を得意とする
【聴覚優位】
→情報を音で処理をする。
(「文字を読む」も読み上げる時に音声に変換されるので、
文字を読む事を得意とするお子さんは聴覚の部類に入ります。)
といった特性があります。

その各々の優位性との間に大きなギャップを持ち合わせている子たちを、「発達障害」であったり「凸凹児(さん)」といった表し方をするんですね。

そう、
視覚優位さんは物事の全体が見えてしまうからこそ、たくさんの情報が入ってきてしまう
という事があるんですね。
そう、「今みるべきところ以外の情報が入ってきてしまう」からこそ、【今みるべきところをハイライトしてくれる】というこのしおりがおすすめなのです。
(今回のは8色というカラフルさ故に、中にはかえって見辛い色もありますが。汗)
集中する事にパワーがいる視覚優位さん
我が家の娘は、集中する事にかなりパワーがいるタイプ。
そして視覚優位さん。

・勝手に次に書いてある単語を予想し、思い込んで読んでしまう
(早とちり的な読み方をする)
・前後のセンテンスを混ぜて読んでしまう
・単語の読み落としも多々
・それ故に、更に集中が続かない
(早とちり的な読み方をする)
・前後のセンテンスを混ぜて読んでしまう
・単語の読み落としも多々
・それ故に、更に集中が続かない
だったりするのです。
そんな様子があるので、できる時は前後の文章を紙で隠してあげたり、ハイライトをしてあげたり…とサポートをしていたりします。

ですので、今読んでいるところだけを記してくれるしおりはないかなぁ…って思っていたんですよね。
…というのも、『読み始めがわかるしおり』は持っていたので、それの派生でないかなぁ…って思ってたので。
…と探していた時に、見つけたのがこれなのです^^

読みやすくなったー!
と娘は大喜びをしていますが、だからと言ってググッと読みが進んだ訳ではないです。
その理由と、今はそれが大事な理由をこちらの動画にて併せてお伝えしています^^
いつもお伝えしてしまいますが、【発達を活かす】とは「●歳だから…」「同い年の子たちは大体こんな様子だから…」と外軸に合わせて行うのではなく、我が子自身の中にあるものを軸に活かし関わっていく事。
その部分を理解し、向き合っていけば、必ず繋がっていくものや伸びていく力、そしてできるようになるものもありますからね!




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Author:林 智代乃 投稿一覧
「英文学科」「児童教育学科」を卒業。
「英語」と「子どもの発達」に興味をもち、両方を活かせる職を考えるも多くの子どもの発達を傍で見守れる幼稚園教諭として働く。
幼稚園教諭時代に日本語を話せないインド人の子をクラスで受け持ちバイリンガル保育をする事になった事で「子ども × 英語」への思いが再燃。
子どもの言語習得力にとても興味が湧き、児童英語講師の資格(J-Shine)取得や現地幼稚園での研修を受けるなどの為に留学。もっと『子ども × 英語』について知りたく5年勤めた幼稚園を辞め、民間英語学童に就職。
発達について追求していけば行くほど、『全ては繋がっている』と感じ、「この繋がりを活かせば日本語での関わりでも英語力を伸ばす事は出来るはず!」と思うようになる。
ここから日本語で語り掛け、日本語いっぱいの生活を通して『英語を吸収し易いタイプ・アウトプットし易いタイプ』に育てていく関わりを意識して行うようになり、我が子は1歳半で日本語も英語も独力で文章立てて話せるようになり、その後順調に英語力を付けていく。
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