子育てにおけるゴールは曖昧な方が、こどもの『個』や『可能性』を育て易い

  • 2020-01-08
  • 2021-04-07
  • Blog
こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

・コンサルメンバーさんに
・オンラインサロンのメンバーさんに
・メルマガ読者さんに


…と各々のタイミングでご一緒させて頂く方々に伺っているのが、

バイリンガル育児を通して、子育てにどんなゴールを掲げていますか?


といった問い。

これに対して、皆さん各々の想いを伝えてきて下さるのですが、その想いを伝えて下さる前に必ずといっていい程、皆さん同じような『前置き』をされるのです^^

子育てのゴール像は『曖昧』で良い。


皆さん各々から、「子育てにどんなゴールを掲げているのか」のお答えを聞かせて頂く際、必ず「前置き」としてつくのが、

とても漠然としていますが…


といったワード。

多くの方が、具体的ではなく「漠然としている」事に、「これで良いのかなぁ…。」と思われていらっしゃる様子。

いやいや、いいんです^^

子育てのゴール像は、『具体的よりも漠然としている方がいい』のです。

『漠然としている』=『我が子が”らしく”育つ』証


多くの方が「漠然」としている状態に不安を感じられ易いですが、『具体的』過ぎる方がどちらかというと伺っていて心配だったりします。

というのも、目標が具体的であればあるほど、「親の子への介入度がとても高くなってしまいがち」だから。

「具体的」の具体にももちろん依る部分もありますが、『●年生では、こんな感じで、英検は●年生にはとり終え、高校はこんな学校に通い…』などと仮に目標を立てた場合、どうしてもおうちの方が『段取る』というのが出てしまいますよね。

特に日本人は真面目なので、遂行しようと一生懸命になりがちです。

そうなると、主語がどんどんと子から親に変わっていってしまうのも想像に難くないですよね。

こちらのブログでも何度もお伝えしてしまっておりますが、日々大切な事はこどもが『主体性』を持って臨む姿を育てていく事。

人は主体性を持って臨んだ時こそ力を発揮するものですし、主体的に臨んで得たものこそがその子の中で刻まれる結果として残るものとなりますしね!

一方

子育てに対するゴールが『漠然である』状態って、目標が具体的ではないからこそ我が子にあった形に適宜形成でき、日々臨機応変に子に向き合える子育てとなる


ものです。

こどもの『個性』や『環境』によってアプローチ法も変われば、ゴールの形もその子それぞれのものになっていくからこそ、まだその部分(「個性」や「環境から受ける影響」)が色濃くでていないこども期は尚更『漠然としている』方が良いのです^^

グローバル化が益々進み、多様性が尊重される世の中になっていく今後。

『多様性』が尊重される時代がくるからこそ、益々注目されていくのが『個』。

これからの時代は『個の時代』と言える程、「個」を出していく事は大切です。

そういった部分を踏まえても、

大枠(漠然としたゴール)というのは、『我が子らしさ』を大切にしていくからこそで、それにより『個』が育っていくのでとっても大切なゴールの形なのです。

目標を具体的に立てないからこそのメリット。


上記までの事を考えても、「目標は漠然とした状態でよい」と思って頂けたかと思います。

私自身も、我が子への子育てのゴール像というものは漠然としたものです^^

子育てのゴール像どころか、

新年の目標的なものはじめ、『●●する!』など具体的なものなどを立てておらず、『〜な感じに過ごしたいなぁ…』『1年後、こんな姿になっていたいなぁ…』となんとなくを描いているだけ


です。

…というのも、目標という目標を具体的に立てると

・明確な1つのゴールにだけ突き進みがちになるので、『視野が狭くなりがち』
 (逆に可能性を縮めてしまう事にもなりかねない。)
・ゴールが先過ぎるのもあり、具体的な目標であればある程そこまでの道のりにおいての
 『モチベーション維持が難しくなりがち』

・目標における結果にしか目を向けず、
 その過程における『経験から学ぶということが出来なくなる』
 (結果を取りに行く事にだけ必死で、振り返りをしなくなる。)


から。

故に逆を言えば、漠然とした目標立てには、

・視野や可能性を広げるものとなり
・モチベーションを維持し易いから意識していけ
・過程で出会う経験からも学べる


というメリットがあるわけです。

故に漠然とした目標立ては、親にとってもこどもにとってもグローバル時代に活きるバイリンガルに育てていく上でとっても大切な事なのです^^

そうする事で、

・我が子の興味関心を活かす
・我が子の特性を活かす
・心理発達 / 脳の発達 を活かす


もよりできていくので、我が子の『個』もしっかり伸ばしていけますからね!

因みに、『ゴール像が漠然としているから子育て軸がブレる』と思われがちですが、そうではないです^^

子育て軸に関しては『視点』と『捉え方』が鍵なので、その部分を整えるワークをこちらで一緒に行っていきます♪



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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
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Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
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✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
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テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

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