「子どもが習い事を辞めたがる/ 習い事にやる気を見せない。ここで辞めたら逃げ道を与えた事にならない?」

  • 2019-06-19
  • 2020-02-25
  • Blog
こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

子どもとの生活の中で、子どもの成長と共に出てくるお悩みの1つに、

習い事


が出てくるようになってくると思います。

一ママとしても勿論、お問い合わせを通してのご質問でも頂く事が多い習い事に関してのものが、

習い事の継続について


だったりしますね。

これも、

「辞める=マイナスな事」というイメージが強くあるから


ですよね。

それはそれだけ、「習い事はスキルを磨く場所ではなく、人間力を育てる機会」という認識がきちんとおうちの方の中にあるからこそのものでしょう。

先日も、

嫌がる習い事についてです。

幼児教室に3歳頃から通っていて、今年長となり、今年の10月で卒業になります。

娘も嫌といいつつもここまで通ってきたので、最後まで辞めずに卒業できたらなと親としては思いますが、先生方の指導にも熱が入ってきているせいか、娘はここ最近やめたい熱が急上昇してしまい、、、

嫌なことから逃げさせてしまっていいのか、でも、本人の気持ちを優先すべきなのか。

長い目でみて、子供にとってどちらがいいのかよくわからず、何かアドバイス頂けたらと思います。


といったご質問を頂きました。

ここは悩まれるところですよね。

先ず、頭に置いて欲しい事は、

習い事を辞める事はネガティブな事ではない


という事です^^

寧ろ「習い事を辞める事を考える機会」って、実はプラスの出来事であったりもするのです。

というのも、

・(例えば今回のように)先生やコーチなどのやり方が子どもに合わない
→自分に合う取り組み方が分かり始めてきた機会
故に『自分にあったものを求め始めている』というプラスの機会

・入会当初のように楽しめない
→本当にやりたい事を見つけ、切り開いていく力があるという事
受け身な感覚じゃないから起きる事
実は自主性の芽生え!


などの表れでもあるから。

もちろん、理由を聞いていくうちに子どもの本心が「練習が大変だから…」や「みんなみたいに上手く出来ないから…」などを理由にし伝え始めたのであれば、

・自信付けとなる言葉掛け
・前向きな心持ちを育てるような言葉掛け


となる言葉を掛け、話し合っていく事は大事です。

ですが、そうでない場合は『辞める』という選択肢はあって全然OKです。

よく、

嫌だという時に辞めさせると「辞めグセ」が付くのでは?


といった心配を持たれるおうちの方がやはり多いです。

でもですね、「辞めグセ」って付かないです。

「やりたい!」と思うもの、興味持つものに出会えてないだけであると同時に、

辞めグセとなる退会になるか否かは、習い事を辞める時のおうちの方の関わられ方による


ものだから^^

習い事を辞める選択肢を選ばれた場合、例えば

「今の先生のやり方と、●●ちゃんがやっていきたいやり方とは、ちょっと違かったかな?
でもこれって、●●ちゃんが▲▲(習い事)を楽しむ方法を自分で見つけられているからだよね^^
その楽しみ方とピッタリ合う先生が見つかるとよいねー!」

(別のお教室を探すか否かは関係なく、伝えてみる。)


「今はこの習い事を思いっきり楽しめないというのは、他に何か新しく楽しめるものと出会えるチャンスの時なのかもね!
『これやりたい!楽しい!!』と思えるものが新しく見つかると良いね!」


などといった言葉を掛けてあげると良いのです。

先日のこちらの記事ではないですが、「あ!そっか!!そういう事か!」と子ども自身が思えるような言葉を掛ける事で、「習い事を辞める」事が次なるステップと受け止め、他に集中できるものを探し出すようになります^^

習い事で大事な事は続ける事でもなんでもなく、『本人がそこに向かう時の気持ち』です。

ここのコンディションが整っていないと、どんなに良い習い事をしていても、もったいない時間となってしまいますし、習い事を通して育てたい力(人間力)が育たないですからね^^

「辞める」は次のステップ、成長と捉えた関わり、大事です。

バイリンガル子育てでは、英語力を育てるのではなく『個』を活かし育てていく上で英語に触れていく形が大切です。

その『個』を育てていく上で鍵となるものの1つが、こういった機会を通しての「人間力育て」なのです^^

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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
「子ども・自分・家庭」について、自由に話せる場です。

 

✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

📍「進路って、そもそもなんだろう?」

📍「わが子の“特性”、どう言葉にすればいい?」

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そんな空気感を一緒に味わいたい方、ぜひどうぞ。

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月1Lab. (セミナー)

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テーマを絞ってお届けするセミナーです。

 

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「今だからこそ役立つリアルなテーマ」をピックアップ。

 

または皆さんのリクエストに応じて、

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広い視点で“学びのヒント”を共有します。

 


専門性と現場経験に基づいた実践内容
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