野口聡一さんの乗せたクルードラゴン打ち上げから宇宙繋がりでこどもと見た絵本と学び

  • 2020-11-22
  • 2020-11-22
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こんにちは、こどもの発達と個性を活かすからできる!グローバル力も育つバイリンガル子育て、林智代乃です。

先日、野口聡一さんたち4人の宇宙飛行士を乗せた民間初の宇宙船『クルードラゴン』が打ち上げられ、無事宇宙ステーションにドッキングしましたね!

こういったワクワクするニュースのお陰で、こどもとの会話のネタがとっても広がりますよね!

我が家ももれなく、【宇宙繋がり】で色々と広がった機会になっています^^

野口聡一さんを乗せたクルードラゴン打ち上げから
宇宙繋がりでこどもと読んだ絵本


やはり切り口はベタに【宇宙】だった我が家。

ただ、折角なので宇宙『繋がり』で、最近読み聞かせる回数が減っていた絵本であるこれらの絵本を読み聞かせしました。



これらどれにも『宇宙』のお話が出てくるんですね。

なによりも【たくさんのふしぎ】のシリーズは、本当に秀逸!

対象年齢が一応「小学校3年生以上」の本とあり、中身が濃いわりに、とっても分かり易いんです。

そのため、結構集めている我が家です^^

因みに【たくさんのふしぎ】シリーズはAmazon等のオンラインでは割と早く売り切れてしまったり、すぐに高値が付きやすいもの。

故に、本屋さんに直接連絡して取り置いてもらったり…をした方が賢明な感じです。

興味のアンテナが張られたものだけ
理解を求めず触れる


今回、【たくさんのふしぎ】の絵本の読み聞かせを通して娘のアンテナが張られた先は『光』でした。

光 取り組み 学び
なので今回それを機に、関わりのテーマにしたのは『光』。

色々と触れたとしても深めるのはこどもが興味を持ったものにだけフォーカスし、その部分に関して強く理解を求めるような関わり方をしないのが関わりでのポイント!

今回の絵本の読み聞かせを通して、「光」「空」「地球の中」と様々なテーマに触れましたが、光以外に関してより深めたり…と触れるのは捨てた感じです^^

なぜなら、

・こども自身の興味が今そこにないから
・読み聞かせで触れた事でこどもに情報は刻まれ始めており、
 その情報があるからこそ、また別の機会にアンテナが張られるようになるから


ですね!

…という事で、我が家が「光」をテーマにして関わった例を少しあげてみますね!

こどもの「好き」と「興味のリンク」と「遊び」
を軸に…


「こどもの興味から広げる」というと、『どう広げたらいいのか難しい』といったご質問を頂く事があります。

広げる時の大きなポイントは、

こどもがアンテナを張ったものと、こどもの「好き」や最近触れて「興味を持ったもの」を「遊びの延長として」触れるとうまくいきやすい


です。

例えば、我が家の娘の場合、

・お絵かきブームがきている
・「速さ」の問題を少し楽しみ始めている


だったので、その辺りからせめてみた感じです。

光の波長の長さ対決!


【たくさんのふしぎ】の「光の正体」では光の波長の話があったので、虹色の中からランダムに2色をピックアップし、

どっちの波長が長いでしょうか。


といった単純クイズをしてみたり。

二択問題にする事で、

・どちらからを選ぶだけだから、
 こどもは答え易い
・比較して考える機会になるから


ですね。

我が家はこれにちょっとプラスαをして、

波長が長い方の色をお部屋の中で探してタッチ!


という形で行いました。

これ、小2の娘でもめちゃくちゃ楽しんでました。笑
(こちらが嬉しくなるくらい、まだまだ幼い。笑)

吸収する色・跳ね返す色はどれ?


これに関しても【たくさんのふしぎ】の「光の正体」には書かれていたので、そこからの遊び。

娘は今お絵描きブームの中にいるので、ただ『吸収する色、跳ね返す色はどれ?』と聞いても面白さは少ないですし、正誤問題が多いのも楽しめない!

なので、

虹色から色を1色ピックアップし、
ピックアップした色から連想する絵を描いてもらい、
その色を元に吸収する色や跳ね返す色を書き込んでいってもらう


という形にしました。

例えば上の写真は、

・虹色の中にある「紫」をピックアップし、
 ↓
・『紫から連想するもの』を思い描いてもらい
 ↓
・ナスを描きその絵の周りに吸収する色・跳ね返す色を書き込んでいってもらった


感じですね!

この時、周りに本を色々と広げているのですが、娘が自然と「それに関する内容はこの辺りに載っているね!」と開き広げた感じです。

以前、下記のブログ記事にも描いたのですが、

・「調べなさい」という事も言ってこず
・『調べる』を習慣化させる為の取り組み等をせず


にきたからこそ、『自然と』広げるようになっていった感じです。


こども自身から「調べたい!」という思いを引き出していくと、どんどん『リンクさせる』事をこども自身が楽しみます。

それ故、気付くといつもお出かけ先等には、それとリンクするような本を自分でバックに詰めていたりします。

「今日の出来事を機に、広げてみようー!」って^^

そしてこの遊びのポイントは、

連想(イメージ)をしてもらう


ですね。

【連想】する事で、

・イメージする力が育まれ
・発想力が育ち
・創造する力にも繋がり
・柔軟な思考を育てていき
・具体的なイメージに変換する事で記憶に定着しやすい


というメリットがあるからですね。

そしてこちらのブログ記事では何度も書いていますが、上記の力を育む時間を過ごす事が、言語習得を促す関わりとなるのです。

※小さなこどもが英語習得を得意とするのは上記の力が大人よりも高いからですね!

そう、忘れて欲しくないのは

遊びが日本語での遊びでも、上記の力を促す遊びであれば、しっかり英語面でも効果が出てくるものであり、英語力は英語だけで伸ばすものではない


のです。

「速さ」の問題・「旅人算」のイメージ育て


速さの問題に関して夏の終わり頃から興味を示し、簡単な問題などは解き始めていたので、そこに繋げてもみた今回。

【たくさんのふしぎ】の「光の正体」のお話の中でも説明されていた「地球に届いている太陽の光は8分前の光」という話を元に広げていった感じですね。

『旅人算』の概念も、ここから派生して(ちょっと意味合いが変わりますが)触れてみたり…。

とっても初歩的な部分ですが。

この時、「ちょっとあり得ない設定」をすると、こどもは面白くなり、より食いつき、そしてその時の話が記憶に刻まれ易くなるので、ちょっとあり得ない設定をいつもするようにしています。笑

例えば今回であれば、

●●ちゃん(娘の名前)と太陽さんがいます。

太陽さんが出発して8分後に●●ちゃんが太陽さんの忘れ物に気付いたので追いかけました。

太陽さんは分速20mで歩き、●●ちゃんは分速40mで歩きます。

この場合、いつ頃追いつくだろうねぇ〜。


と。
(数字はあえて計算等がし易く設定している感じですね。)

この時に大事なのは『考え方をシェアする事』であり、『正しさや理解』はその後!

大事な事は、「考え方」で、それが思考力育ての1つですからね。

なので、うちの子は考え方は楽しみながら理解出来ても、まだ正しく最後まで計算はできません^^

物事、「腹八分目」がとてもちょうどよく、それによりイヤになる事なく興味と関心が持続していく感じですからね!



…とこんな感じで我が家の場合は広げ触れてみた感じです。

もちろん、お子さんによってそして関わられるおうちの方によって広げ方も関わられ方も全然変わってくるのは当然!

ですので、これはほんの一例といった感じですね。

例えば、オンラインカレッジ『英語をこどもの個性を活かすツールに!グローバル子育てオンラインカレッジ』でのこども交流会では基本シナリオなしで開催し、お子さんたちから出てくる会話を元に学びを広げていっているのですが、

・その時に参加している子たちの様子
・その時に参加している子たちの興味


でいつも色々と変わっていっています。

その度に、「対わが子」だけの関わりでは広がらない方向にいくので、開催しているこちらも面白かったりします^^

こどもたちの個性が光り輝いている場所なので、こちらのこども交流会はとっても面白い場所です^^>>>

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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

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「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

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アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

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第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

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そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
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話すのが得意じゃなくても大丈夫。
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Jigsy Club(クラブ活動)

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Minecraftや歴史、STEAMや投資など
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自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
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「自分って、こんなことが好きなんだ!」
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そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

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誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

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