最近、お問い合わせはじめコンサル生さんやカレッジ生さんには、乳幼児をお持ちの方もまた増えてきています。
そこで共通して多くの方に頂くご質問やご相談内容にあるのが、
バイリンガル子育てスタート地点であるあるな『かけ流し』についてのお悩み
に関するもの。
…という事で、バイリンガル子育てスタート地点で気になる事について改めて書いていってみようと思います^^
目次
おうち英語なバイリンガル子育ての鍵は
『耳作り』
バイリンガル子育てでは『耳づくりさえしていれば良い』といっても過言でない程に、『耳を育てる』ということは大切です。
多くの方は、「耳を作る=聞けるようにする為」と思われがちですが、
しっかり英語耳を作っておくと、『聞く』はもちろん『話す』にも『読む』にも『書く』にも役立つ
のです。
こどもへの英語のかけ流しの役目はこれ!
英語のかけ流しをする目的は、
・英語の持つ音のリズムを刻んでいくため
・英語の持つ文法的リズムを刻んでいくため
・聴き慣れた語を作っていくため
・英語の持つ文法的リズムを刻んでいくため
・聴き慣れた語を作っていくため
です。
決して、『流れてきた音源を覚えるためのものではない』のです^^
英語のかけ流しを通して各々の『リズム』を刻む理由
英語のかけ流しを通して、『音のリズム』『文法リズム』を刻んでいくことが、先ずは第一の目的。
各々に関しては、
・『音のリズム』を刻むとは、
英語のもつ音の変化や抑揚などを感覚的に刻んでいってもらうことを意味し
・『文法リズム』を刻むとは、
英語の持つ文の作り(文法ルール)を感覚的に刻んでいってもらう事を意味
英語のもつ音の変化や抑揚などを感覚的に刻んでいってもらうことを意味し
・『文法リズム』を刻むとは、
英語の持つ文の作り(文法ルール)を感覚的に刻んでいってもらう事を意味
しています。
たとえば、どんなに「私、英語が苦手なんです。」という方でも、「『赤いボール』と英語で言ってください」と伝えれば、迷わず “Red ball” と答えてくれます。
これは、学校英語を通して『英語の文のリズム』が刻まれているからこそ、語順を間違えないでいられるのです^^
また、こんな経験はありませんか?
試験の時に出てきた並び替え問題を「この音の響きだと変化な…?」と、音の響きで並び替え問題を解かれたご経験。
この時、『音の違和感』を判断基準にされていたと思います。
このように『違った語順だと違和感を感じるような感覚を育てていく』事で文法パターンを掴んでいく事を狙いにしているのです。
英語のかけ流しを通して「聴き慣れた語」を作る
英語のかけ流しをする目的のもう1つは、『聴き慣れた語を作る』という事。
8歳になろうとする娘は今でも、日々「いつの間にそんな難しい言葉を覚えたの?」といった事が日本語でもよくよーくあります。
これ、日々親や先生などの大人の会話であったり、ニュースなどで聞いているうちに、段々と自分のものにしていっているんですよね。
日本語でもそうなのです^^
覚えようとして覚えて知るというよりは、
何度か聞いて聴き慣れていく事で「既知情報」となり、その言葉に対してのアンテナが自然と立っていく
のです。
それ(既知情報)を英語でも英語のかけ流しを通して作り上げていく感じです^^
英語のかけ流しを通して、『読める単語』を増やしていく
英語のかけ流しを通して聴き慣れた言葉が増えていく事で受ける恩恵は、『いつの間にか読める単語が増えている』という事。
本当に面白いほどに
聴き慣れた語が蓄積されていく事で、初めて読む単語でも耳の記憶を頼りに読めるようになる
のです。
聴き慣れた言葉がある事で、単語の読みを推測できるので、単語の読み方が負担なく子どもの中に読みが浸透していくんですよね。
『耳』は『目』よりも記憶の質が高いので、かけ流しでのインプットは思いの外溜まっており、そして記憶の質が高いからこそ直ぐに「思い出して」「リンク」させる事ができるのです。
我が家が文字読みに苦労を全くしてこなかったのは、『かけ流し』のお陰と言っても過言ではありません^^
「聴き慣れているもの」があるかないかでは、読めるようになる単語が増えていくペースが全然違う事を実体験からも感じています。
本当にラクだったので、かけながしをしてきて本当によかったと感じてならないです。
これは、漢字の読みを推測していくのと同じ事^^
例えば、『民』という文字を習っていないのに、『国民のみなさんへ』という文字を見かけたら「こくみんのみなさんへ」と書いてある事に気付けたり…という事がありますよね。
よく耳にしているから、何という文字なのか予想立てできるんですよね。
英語のかけ流しにより英単語が読めるようになるって、正にそれと一緒なのです^^
因みに、
英語のかけ流しによって溜めた単語情報を元に文字を読んでいくという作業は、
『入れた記憶を呼び起こし読み進める」という作業であり、
これ自体が『アウトプット力』を上げてくれる作業でもある
『入れた記憶を呼び起こし読み進める」という作業であり、
これ自体が『アウトプット力』を上げてくれる作業でもある
のです^^
…と、かけ流しで流れてくる音源(ストーリーやセンテンス)を覚えるためにかけ流しをお勧めしているのではなく、上記のような理由からかけ流しを幼児期のみならず、ずっとしていって欲しいのです^^
我が家も、もちろんまだまだ現役ですよ♪
1日、英語のかけ流しはどれくらいしている?
『英語耳』づくりは、かけ流しによって育てている我が家ですが、英語のかけ流しをしていく上で娘が赤ちゃん期から今までずっと心掛けているのは、
リズムあるものを耳にする機会を多めに設ける
というもの。
『言語はリズム学習』と言えるほどに、リズムあるものに触れる事で言語習得部分が刺激を受け、言語習得を促してくれるからですね!
数ある教材の中でCTP絵本を取り扱っているのも、CTP絵本には各々のストーリーに『歌』が付いているからなのです。
さて、『1日』にかけ流している時間数についてよく尋ねられる事がありますが、
1日のかけ流し時間数を決めるよりも、『日々、少しの時間でも続ける』という事を心掛けている
形です。
もちろん、1日のかけ流し時間数が多い方が良いに越した事はないですが、大事なのはそこではなく、できる限り『毎日続ける』事。
毎日続ける事で、脳が『自分に必要な情報だ』と認識するからですね。
ですので、ずっと1日BGMとしてかけ流している日もあれば、20分しかかけ流さなかった時もあります。
それは今でも同じです^^
今でも
リズムあるもの(洋楽)を中心に掛け、時間数を決める事なく、ただただ毎日続けている
形をとっています^^
もちろん、『リズムあるもの』以外にも触れており、その時の音源の1つとして『Podcast』を使っています。
Podcastで聴いている番組は、下記のURL先のものです^^
良かったらご参考までに…!