レゴのステップアップの仕方と収納の仕方が更にクリエティブな効果をこどもに与える

こんにちは、こどもの発達と個性を活かすからできる!グローバル力も育つバイリンガル子育て、林智代乃です。

先日、『レゴが知育効果以外におうち英語なバイリンガル子育てに与えるメリット』という記事を書きました。


小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の場合、なかなか取り入れる事が難しい現実もあったりすると思いますが、早くから触れなければ…ということはないので、タイミングが来た時に良かったら…な感じです^^
(話ズレますが、我が家には何でも食べちゃうワンちゃんがいるので、実際はレゴ遊びは油断ならなくて大変です^^:)

そんなレゴについて今回もちょっと書いてみたいと思います^^

今回はレゴを購入する時、そしてレゴを利用している時にふと立ち止まり考えられたりするであろうテーマを中心に書いてみますね。

もちろん、『グローバル時代に活きる子を育むおうち英語なバイリンガル子育てをしていく上でのメリット』という視点から書いてみますよ^^

レゴには大きく分けて2つの種類がある


『レゴ』と一言でいっても大きく分けて2つの種類がありますね。

因みに我が家は、『レゴクラシック』を娘が3歳の時に導入し、シリーズものには2年生の夏に初めて手を付けた形です。

娘は元々、「これを作りましょう!」といった『ゴールあるもの』に取り組む事を好まないタイプ。

それ故、クラシックに入っている色々なものの作り方が載っている付属の本すらを活用する事もなかった程。

それもあり、とりあえず、本人中から『これが作りたい!!!』というものが出てくるまで、シリーズ物に手を付けるのは待った感じですね。

では、各々を見ていきたいと思います^^

【レゴクラシック】


レゴには、【クラシック】と呼ばれる黄色いアイディアボックスがありますね!



レゴクラシックの良いところはやはり、

ゴールのないセットだから、自由発想で色々と組み立てていける



というところ。

我が家の娘も、「おうち」だったり…「街」だったり…「クルマ」だったり…と、その時々、色々なテーマで作ったりしていますね。

本当にゴールがないからこそ、

・創造性
・独創性



をのびのびと伸ばしていってくれる時間を過ごす事ができるセットですね!

各々のテーマの世界を作り広げていくような
【シリーズもの】


”LEGO City” ”LEGO friends”などといった、各々のテーマの世界を作り広げていくような【シリーズもの】がありますね。


まさに我が家の娘が今、ハマっている『ハリーポッター』ものもこの類ですね!

レゴは、基本セットとシリーズもの、どちらがいい?

このように、レゴには大きく分けて『2種類』あり、「どちらの方が良いかなぁ…」とスタート時は悩まれる方も少なくないと思います^^

そんな時、やはり物事を考えていく上で大切なのは、『各々のメリット』を考え出す事ですね!

そして、そこに掛け合わせて考えていきたいのが、

「今、こどもに伸ばしていきたい力は何なのか」と、『我が子の発達』と『これから求められる力』とを併せて考える見方

になっていきます^^

因みに個人的には、お子さん自身に「これが欲しい!」というものが強くないようであれば『クラシック』からのスタートで、もし興味が深まれば『シリーズもの』への移行といった流れをおすすめします。

それは以下の考えからですね。

発想力・独創力…
これからの時代に必要な力を考える


これからの時代を表す言葉として作られた造語、『VUCA』という言葉があります。

オンラインカレッジでは、この言葉について何度かお伝えしているのでメンバーさんたちにはお馴染みになりつつある言葉ではありますが、まだまだ子育てに関する情報の中で見聞きする機会は少ないですよね。

このVUCAとは、

【Volatility】
 →変動性
 
【Uncertainty】
 →不確実性
 
【Complexity】
 →複雑性
 
【Ambiguity】
 →曖昧性


…と、各々の言葉の頭文字から取って作られた造語となります。

このVUCAという言葉の語源となる各々の言葉を見てみるとこれからの時代は、本当に「予測できない事」が当たり前のように起きる時代というのが分かりますよね。

今起きている「新型コロナウィルス」を見てもそうですね。

今まで通用した事が、当たり前のように通用しない世の中になる事があるという事。

だからこそ、これからの時代に必要な力は、

・自ら課題を見つけ、正解のない中で答えを導き出す力

・与えられた条件や設定の中で『自分なり』を表現する力

です。

そしてその力を支えるものとして今必要となるのは、『こどもが持っている個性的な視点』を育む機会なんですよね。

なぜならば、そこには『自由な発想』があるから^^

また、これも以前オンラインカレッジでのセミナーでお伝えさせて頂いておりますが、

『独創性』『創造力』などのクリエティブな力は、『自己肯定感』が元になって生まれる力なので、そういった意味でも『こども自身が持つ個性的な視点』を発揮する機会というのはとても大切



なのです。

STEM教育がSTEAM教育に変わった背景から考える


因みに、今あちらこちらで聞く機会が増えている『STEM』というワード。

STEMとは、

【Science】
 →科学
【Technology】
 →技術
【Engineering】
 →工学
【Mathematics】
 →数学

の頭文字から作られた造語で、2000年に入ってアメリカから広がった、これから先の時代に向けて必要な力を育んでいく機会を意味する新しい教育法です。

ですが、これも数年前から、

STEMにARTを意味する『A』が加わり、今では、【STEAM教育】と表す



ようになっています。

これも、AIと共存していくこれからの時代、独創性がとても大切だからこそ、ARTという機会を通してこどもたちには自分の持っている感性をどんどん磨いていって欲しいという思いがあるからですよね。

そういったこれからの時代を見据えた教育法からも見ても、

レゴのクラッシックセットは、これからキーワードとなっていく「自由」と「自分で決める」という経験がたくさん積める機会なのでおすすめ

なのです^^

各々の世界観を大切にしたレゴのシリーズセットから得られる効果


では、「これが出来上がる!」などのゴールがある形となるレゴのシリーズセットからは得られる効果は少ないのか…と言えば、もちろんそんな事はありません^^

レゴのシリーズセットから得られるものは、

色々な作り方のヒントが得られたり、ギミックの作り方を知ったり…とそこから広がる世界観がある

という部分^^

また、

説明書を見ながら作るという作業は、

作り方を見て、その作り方を一時的に『頭の中に記憶(インプット)』し、

頭にインプットした作り方を『アウトプット』し、実際に作ってみる



といった『インプットとアウトプットの作業』を常に行う時間。

故に「説明書を見ながら作る」という作業って、実は英語の「インプット力とアウトプット力」に繋がる脳トレに似たような時間でもあるのです。

もちろんそれだけでなく、

説明書とレゴなどの玩具の間をいったりきったり目を動かして行う作業は、『物事に対しての認知力を上げ』る時間にもなり、また『空間認識能力を上げ』る時間にも繋がる脳トレ時間とも言える


ので、レゴのシリーズものからはそんな効果も得られる時間となるのです^^

もちろん、物事に対する認知能力は、言語習得にも大いに関係のあるものですよ^^



このように【クラシック】にも【シリーズ物】にも各々のメリットがあるもの。

このメリットをより活かしていく上でも、

「作る」に欲が出るくらいに自由に創造する体験を【クラシック】から育み、そこで生まれた「作る」に対しての欲からの探究心を【シリーズもの】で伸ばしていくと、クラシックとシリーズものをうまく行ったり来たりできる


ので良いと思うのです^^

レゴの収納は、色別に分けずごちゃ混ぜが1番!


レゴで多くの方が困るのが『収納』だったりするようです。

「パーツを色毎に分ける」という形に落ち着く場合が多いようですが、個人的には

クラシックのレゴをパーツ毎であったり、色毎で分けて収納するのは非常にもったいない

と感じています。

なぜならば、あの雑多に混ざり合っているボックスに手を入れかき混ぜながらパーツを見つける作業って、

色々なパーツとの出会いが、「あ!これどうかな?」と色々と試す機会になり、「あ!こんなのを付けてみるのもありかも!!!」といった寄り道が出来たり…と、それこそ想像も創造も膨らむ最高の時間だから

ですね。

様々なものの使い方等を思いつく事、それ自体がクリエティブ。

なので、我が家はざざーっと混ざったボックスのまま。

なんなら、シリーズ物で多めに入れられていたパーツもクラシックの中に混ぜてしまっています。

そうすると本当に、ボックスの中で様々なパーツとの出会いがあり、本人も予定外のものを作ったり…発見があったり…と確かに楽しそうです。

雑多にレゴのパーツが混ざっているその空間こそ、ある意味小さなVUCAだとも感じる今日この頃です^^

もちろん!

お子さんが、「パーツ毎に分けたりして整っていないと落ち着かない」という場合は除いて…^^

レゴのステップアップの仕方と収納の仕方が更にクリエティブな効果をこどもに与える
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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
「子ども・自分・家庭」について、自由に話せる場です。

 

✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

📍「進路って、そもそもなんだろう?」

📍「わが子の“特性”、どう言葉にすればいい?」

📍「子育てとお金の話、どこまで話す?」

 

 

“雑談なのに、深い”。
そんな空気感を一緒に味わいたい方、ぜひどうぞ。

問いを深める、月1回の学びの時間

月1Lab. (セミナー)

おうちの方向けに月1回、

テーマを絞ってお届けするセミナーです。

 

毎月

「今だからこそ役立つリアルなテーマ」をピックアップ。

 

または皆さんのリクエストに応じて、

英語・発達・思考・海外教育・受験 など、
広い視点で“学びのヒント”を共有します。

 


専門性と現場経験に基づいた実践内容
難しい話も「わが子にどう活かせるか」が見える設計
アーカイブ付き・繰り返し視聴OK

 

 

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