こどものオンライン英会話を始めるにあたって出てくるお悩み各々への考え方例

  • 2021-07-02
  • 2021-07-02
  • Blog
こどもの発達と個性を活かしバイリンガルを育てるグローバル子育て、林智代乃です。

今では幼児さんの利用も増えているくらい、おうち英語なバイリンガル子育てにおいてのツールの1つとして存在している、オンライン英会話。

場所・時間を問わず手軽にそして気楽に取り組めるツールもあり、利用されている方・利用を検討されている方も少なくないと思います。

そんなオンライン英会話に関して頂くご質問がいくつかありましたので、頂きましたご質問にお答えしていく記事を書いてみようかと思います^^

子どものオンライン英会話は何歳から始めると良い?
始めどきはいつ?


少し前までは、『オンライン英会話をこどもが受ける』って、ちょっと想像し難い感じでしたが、今では英語教室にお世話になるのと同じようなくらいの勢いで普通に習い事の選択肢に入っていたりしますよね。

画面越しの相手のとのやり取りが少しでもできるようになってきた3歳くらいからであれば、何歳から始めて良いと思っています^^

因みに、我が家は娘からのリクエストでスタートしたのですが、当時4歳でした。

オンライン英会話は、
やっぱり英語が話せてからのスタート?


うちは、まだ英語がそこまで話せないのでオンライン英会話はまだかなぁ…って思うんです。


といったメッセージを頂くことがとても多くあります。

これ、全く気にされなくて良い部分だと思っています^^

なぜならば、

オンライン英会話ってそもそも、英語が話せる人たちが雑談を楽しむ為のサービスではなく、英語が話せるようになっていく為のツール


だからですね!

話せない状態からのスタートであれば最初は『会話』という会話は、確かに生まれない場合が多いでしょう。

ただ、そんな時でも画面越しの先生は

・お子さんに話しかけてくれる
・お子さんのしている事に関して英語で実況中継みたいにしてくれる


というのがあるので、かけ流しとは違った良い英語のインプットになったりするのも確かです。

人は『自分に関係性や関連性がある』と興味を示し吸収をどんどんしていきます。

よく言う『こどもの興味あるものから広げていくと良いですよ!』というのは、そこからきているんですね。

故に、『自分に向かって話しかけてくれている』『自分のしている事にリンクしている』という時間って、実はインプット効果が高いものとなるのです。

たとえそれが、全く興味を示していなそうであっても^^

そんな時でも面白い程に吸収しているものなのです。

特に幼児期のこどもは、『無意識下で物事を吸収する事に長けている』時期ですからね!

オンライン英会話って、
同じ先生に予約し続けられるものなの?


この部分って、とても気になられるおうちの方が多いと思います。

また、オンライン英会話を辞めてしまう理由の1つに『同じ先生を取り続ける事が難しいから』というのも多くあったりしているようですしね。

『同じ先生を取り続けられるのか』に関しては、正に『運』だと感じます。笑

ただ、

どの先生もレッスン枠を設けている時間は大体固定されているので、いつもレッスンを受ける時間を決めていれば結構同じ先生にお願いできる事は多い


ですね。

娘も受ける時間は大体同じなので、よっぽどの事がない限り気付くとほぼ毎日同じ先生と過ごしています^^

毎回違う先生だと英語力が伸びるのか気になる…


同じ先生に当たる事で得られる安心感は、我が子が『慣れる』という部分だけでなく、『先生が我が子の事を把握してくれるから』という部分もあると思います。

確かに初めましてだからこそ、目の前のお子さんの特徴であったりを理解しきれていない部分はあったりすると思います。

ただやっぱり、『違う先生とのレッスンだから得られるメリット』おあるのは確か。

『発音』面に関しても『表現』の仕方に関しても『色々な英語に触れられる』というメリットが、違う先生に当たるからこそ得られるんですよね。

発音に関しては、やはり国ごとの特徴もあったりするもの。

以前、娘も南アフリカの方などのオンライン英会話をした事があるのですが、普段聞かないちょっとクセのある英語に最初は戸惑っていた事がありました。

ですがこのお陰で『色んな英語がある』という理解が進み、その理由から日本語と英語以外の言語がある事をここからより理解したという事がありました。

これは単純によい機会だったなぁ…と私は感じましたね。

また、『色々な先生と関わる事で、色々な言い回しに触れられる』というのも、色々な先生と当たる事で得られるメリットと本当に感じます。

やはり人には、『口癖』というものがあるもの。

例えば「褒める」時の言葉でも、ある先生は “great” がクセであったり、またある先生は “awesome” がクセであったり…といったような。

同じテーマで会話していても、そこで同じような意味の言葉を使うにしても先生によって使うフレーズや表現が違うので語彙力や表現力がドンドン増えるんですよね。

ですので、『慣れ』というところを抜かして考えると、『色々な先生に出会える』というのは単純にラッキーチャンスな気がしています^^

新しい先生に当たる度にする自己紹介時間が気になる…


オンライン英会話ではいつも同じ先生を指名できる訳ではないから、毎回自己紹介から始まるのでその時間がもったいない気がして…


といったお声もありました。

確かに毎回自己紹介していると、同じフレーズしか話していないような気がしてもったいなく感じる部分もあるかと思います。

ですが、

・名前や天気などいつも触れ慣れていると、英語で言える自信があるものがちゃんとできる。

・いつものくだりがある事で、安心から初対面でも緊張せずにレッスンを進められる。

・日本の英会話教室に通った場合、自国について話す機会があまりないので、とても良い経験

・自己紹介から広がる話こそが、『考える力』『考えて話す力』が育まれる


などなど、良い事づくしだな…って私は思っています^^

特に、これからの時代はより『どれだけ自分をアピールできるのか』が求められるような時代でもあります。

そんな部分への小さな積み重ねが新しい先生に会う度に積み重ねられていくと思うと、それはそれでラッキーな時間と感じますよね^^

良い先生の探し方ってありますか?


「良い先生の探し方はこれ!!!」というものが…特にないです…^^;

すみません(汗)

多くの方もそうだと思いますが、大切にしているのは『レッスンを受けるのは我が子だから我が子自身に選んでもらう』という事。

こちらで「この人、良さそう!」と思っても、紹介程度で最終判断はこどもにしてもらう。

そんな感じですね。

何よりも

『自分で選ぶ』という経験を通しながら「あ!ちょっと違ったな…」といった先生に会う事も大事。
 
それは色々な人が世の中にはいるといった縮図であり、そこから学ぶものの方が多いと思っているので寧ろそれはそれで当たり


と考えています。

これからの時代、自分の考えを述べる力を今まで以上に求められるようになります。

その時の強みの1つとなるものが、『色々なタイプの相手と出会う事』。

そう考えても、こうやって当たりハズレ気にせず人と出会う機会ってとても大切だなぁと感じています。

折角、自分が住む国と違う国の人と関われる機会でもあるオンライン英会話なのだから、『英語』だけじゃないものをどんどん育んでいって欲しいと思います^^

週回数が少ない場合、意味があるのか


オンライン英会話は、お願いする会社さんによって週回数が色々だったりしますよね。

毎日…のところもあれば、週に3回であったり週に1回であったり^^

頂いたご質問に

17時まで毎日公園で遊んでいるのでその後にやる元気が私も子どもにもありません。
なので始めるとなると外遊びの時間を短くしてやることになります。
幼児の今、週1程度なら英会話に当てる方がいいのかそれとも外遊びがいいのか。また週3くらいやるべきなのか。

アドバイスいただけますでしょうか?


といったご質問もありました^^

1つの方法としては、『朝受講する』というのもあります^^

我が家も割と早朝に受ける事があり、幼児の時も小学生の今も『朝6時』または『朝6時半』に受けたりしています。

朝受けるスタイルだと、生活リズムも良い感じついたり頭がいつもよりも冴えている感じがあったりしますね!
(学校には遅刻していく子ではありますが。汗)

…とはいえ、「朝は大変!」というご家庭もあるでしょう。

そういった時に次に考えるのは『この週回数で意味があるのか』という部分。

ここに関してですが、

どういった目的でオンライン英会話というツールを導入するのか


といった視点で考えられると良いかも知れません^^

『スピーキング能力を上げる為』という一択の目的であれば、週に1回で大きく飛躍する事は難しいかも知れません。

ただ、そうとも言い切れないのも

ゆるやかなペースではあるが、英会話教室とは違いマンツーマンの我が子の為だけのレッスン時間になるからこそ伸びる部分はあると感じる


ので、同じ『週1回』でも英語教室に通うのとオンライン英会話を利用するでは得られる効果も違うように感じたりはします。

ですが、やはり『スピーキング力向上の為』と考えた時、その緩やかながらの成長に費用対効果を考えられてしまう場合もあるかも知れません。

もしもねらいがそこであるのであれば、今思いっきり外遊びに力を注ぎ、そこで付けた体力を小学校以降にオンライン英会話時間に対応する力に変えてもいいかも知れませんね!

ただ、オンライン英会話を導入するねらいが

色々な人と繋がる楽しさを、コミュニケーションを取る楽しさを…そういったものをどんどん知って欲しい!
英語力はその先についていけばよい!


という事であれば、週に1回からのスタートで始めていくのは良いと思います。

そして、週1回のオンライン時間がより活きる時間になるように日頃から伏線を張っていく。

そうやって、オンライン英会話をする『意味』はこちらでどんどん見出していってしまえばいいのです^^

そうスタートしていく後に、「〜するべきかなぁ?」とこちらが考えなくてもお子さんの方から「1週間に出来る回数が増やせるなら増やしたい!」と伝えてきてくれるかも知れません^^

うちの子も4歳の時にオンライン英会話を体験した経験が「オンライン英会話を始めたい!毎日やりたい!」という気持ちになり、そのリクエストから始まりましたからね!

お陰でスタートして4年が過ぎましたが、今まで一度も嫌がった事はなく、どんなに遊んでいてもその時間には帰ってきたりしています。

そうなっていった時、その時間は主体的に参加する時間になるので、どんどん吸収し話すレベルも上げていってくれる時間となるでしょう^^

そして、その『もっとやりたい!』という気持ちから、1日の過ごし方をお子さん自身が考え、遊び時間とオンライン英会話の時間確保について考え始めるかも知れません^^



…といった感じに頂きましたご質問にザーッとお答えさせて頂きました!

近く、我が家のオンライン英会話が始まるまで…であったり、オンライン英会話の様子などを記事にまとめてみようかと思います^^

このブログ記事をフォローする

International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
「子ども・自分・家庭」について、自由に話せる場です。

 

✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

📍「進路って、そもそもなんだろう?」

📍「わが子の“特性”、どう言葉にすればいい?」

📍「子育てとお金の話、どこまで話す?」

 

 

“雑談なのに、深い”。
そんな空気感を一緒に味わいたい方、ぜひどうぞ。

問いを深める、月1回の学びの時間

月1Lab. (セミナー)

おうちの方向けに月1回、

テーマを絞ってお届けするセミナーです。

 

毎月

「今だからこそ役立つリアルなテーマ」をピックアップ。

 

または皆さんのリクエストに応じて、

英語・発達・思考・海外教育・受験 など、
広い視点で“学びのヒント”を共有します。

 


専門性と現場経験に基づいた実践内容
難しい話も「わが子にどう活かせるか」が見える設計
アーカイブ付き・繰り返し視聴OK

 

 

「知らなかった」を「やってみたい」に変える。
そんな時間をお届けしています。