バイリンガル育児では英語絵辞典を使う目的を少しズラしてみると、英語力伸ばし以外にも効果アリ!

  • 2019-12-30
  • 2020-02-25
  • Blog
こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

バイリンガル育児のツールの1つとして『英語絵辞典』を利用されている方もいらっしゃると思います^^

英語絵辞典って、大人も見ているだけでワクワクしちゃいますよね♪

こちらで取り扱っている『英語辞書セット』は我が家でも使っていますが、そのセット内の辞書に入る前に我が家も『英語絵辞典』を使っていましたし、今でも使っているものもあります^^

未就園児時代から愛用している英語絵辞典は
英語絵本では出会わなそうな単語が載っているもの


娘が赤ちゃん期に初めて購入した絵辞典は『見易さ』と『少しでもリアリティーある絵』を重視し、こちらの絵辞典を使っていました。



今は近所のお友だちに譲ってしまって手元にはないので見難い過去の写真を引っ張ってきてしまいましたが、中はこのように見易いものとなっていました。

1〜2歳くらいまでは視力が育っていないので、『ごちゃごちゃ絵が詰まっている図鑑は対象を捉えにくい』もの。

その為、これくらい大きくわかり易く描かれているのがベストなんですよね。

そして娘が2歳を過ぎたあたりから併せて利用し始めていたのが、今までに何度もご紹介させて頂いてきていますがこちらの2つです。


【Oxford Picture Dictionary Content Areas for Kids】は、副題が『Accelerates Academic Language Development』とあるように、内容は『アカデミックな内容』になっています^^

図書館をテーマにしたワードや…

病院をテーマにしたワード。

そして政治をテーマにしたワードや…

理科的知識をテーマにしたワードなどが『場面ごと』に色々と収録されています。

この絵辞典を選んだ理由は、

・絵が必要以上にごちゃごちゃしていない
・購入当初取り組みの軸となっていたCTPが『理科』『社会』『算数』と
 カテゴリー別になっていたので、リンクさせて触れやすかった


からです^^


そして、もう1つの【Word by Word】という絵辞典。

こちらの英語絵辞典は実際には『大人向け英語絵辞典』となるものなのですが、こどもと一緒に使っていました^^

この辞書は本当に痒い所に手が届くような作りで、とっても細かく色々と載っているので楽しい絵辞典です。

調理の際に使うワードであったり…

食品売り場を想定したシーンからのお肉の種類についてのワードであったり。

木やお花の種類が色々と載っているページもあったり…

…と本当に細かく載っています^^

「内容が細かいからこそ実際の体験とリンクもさせ易い英語絵辞典である」というのが、この英語絵辞典を選んだ理由ですね!

我が家が上記のような英語絵辞典を未就園児期から使っていた理由は、

英語絵本などでなかなかと出会わない単語に出会える機会として使いたいから


という理由からです。

英語辞書・辞典を使う目的は単語等を覚える事ではない。


我が子が小さな時から同じでブレる事なく、英語辞典を使う1番の目的は、

辞書・辞典を身近に感じてもらう事が1番の目的であり、単語を覚える事を目的としていない


というところ。

知識を入れていく為に辞書・辞典を使っていくのではなく、知識を自ら蓄えていけるように辞書・辞典との時間を作っていく。

この部分が最も大切だったりします。

そうしていく事で、

辞書・辞典を身近に感じられる
 ↓
ついめくり眺めたくもなるものになる
 ↓
眺めているうちに「気になることがあれば調べられるツールが辞書・辞典」と気付き、
身近になった分『調べる力』が育つ


といった流れが自然と出来ていき、その結果自ずと知識等が蓄えられていくんですよね。

『学び』で大切な事は覚える事ではなく、その『過程』。

特にこれからの時代は、『非認知能力』が問われる時代。

非認知能力は、『結果』ではなく『プロセス』を重要視するものなので、そう考えても辞書・辞典を身近に感じてもらい、辞書・辞典を使ったプロセスを楽しむ力を育てていく事の方が大事なんですよね^^

その部分を踏まえると、

辞書・辞典をいかに『楽しいツール』かという認識を持たせていくのか


が大事になってくる訳です。

英語絵辞典は『非認知能力育ての宝庫』!


『何を身につけたのか』よりも『どう身に付けたのか』が大事になってくるこれからの時代。

その『どう』を育てていく為に、英語辞書・辞典を使って楽しむ時間を作ることが先ずのポイント。

しかもこのポイントって、それだけでなく、

「英語辞書・辞典を楽しむ時間」となる『プロセス』自体が非認知能力はじめ英語の吸収力やアウトプット力を上げていく時間でもある


のです。

英語絵辞典を活かして様々な力を培い
それを英語力向上に役立てよう!


英語辞書・辞典を使って、

・『非認知能力』伸ばしの仕方
・『英語のインプット力とアウトプット力』の伸ばし方


等については、取り扱っております『英語辞書・辞典セット』のガイドを通してたっぷりお伝えさせて頂いています^^

他にもある辞書・辞典を使った効果ある関わりについて、いくつかを例に挙げてみますね!

『隠れたのは何?』ゲーム。


開いたページを数秒間こどもに見せ、次にページ内の絵を手や紙を使って隠し、隠したものを当ててもらう


というそれだけのゲーム。

ただ、「それだけのゲーム」ですが、

・『記憶力』が鍛えられ
・ページ内の絵をしっかりみてのゲームにより『観察力』が鍛えられ
・「観察力」が鍛えられる事により、『規則性を見抜く力』が育つ


といったメリットがあります。

どの力も英語習得を優位にする部位を刺激してくれる力にもなり、『規則性』においては「英文法リズム」を獲得するのに優位な働きをしてくれます。

英語辞典と英語辞書の併せ使い!


開いた絵辞典に載っている絵についてこちらが英語辞書で調べ、その意味を読み上げ、子どもに何の絵について説明しているのか当ててもらう


というゲーム。

・おうちの人が読み上げている説明に耳を傾ける事で『聞く力』が育つ
・「聞く力」は『コミュニケーション能力』の基礎となる力
・「聞く力」が育つことは、『注意力(集中力)』が育つ事でもある
・「説明を聞く」機会の積み重ねは『ライティング力』『英会話力』にも繋がる


というメリットがあります。

特に、「説明を聞く」機会の積み重ねは『ライティング力』『英会話力』にも繋がるという点はポイント。

というのも、英語と日本語の間において『完全に対になる英単語や表現はない』もの。

英語と日本語の間に対になるものがないからこそ、『言い換える=説明する』力は必要で、これが意思を伝えるスキルの1つにもなるのです。

そのため、「説明を聞く機会」を設け、その感覚を養っていくような関わりって意外と大事になってくるのです^^

People photo created by prostooleh – www.freepik.com
「聞く力」による『コミュニケーション力』育てと英語力の関連性はいうまでもないですね^^




このように、「英語絵辞典を使ってこれらの力を伸ばしてみよう!」というその視点での関わりがひいては『英語力』にも意味あるものになっていくもの。

英語絵辞典をそういった角度から楽しんでみましょう^^

こちらでも何度もお伝えしていますが、『子育ては急がば回れ』です。

少し遠回りするような関わりをすると得られるものも多いので、英語絵辞典を通してもたれる目的を少しズラして考えてみましょう♪

こちらでもお伝えしますが、『視点をズラして考える』って、子育てにはとっても大事なのです^^

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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
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定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
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誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
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