全国83%の高校が入試で求めているのは、グローバル時代に欠かせない自分の考え・意見を伝える力

こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。

今、入試などはじめとした色々な場面で『意見を伝える力』を求められていたりしますよね。

これって、ただただ「こんな力があったらいいよね!」というものではなく、『これからの時代を考えると、この力の有無は大きなものになるよね』というところがやっぱりあるから。

自分の考え・意見を伝えていく力を付けていこう!

じゃあ、その力の有無がどんな違いを生むのか、そしてその力はどんな風に育んでいったらいいのか…という事を書いていってみようかな…と思います^^

全国で83%の学校が意見文を高校入試で求めている事実

先日、『親子で参加』するタイプのイベントに参加してきたんです^^

こどもが大きくなると『親子で一緒に…』みたいなイベントってぐーんと減ってしまって寂しいので、ワクワクで参加してきました。笑

今回参加してきたのは『親子で作文教室』というもの。

書く力が身につく、清水章弘の200字作文教室に関連する記事の一覧です。朝日新聞EduA(エデュア)は、保護者のみなさんと…

(朝日小学生/中学生 新聞主催のイベントに参加してきました!)

もう、『作文』が目当てではなく『親子で』というところだけを目当てに行ってきた感じです。笑

そもそも娘は『書く』という作業にパワーが要るタイプなので、そういう意味でも『作文』というところに期待はしてなくて^^

実際、小学校1年生〜中学生まで参加していたイベントだったのですが、みんなが2つ・3つ仕上げていく中、娘はやっと1つを仕上げるような感じでした。

グローバル時代に求められる『自分の考え・意見』を伝える力伸ばしとして、200文字意見文が入試で求められている

書きたい内容は早い段階でしっかり決まっていて構成も出来上がっていたんですけれどね。

「やっぱり『書く』という作業は娘にとったら大変なんだなぁ…」と改めて感じる瞬間でした^^

…と、そんな作文教室では『意見文を書く』という事に挑戦したんですね。

よくある【200字意見文】です。

そのイベントで司会進行の方が伝えて下さっていたのですが今、

全国の83%の高校が意見文を入試で書かせている

ようですね。

自分の考えを書かせるような機会が増えている事は感じていましたが、数字にするとこれだけの学校が既に『自分の考えをどれだけ伝えられるのか』を見ていこうとしているのだな…とビックリしました。

それだけ『意見を伝える(=自分の考えを伝える)力はこれからの時代、大切』という表れですよね。

意見を伝える力(=自分の考えを伝える力)を育む上で大切な事

『意見を伝える力(=自分の考えを伝える力)』を育む事が大切…となると、とにかく『自分の考えを伝えてもらう』という関わりをどうしても親などのサポート側はしたくなるものですが、実際はそうではないもの。

その前に『意見を伝える力(=自分の考えを伝える力)』を支える土台部分をしっかり育んでいかないと、『本来求められている伝える力』とは違うものになってしまうんですよね。

そもそも、意見文をはじめとした『意見を伝える力=(自分の考えを伝える力)』とはどういったものなのか…をざっくりと表すと

あらゆる角度からの意見や考えを吸い上げて自分の考えを伝えていく

ことなんですよね。

その部分を踏まえていった時、『意見を伝える力(=自分の考えを伝える力)』を支える土台部分として育んでいきたいのは

・情報を整理し、論理的に結論に導く力である【論理的思考力】

・相手を納得させるための力である【説得力】

・質の高い情報を収集し、事実に基づいた考えを構築する【情報収集力】

・アイディアや感情を適切かつ効果的に伝える力【表現力】

・反対意見や異なる視点に対して理解を示し、対話を構築する【対話力(建設的な会話力)】

・俯瞰的な視点を持ち、テーマに関する様々な要素を総合的に考える能力となる【多角的な視点】

…などといったところ。

因みにこれらの力って、『意見を伝える力』を伸ばしていくためだけの土台ではもちろんないんです。

もれなく英語力を伸ばしていく際にも非常に必要な力で、

かけ流しをすることで英語が話せるようになるのではなく、絵本の読み聞かせやそこからの多読を進めていく事で英語力が上がっていくのではなく、上記にあるような土台部分となる力を育む事で初めて触れてきた英語が生きて伸びていくようになるもの

なんですよね。

普段から積んでいきたい『自分の考えを伝える力』育ては、直接的でないもののしっかり『おうち英語なバイリンガル子育て』に意味ある関わりなのです。

もちろん、「英語で自分の考えを伝える力を伸ばす」ことをするのではなく、母語である『日本語』で育んでいく事が…です^^

こどもの発達と個性を活かすからできる!おうち英語でグローバル子育て

こどもの発達と個性を活かしバイリンガルを育てるグローバル子育て、林智代乃です。 『おうち英語』をしていると多くの方が抱か…

…という事で、上記の部分を踏まえたそして視野にいれた関わりをしていく事って、とても大事になってくるという訳です。

『考えを伝える力』は益々すすむグローバル時代に欠かす事ができない力

『これからの時代』を多角的視点捉え、その変化を見据えてどうこどもと関わっていくのか。

この部分を常に考えながら、こどもとの関わり等を考えていく事はとっても大事になっていきます。

おうち英語なバイリンガル子育てをされているご家庭の多くは『これからの時代』を見据えての英語の取り組みだと思いますが、その

『英語』はこれからの時代を見据えた時に育んでいきたいものを『より活かす因子の1つ』でしかない

んですよね。

触れてきた英語を活かすためには英語力を上げる事に注力を比重多く注ぐのではなく、もっと違った角度からアプローチしていく事が必要になってくるという事です。

『意見を伝える力(=自分の考えを伝える力)』が求められる背景には、もちろん時代の影響によるものも絡まり合ってもいます。

例えば

【情報化社会】
情報が爆発的に増加し、情報にアクセスする手段も豊富になっている現在。異なる情報源から情報を取捨選択し自分の意見を形成する力の必要性
【批判的思考の必要性】
情報の過多や偏りが多くなってくるこれからの時代だからこそ求められる、受け取った情報に対して論理的にそして批判的に考え、自分の立場を明確に表現するスキルの必要性
…というところもそうですし、益々進む『グローバル化』という視点から言えば
・【異文化理解の必要性
グローバル化により異なる文化やバックグラウンドを持つ人々との交流がより増えるようになる為、より求められる異なる視点や文化的な価値観を理解し尊重する力・【多様性への対応
今以上に多様な価値観や意見が共存する状況が当たり前になるこれからだからこそ、異なる視点に柔軟に対応し自分の見解を明確に表現する力

・【課題解決と協調協力
グローバルな時代だからこそ生まれる複雑で多面的な視点を自分の意見を効果的に表現し他者との協力をしていこうとする力

といった部分によるもの…といったところですね^^
これらが求められる時代だからこそ、それらに対応する力を育んでいった上で英語を活かしていくことが求められているんですよね。
『英語ができればOK!』という時代はとっくに終焉を迎え、上記の力が育って初めて『英語』の出番がくるような感じの時代になっているんですよね。

こどもの『考えを伝える力』を育んでいくには…

…と、こう改めて言語化して色々と見ていくと『考えるを伝える力』育てって、とても要になるような部分であることを感じますよね。

特にこれからの時代の受験などでは、いわゆる『できる子』を【選抜していく】というスタイルから、その子自身が持つ『伸び代』を見て【育て甲斐ある子を探す】といったような視点でのものになっていくと考えられます。

…となると『自分を表現する力』が益々求められるからこそ『考えを伝える力』って重要度が増してくるんですよね。

じゃあ、どう育んでいくのか。

これ、単刀直入にお伝えしてしまうと

おうちの方自身が『考えを伝える』という機会を体験していく

…という事が実は1番の近道なんですよね。

…というのも『自分の考えを伝える』と一言にいえど、それは一見すると簡単そうですが

・自分の考えをまとめること
・そもそも自分が何をどう捉えて考えているのかを知る事
・相手の考え等を聞き、それを咀嚼しながら自分の考えをまとめる事
・色々な考えを吸い上げて、視野・視点を広げて自分の考えをまとめ伝える事
・なによりも『聞く』という事の難しさ

が本当にあるからですね。

『伝える』って一言で言っても、それは本当に奥深く難しいものなのです。

『おうちの人が本を読んでいるとこどもは自然と本好きになる』…というのに少し似ているものですが、親自身が体験してみないとこどもの『考えを伝える力伸ばし』のサポートって実はすごい難しかったりするんです。

だからこそ実際に体験し、おうちの方自身の『伝える力』『考える力』を育みながら、こどもの『考えて伝える力』伸ばしのサポートの仕方を知って欲しい意味合いも込めて設けている機会が【視点ずらしカフェ】なのです。

 

実際、視点ずらしカフェにご参加されている方には、「自分の考えを伝える事が苦手なので、練習できたらと思って参加しました!」という方がいらっしゃったりしますね^^

また、実際にご参加された事で「自分の考えを伝えるって難しですね。なかなかうまくまとめられないんですよね。」って、お伝えくださる方もいらっしゃったり^^

…と『難しさ』や『大変さ』みたいな部分もあったりするのですが、面白いことにそれが苦痛になるのではなく皆さんにとってその時間が

セルフコーチングの機会

にもなっていて、寧ろ『心地よさ』がある時間になっていたりします。
(もちろん、『私も含め』です♡)

だから私は、こどもに『考えを伝える力を育もう!』と頑張られるのではなく、『実際に親が体験しちゃおう!』って思っちゃう派です。

本当、体験をしていくとこどもへの言葉かけはもちろん、こどもがどんなところに難しさを感じているのか手に取るように分かってくるからサポートの一手を出しやすくなってくるんですよね^^

あ、因みに視点ずらしカフェでは課題図書を用意させて頂いていますが、読み切らなくても全然OKだったりします。笑

なんなら「今回、読めなかったですー!」という方もいらっしゃいますからね^^

…というのも、課題図書は良い意味であくまでも『アイスブレイク』的な存在、『多角的視点を得ていくきっかけの存在』なだけ。

本の内容について感想を伝え合うというよりは、その本をきっかけに感じた事はもちろんですが、最近のこどもとの時間や自分ごとについて色々とお話をし、本を通して育み積んでいっている『多角的視点』から、さまざまな出来事について語るような時間なんですよね^^

・お勉強してないと学習が遅れるんじゃないかな?
・こどもに『苦手』がある場合、どう向き合ったり付き合ったりしたら良いのだろう?
・親の私が色々と勝手に不安になったりしてしまうのは、どうしたらいいんだろう?
・こどもとの時間と家事などの時間のバランス、どう取ったり捉えたりしたらいいんだろう?
・こどもについしてしまう『期待』との付き合い方

…だったりと、それはそれは『こどもへの事』『自分自身』を振り返り整えていく時間になっていたりするんですよ^^

それが本当に心地よい時間故に、ご参加くださっている方々からはいつも「この時間が楽しみ!」「こどもに『お母さんの楽しみな時間が始まるからね!』と伝えています^^」などなど嬉しいお言葉を頂いています⭐︎

ただいま、来年のお申し込み受付中です♪

よかったら一緒に成長そして整えの時間を楽しみませんか?^^

 

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