おうち英語にチェス&将棋を活用!遊びながら思考力と英語力UP

、こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。

『おうち英語』というと、どんな取り組みを思い浮かべられますか?

・英語の動画を見せる?
・フォニックスを練習する??
・英語の絵本を読む???

もちろん、どれも効果的な方法!

ですが、このブログでよく『英語力は英語であげるものではない』と書かせて頂いていますが、実は『日本語での時間』だって、ばっちり『おうち英語』につながる時間なんですよね。

今回、その1つとしてテーマにするのが、チェスや将棋。

これらのゲームで遊ぶ事って、巡り巡って英語習得にプラスに働くものとなるんですよね^^

それは、こどもがチェスや将棋に夢中になっている時、脳のさまざまな領域が活発に働いているから。

例えばチェスや将棋をしている際の

・戦略を考える
・先を読む
・パターンを覚える
・視覚的に情報を整理する

…などなどは、英語習得に必要な脳の働きとも深く関わっている訳です。

チェスや将棋に夢中になっている時って、脳の様々な領域が活発に働く時

ここでポイントなのが、『英語で遊ぶ』ことが必須ではないということ。

日本語でチェスや将棋を楽しむだけでも、英語習得において後々プラスの影響を与えてくれるんですよね。

最近、娘が『チェス』を楽しみ始め、1日中…いや、日々…チェス三昧なので、今回はそれをきっかけにちょっと

チェスを通して得られる効果をおうち英語なバイリンガル子育て視点で書いてみる

ことにしようと思います^^

そもそもこどもがチェスに興味を持ったきっかけは?

『チェス』って、なんだかかんだで身近なイメージもなく、どこか馴染みのないようなゲーム。

故に、「きっかけは何?」と聞かれる事もよくあります^^

我が家の場合、

・娘が好きな算数や数学の学びの場(オンラインでのイベント等)でチェスについての話が雑談等でよく出てくる事があり、それにより『チェス』というワードを耳にする機会がちょこちょことあったから

・小学校の放課後教室にいたお兄さんたちがチェスをしているのを見たから

・休校期間中に見始めた『ハリーポッター』にチェスのシーンがあったから

…と、「小さなきっかけの積み重ね」が突然爆発した感じです。

「チェスがやりたい!チェスを買ってください!」と突然懇願され(笑)、そこからチェスをやり始めた感じです。

チェスのルールは、YouTubeにあるこども向けチャンネルから

「チェスがやりたい!」と言われても、私は全くできないのでルール等を伝えるのはムリ!

…なので、お世話になるのはやっぱりYouTube^^;

YouTube様さまでありがたい限りです。

我が家がお世話になったチャンネルはこちらのチャンネル。

基本的に新しい事柄は英語から収集することが本人の希望的にも多く、英語で情報収集をしているタイプです。

これも

・CTP絵本を通して知識を得る
・英語図鑑などを絵本の延長のように本棚に存在させる
・『与える』ではなく『選択肢』として英語関係とは付き合う

といった環境が、英語で情報を収集をすることへの『当たり前化』を作っていってくれている感じですね。

このYouTubeチャンネルは、”ChessKid” というサイトが持っているYouTubeチャンネル。

サイト”ChessKid”では、

・チェスについて学べたり
・ロボットやランダムに当てがわれた対戦相手とオンラインで対決ができる
・チェス仲間をサイト内で作れる

といった事ができたりします。

個人情報を入れる事なくこどものアカウントが作れ、こどものアカウントに紐づけて親のアカウントも作る事ができ見守る事ができるので、基本的に安全なサイトです^^

チェスや将棋で育つ力とは?英語習得にどう活きる?

海外では国によっては、小学校で必修化されていたり必須スキルとして扱われていたりする『チェス』。

海外では国によっては、チェスが小学校で必修化されていたり必須スキルとして扱われていたりする

そんなチェスや将棋をしている時、脳のさまざまな領域が活発に働いているので、やっぱりメリットはいっぱい!

・思考力
・認知力
・感情のコントロール

など英語学習にも役立つスキルへと繋がっていくんですよね。

ここでは、チェス・将棋が育む力を3つのカテゴリーに分けてお伝えしてみますね!

①思考力を鍛える!「考える力」が育つ

パターン認識能力の向上
 ┗ 駒のさまざまな動きを覚えることで、「形」や「法則」を素早く理解する力が高まっていく
 ┗ 英語が持つ文章のリズム(文法ルール)や単語のパターン(ライミングやフォニックス含む)を身につけていく力にもつながる

問題解決力 & 論理的思考力が育つ
 ┗ 相手の動きを考えながら自分の最適な一手を導き出す経験を通じて、「どうすれば勝てるか?」と論理的に考える週間が身に付く
 ┗『相手に届ける』『相手の心を動かす』力が求められる英語のスピーキングやライティングで『伝わる文章の組み立て力』に活きる。

先を読む力(予測力)が高くなる
 ┗ 相手の次の一手を考える事で、「もしこう動いたら、次はこうなる」という未来予測をする力が育まれていく
 ┗ 先を予測・予想する力は、「この文章の次に何が続くのか?」をよそくしながらリーディングを進める力にもつながる

比較分析力が高まる
 ┗ チェスや将棋をなん度も繰り返す事で、「勝つためにはどんな手が良かったのか」など、過去のゲームを分析する週間がついてくる
 ┗ 英語学習でも「このフレーズは、どんな時に使うのが適切か?」と考え、使う力に自然とつながる

チェスはこどもの思考力を鍛える!「考える力」が育つ

②認知力を育む!「見える力」「考える力」が育つ

ワーキングメモリ(短期記憶)が育まれる
 ┗ チェスや将棋では「1つ前の手」を覚えながら、「次の一手」を考えるという思考スタイル。
 ┗ 「同時に複数の情報を覚えておく力」は、英語のリスニングや会話の流れを理解するのに必要なもの!

視覚情報処理&空間認知能力の向上
 ┗ 駒の配置を瞬時に把握し、次の動きを考える事で、視覚的に情報を処理する力が育まれる
 ┗ 英単語のスペルを瞬時に認識したり、英文の構造を理解するのに活きる力

イメージ力が育つ
 ┗「この駒をここに動かしたら、相手はこう来るかも???」と考える時間が「目に見えない情報を頭の中でシミュレーションする力』伸ばしていってくれる
 ┗ 英語のスピーキングやライティングで、「何をどう伝えるか」を考える力につながっていく

チェスはこどもの認知力を育む!「見える力」「考える力」が育つ!

③感情のコントロール&コミュニケーション力が育つ

相手の気持ちを察する力(共感力)が育まれる
 ┗ 「この手を使ったら、相手はどう感じるかな?」と考える事で、他者の気持ちを想像する力が育まれる
 ┗ 英語のコミュニケーションやディスカッション力にもつながるもの!

自制心・感情のコントロール力が高まる
 ┗ チェスや将棋では負けた時の悔しさをどう受け止めるかがポイント!「負けるのが悔しい!でも次はどうすればいい?」と考える経験が自制心や粘り強さを育むものとなる。
 ┗ 英語学習でも「間違えても大丈夫!」と思えるメンタルにもつながる

自尊心を育む
  ┗ ゲームに勝つ経験・負けた時のフィードバックによって、「自分は頑張った!」と感じられる力を育む
  ┗英語習得のモチベーション維持にも繋がっていく

「考えるって楽しい!」という思考週間が育つ
  ┗チェスや将棋を通じて、「考えるのが楽しい!」と感じられる子は、学習面であったり新しいことへの挑戦だったりに前向きに向かえるようになっていく
  ┗ 日本と違う文化だからこそ、言葉から感じられる価値観だったりに触れること、知っていくことに『楽しい』というポジティブな姿勢に繋がっていく(異文化理解や英語を通じた『世界を知る楽しさ』につながる)

チェスや将棋はこどもの感情のコントロール&コミュニケーション力が育つ



こういったメリットがチェスや将棋は本当たくさんあるんですよね。

チェスや将棋は、英語学習の土台を作る!

英語を話せるようになるためには、「英語で遊ぶ事」が必須だと思われがち。

ですが、実は『学びの土台を育むこと』こそが、後々の英語力に大きく影響を与えるものです。

チェスや将棋のような遊びを通じて、

『考える力』『見る力』『感情をコントロールする力』を育むことで、英語を習得するための準備が整い、それによりスムーズに吸収できるように

なるのです^^

具体的なポイントについて、整理してみますね!

英語で遊ばなくてもOK!考える力・見る力が育つことで英語力も伸びていく!

「英語の本を読ませなきゃ…」「英語の動画を見せなきゃ…」と焦ってしまうこと、ありますか?

ですが、英語習得は『英語をたくさん聞かせたりすること』だけが重要ではないんですよね。

英語って、『情報を処理する力』が必要な言語。

特にリーディングやリスニングには

・パターン認識力
・空間認識力
・短期記憶(ワーキングメモリ)

が関係しているんですよね。

英語は「単語を覚える」「文法を暗記する」だけでは身につかない言語だからこそ、こうした学びの土台を育むことがおうち英語の鍵になるんですよね。

英語で遊ばなくてもOK!考える力・見る力が育つことで英語力も伸びていく!

おうち英語は『英語を話すこと』だけでなく、『学びの土台づくり』

『おうち英語』と聞くと、「とにかく英語を話す機会を増やさなきゃ!」と考えられる方多いもの。

ですが、実は英語を話す前よりも前に、それを吸収していく脳の準備をしておくことが大切!

例えば小さな子に「What’s your name?」と教えても、スムーズに言えるようになるまで何日かかかったりするもの。

ですが、中学生なら、一度聞いただけで「なるほど!名前を聞く時に使うんだな!」と理解し、その場で覚えてしまったりしますよね。

これは『認知力』や『思考の土台』が成長しているからこそ、吸収できるスピードが違うからなんですよね。

だからこそ、

おうち英語は英語を話すことだけでなく、思考力や認知力を育むことが大切

なんですよね^^

チェスや将棋は、その英語をスムーズに習得するための下地つくりとして活きるアクティビティなんですよね!

おうち英語は『英語を話すこと』だけでなく、『学びの土台づくり』

無理に英語を使わなくても、英語脳は育める!

・英語を話すことよりも学ぶ土台を作ることが先!
・チェスや将棋は日本語で遊ぶだけでも英語学習に活きる!
・『考える力』『視覚処理力』『感情コントロール力』が英語力につながる!
・おうち英語の本質は『学びを楽しめる環境を作っていくこと』!

英語のアウトプットを焦って求めるよりも、まずは学びを楽しめる土台を作ることが大切。

そのためのツールとして、チェスや将棋のような遊びを楽しんでみる。

そういった角度のおうち英語も大切にしてみてもらえたら…と思ったりします^^

因みに、おうち英語を色々な角度から楽しむヒントは、オンラインカレッジで受け取っていただく事ができます♪

英語をこどもの個性を活かすツールに!グローバル子育てオンラインカレッジ


さて、特に学習的な事は殆どせずチェスをしている感じの娘ですが、先にも書いたようにチェスからはたくさんの効果が得られるので、どんどん飽きるまで楽しんで欲しいと思っています^^

何よりも、

こどもに伸ばしていって欲しい力が伸びていくものをこちらが与えるのではなく、『こどもが興味関心を示している遊びからはどんな力が伸ばしていけるのか』と視点を変えて関わってみる

事が大切!

いつ、飽きるのか…

そしてスキルは上がっていくのか…

…と色々なワクワクを持ちながら楽しみながら見守っていきたいと思っている次第です^^

おうち英語にチェス&将棋を活用!遊びながら思考力と英語力UP
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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
「子ども・自分・家庭」について、自由に話せる場です。

 

✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

📍「進路って、そもそもなんだろう?」

📍「わが子の“特性”、どう言葉にすればいい?」

📍「子育てとお金の話、どこまで話す?」

 

 

“雑談なのに、深い”。
そんな空気感を一緒に味わいたい方、ぜひどうぞ。

問いを深める、月1回の学びの時間

月1Lab. (セミナー)

おうちの方向けに月1回、

テーマを絞ってお届けするセミナーです。

 

毎月

「今だからこそ役立つリアルなテーマ」をピックアップ。

 

または皆さんのリクエストに応じて、

英語・発達・思考・海外教育・受験 など、
広い視点で“学びのヒント”を共有します。

 


専門性と現場経験に基づいた実践内容
難しい話も「わが子にどう活かせるか」が見える設計
アーカイブ付き・繰り返し視聴OK

 

 

「知らなかった」を「やってみたい」に変える。
そんな時間をお届けしています。