おうち英語なバイリンガル子育てでは、『英語のインプット素材』の1つとして、
・DVD
・YouTube
・YouTube
などの『動画』素材は、とても役立つものの1つ。
役立つものの1つではあるとはいえ、動画等を見る時間をあまり設けたくと思われる方も少なくないと思います^^
我が家も、「基本的にテレビなどの動画なし育児」のスタイルですので、分かります^^
DVDやYouTubeなどの動画とは、上手に付き合っていきたいものですよね!
…という事で今回は、そんな
動画との上手な付き合い方
について書いてみようと思います^^
目次
こどもへ動画等を与える時に先ず考える事
DVDやYouTubeなどの動画視聴との上手な付き合い方をしていく上で大切なのは、
動画視聴をする上で得られるメリットとデメリットを理解し、各々を汲んだ上で付き合っていく
事ですね。
動画視聴に関しては不安などがつきものですが、決してデメリットだけでなくメリットももちろん存在するもの。
だからこそ大事な事は、メリット・デメリットを知り、『メリット』を活かしながら、動画視聴を通して得る『デメリット』部分を補う関わりを大切にされていく事が大切です。
動画等の視聴により、こどもが得られるメリットとは…
では、動画等の視聴によりこどもが得られるメリットは何か。
それは、
・語彙が増える
・理解を促すものとなる
・新たな興味関心や好奇心に繋がる事がある
・理解を促すものとなる
・新たな興味関心や好奇心に繋がる事がある
という点。
DVDやYouTubeなどの動画を通して、様々な新しい言葉を知り、語彙が増えたり…。
ニュース等を見る事で様々な社会問題に目を向けるようになり、そこから興味関心が広がったり…。
また『動画』だからこそ、普段理解しにくい事象等について理解が深まったり…なんて事もありますよね。
そういった姿は、お子さんを通しても見受けられた事が多い部分だと思います^^
うちの子も最近ではクイズ番組が好きでそれを通して知識を増やしたり、ニュースも好きなのでそれを通して社会問題にどんどん目を向けるようになっていったりしていますね。
また、科学的な事象でなかなか再現が難しいものなどに関しても動画を通して深めていったり…と普段理解しにくい事象等への理解にも確かに動画は役立っています^^
動画等の視聴が与えるこどもへの懸念事項とは…
では、動画等の時間がこどもに与える懸念事項とは何なのかを今度は見ていきたいと思います^^
デメリットとされる懸念事項として1番にあるのは、
映像から得られる情報の量の多さ
からくるもの。
この『映像から得られる情報の多さ』により生まれるデメリットとして、
・脳が情報処理をする事に一生懸命になってしまい、その他の活動がしにくくなる
→つまり、『理解』や『記憶』への定着に時間を要する
・情報(映像)を追いかける事に夢中になり、想像力を働かせる暇がない
→動画等からはこどもの想像力を伸ばし辛い
・次から次へと情報をぽんぽんと与えてくるので、
自分から情報を取りに行く必要がなくなっていく
→自ら物事を取りに行くといった学ぶ姿勢が伸び辛くなる
→つまり、『理解』や『記憶』への定着に時間を要する
・情報(映像)を追いかける事に夢中になり、想像力を働かせる暇がない
→動画等からはこどもの想像力を伸ばし辛い
・次から次へと情報をぽんぽんと与えてくるので、
自分から情報を取りに行く必要がなくなっていく
→自ら物事を取りに行くといった学ぶ姿勢が伸び辛くなる
というものがあります。
デメリット事項としてあげられる「理解力」「記憶力」「想像力」「学び取る力」どれも各々、こどもに育てていきたい大切な力です。
特に「自ら学び取る力」に併せ、『想像力が伸ばし辛い』というのはかなり大きいですね。
よく『動画視聴時間が長いと国語力が落ちる』といったデータがあったりします。
それはこの「想像力」にも繋がっている訳です。
その理由とリンクする記事がこちらですね。
また、『英語力』を付け、伸ばしていく上で、欠かす事のできない力の1つが『想像力』でもあります。
下記のブログ記事に理由と共に書いていますが、英語は英単語や英文等の意味を覚えるのではなく「意味イメージ」をもっていく事が大切です。
…とこのように、
英語習得のツールの1つとしてのDVDやYouTubeなどの動画の導入は、時に習得をもどかしいものにさせてしまうという懸念事項があるからこそ、上手に付き合っていく必要がある
のです。
こどもにとってより効果的な動画視聴の仕方とは…
DVDやYouTubeなどの動画視聴と上手に付き合う上で大切なのは、先にも書きましたが『メリットとデメリットをしっかり把握する事』。
特にデメリット面を理解し、そこから受け取るものを少しでも少なくしていくような環境で付き合っていく事が大切ですね。
動画視聴に得られるマイナス部分は、『情報量が多い』事から生まれる色々です。
だからこそポイントなのは、『情報量を減らす』『次々に入ってくる情報に対して隙間を作る』事。
そこで動画視聴をより効果的ツールにしていく上でオススメしている関わりが、
・ある程度、絵本等でそのテーマに関する情報を仕入れてから、動画を見る
→既知情報があると、動画を見る際に思考に余裕ができる
(新しい情報が多すぎると、処理が追い付かなくなり過ぎるので。)
・なるべく視聴中に声を掛け、情報追いに夢中になってしまっているところに隙間(休憩)を
作る
→「これについてどう思う?」など、立ち止まり考える時間を設けながら、
「想像する時間を確保」する。
・動画を見終えた後、その動画の内容を元に色々と学びを広げてみる。
→動画を学びの通過点としていく事で、さらに学び広げようとする
『学びを取りに行く姿勢』が育っていく。
→既知情報があると、動画を見る際に思考に余裕ができる
(新しい情報が多すぎると、処理が追い付かなくなり過ぎるので。)
・なるべく視聴中に声を掛け、情報追いに夢中になってしまっているところに隙間(休憩)を
作る
→「これについてどう思う?」など、立ち止まり考える時間を設けながら、
「想像する時間を確保」する。
・動画を見終えた後、その動画の内容を元に色々と学びを広げてみる。
→動画を学びの通過点としていく事で、さらに学び広げようとする
『学びを取りに行く姿勢』が育っていく。
といった関わりです。
これらの部分を気を付けているだけで、動画から得られる効果は増え、受け取ってしまうマイナス部分は少なくなっていきます。
もちろん、ものによっては『何かの体験の前に動画を見せてから参加した方がその体験が活きる』というものもありますよね。
映像による視覚情報はこどもに『興味を抱かせる』というメリットもありますしね!
その時は、親子で一緒に視聴し、感想等を話したり…とたくさんの会話を織り交ぜながら触れるようにしていく事がやはりポイントですね!
英語習得であったり知識習得などとして役立てたい動画をより効果的なものとし、なるべくマイナス部分を受け取らない形としての関わり方は上記のような形になります。
よかったら参考にされてみてくださいね!
もちろん、受け取るマイナス部分を考えて『視聴時間をなるべく設けず、視聴したら受け取ってしまいがちのものを、普段から伸ばしていく関わりを心掛ける』事は大切です。
ただ、「TVや動画は悪ではない」ので、ご家庭にあった形で上手に付き合っていってもらえたらと思います^^