おうち英語なバイリンガル子育てだから知っておきたい、求められる英語力とこどもに育みたい力

  • 2020-08-07
  • 2021-03-08
  • Blog
こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

以前のブログ記事にも書いていますが、私は

英語教育ではなく、『英語ある教育』


について日々お伝えしています。

『英語』と特別な括りにする必要はなく、

『英語』という1つの事にフォーカスを当てなくても、かけ流しなど少しでも英語に触れる機会がありこどもの諸々の発達を活かせば『学ぶ力(学びとる力)』も『英語力』もこどもの個性と共に伸ばしていける


ので、英語を特別「教育」しなくてもよいという考えです。

お仕事柄、英語業界で活躍されている方たちとご一緒する機会も多いですが、そういった方達の多くも「英語教育というワードがなくなればいいのに…」とよく口にしています。

便宜上「英語教育」というワードを使う事はありますが、私も同じ考えだったりします。

『英語教育』が存在する事で、「英語」にのみフォーカスが当たってしまい過ぎてしまうからなんですよね。

そう、「英語教育というワードがなくなれば良いのに…」というのは決して、「英語は習得しなくても良い」という事ではないです。

こどもへの英語教育や英語のあり方等は
常にブラッシュアップしてみていく必要アリ。


よく、『今までの英語教育は…』と今までの英語教育は見直した方が良いという言葉を見聞きしますよね。

確かに、今までの英語教育に関しては見直していく必要はあるでしょう。

ただ、見直していくべきところは『英語教育』だけではなく『英語』そのもののあり方/立ち位置でもあると思うのです。

以下のリンク先の記事にも書いていますが、時代と共に求められる『英語』は既に変わっていっています。



時代と共に求められる英語力が変わっていくのは、時代により進化し続けているAIと共存していく為の術でもあるからですね。

だからこそ、「これからはどう英語と付き合っていったら良いのか」を理解する事はとても大切になっていく訳です。

これからAIが益々活躍していくからこそ
今のこどもに求められる英語力


目まぐるしい程に、AIの進化がみられる日々。

これからの時代はもっとAIは進化し、益々活躍していくのは必然的ですよね。

それと共に精度を上げ優れたものになっていくものの1つが『翻訳機』。

既に今市場にある翻訳機は割と良い仕事をしてくれたりしています。

それにより、もしかしたら今後「翻訳機を使う事が、そして翻訳機を併用していく事が当たり前になる」かも知れません。

『併用』というのは例えば、昔は洗濯板を使って手で洗濯していましたが、今では『洗濯機』という電化製品ができた事で機械に任せ、必要な時は手洗いとの併用をしたりするそれと同じように…。

このように翻訳機が更に精度を上げていく訳ですが、「じゃあ、英語を習得する必要ないのか」といえばそれはNo。

なぜならば、AIにも弱点があるからですね。

洗濯機が部分的なシミ汚れを落とせないのと同じように…

『どれだけ物事を説明できるのか』
これがこれからを活きるこどもに求められる力


翻訳機となるAIの弱点となるものの1つが、

『読み取る力/汲み取る力』はない


というところ。

そう、

・言葉と言葉の行間を読んだり
・文脈から意味を理解したり
・海外にはない概念の言葉をうまく訳したり


する事を翻訳機は苦手とするのです。

『翻訳機を併用しながら…』というのは、翻訳機が苦手とする部分を『人間が補う』という事が必要になるからなんですよね。

その部分を補うべき英語力として求められるのは、いかに『説明する事ができるのか』という部分。

ただこの『説明する力』は英語で言えるか言えないかよりも、

おうち英語なバイリンガル子育ての場合、そもそも情景等を読み取って、複雑な物事をシンプルに説明する力/表現する力 が英語力以前に日本語でもあるのか否か


なんですよね。

というのも、説明する力は言語云々の前の『思考の仕方』が1番のポイントですから、その思考を1番作り上げていってくれる母国語でどれだけ運用できるのかがポイントになってくる訳です。

だからこそ今こどもたちに付けていってもらいたい力は、第一言語(母国語)での『読み取る力/汲み取る力』そしてそこからの『説明する力』『表現する力』に繋がるもの。

それらが育っていく事が『これからの時代に求められる英語力を身に付けていく』事に繋がる訳です。

そう、

英語だけに注力を注ぐのではなく、母国語伸ばしからの角度から英語力を伸ばす事も必要


なのです。

英語習得の目的は、信頼関係を築いていく為となっていく


先にも書きましたが、今後AIと共存していく事を考えた時に『AIが苦手とするからこそ私たちに出来ること』をしっかり見極めていく必要はあります。

AIには『読み取る力/汲み取る力はない』からこそ、相手の事を汲んだコミュニケーションは図れないため、『信頼関係を築いていくという事が難しい』です。

そして、他者とコミュニケーションを図る上で

・表情や顔色
・声のトーン
・話す速度
・ジェスチャー
・視線
  …など


の、言葉以上に大きな役割を果たす「言語に頼らないコミュニケーション」を意味する『非言語コミュニケーション』の部分をAIが持ち合わせていくのはまだ難しいもの。

『非言語コミュニケーション』を通して伝えるものはイコール『自分らしさを最も出す部分』ともいえます。

そう、だからこそ必要なのは、『英語』という言語以前の『コミュニケーション力』もなんですよね。

『英語』も大切だけれど、これからの時代は
よりそれ以前のものも大切となっていく。


今後も『英語』は大切です。

英語が「話せる」だけではなく「読み」「書き」もできた方が良いです。

良いですが、ただそれが出来るだけでは本当の意味での『英語が出来る』というものに繋がらなくなっていくのがこれからの時代。

しっかりと土台を育てていく事が大切です。

そして以前、動画でもお伝えしておりますが言語習得が進むのは本人の『個』を育んでいく興味関心と心持ちです。



だからこそ、

『今何を大事に関わっていけば良いのか』を大切にしていった先に付いてくる英語力がこれからの時代に求められる英語力だからこそ、英語にだけフォーカスを当てずにこどもと関わっていって欲しい


と思うのです^^

このように、

・先々を見据えながら
・こどもの諸々の発達を活かしながら


行っていく事が、グローバル時代に活きるバイリンガルを育てていく子育てに必要な事。

故にこちらの『英語をこどもの個性を活かすツールに!グローバル子育てオンラインカレッジ』では、そのような部分に併せ、どう関わっていけば良いのかについて毎回お伝えしている訳です^^


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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
「子ども・自分・家庭」について、自由に話せる場です。

 

✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

📍「進路って、そもそもなんだろう?」

📍「わが子の“特性”、どう言葉にすればいい?」

📍「子育てとお金の話、どこまで話す?」

 

 

“雑談なのに、深い”。
そんな空気感を一緒に味わいたい方、ぜひどうぞ。

問いを深める、月1回の学びの時間

月1Lab. (セミナー)

おうちの方向けに月1回、

テーマを絞ってお届けするセミナーです。

 

毎月

「今だからこそ役立つリアルなテーマ」をピックアップ。

 

または皆さんのリクエストに応じて、

英語・発達・思考・海外教育・受験 など、
広い視点で“学びのヒント”を共有します。

 


専門性と現場経験に基づいた実践内容
難しい話も「わが子にどう活かせるか」が見える設計
アーカイブ付き・繰り返し視聴OK

 

 

「知らなかった」を「やってみたい」に変える。
そんな時間をお届けしています。