休校/休園 期間が更に延び、緊急事態宣言により仕事がテレワークになられたり…と親子で自宅にいる時間が長くなり始めている最近。
我が子と向き合う時間も増え、いつも以上に取り組みなどを工夫したくなる時かと思います^^
そうするといつも以上に見えてくる、我が子の取り組みスタイルや学びスタイル。
学びスタイルには『個々によって変わってくる』ものなので、色々なスタイルがあって良いのです^^
目次
「熱中」よりも「あっちこっち」が
我が家のホームスクーリング(家庭学習)スタイル
例えば、休校期間中の我が家の家庭学習(ホームスクーリング)は、本当にあっちいったり、こっちいったり…です^^
新型コロナウィルスニュースからグラフに興味を示し、
バードウォッチング
4月の休校期間に入って先ずはじめの家庭学習は『グラフ』がテーマでした。
新型コロナウィルスのニュースを見る度に出てくる『グラフ』が気になっていたようで、ある時ふとニュースのグラフを思い出し真似て描いていたのがきっかけ。
ただ、グラフについて教えたり、座って黙々と何かをするのは向いていないので『バードウォッチング』というテーマでグラフ描き。
30分毎にベランダに行き、ベランダから見える鳥の数を数えてグラフにしていく形。
その時間に見た「数」と「時間」がぶつかる場所に点をとりあえず打っていく。
その間、「鳥」に関するこの絵本を読んだり…
ちょっと違う事で遊んでみたり…
計測が終わった後、点と点を結ぶと、「面白い!」との事だったので、フリーでダウンロードできる折れ線グラフに関する問題を探し、「1問だけ」トライ!
今回、利用したのはこちらのサイト>>>
何枚か用意しておいたものの、本人が取り組んだのは「1枚」のみ!
楽しかったし興味を示したけれど他にも興味がでたから…な感じで、グラフ描きから正味15分くらいで終了!
その後は、アクティビティブックを楽しむも、こちらも15分ほどで終了!笑
(今だけおかしな価格になっていますが。汗)
1つ1つに興味を示し楽しむも、すぐに他にも興味を示してしまいがちです。笑
まだ少し「グラフ」に興味を示すも深める様子なし!
翌日も「グラフ」に興味を示し、”google for kids” や “Yahoo きっず!” を使って、”Corona graph” と1人、調べていた娘。
「分かりやすいグラフ見つけた!」「このグラフいいねぇ〜!」と、色々と『比較』。
その日はグラフに関してはそれだけで終わり!笑
その後は、お人形遊びがしたくなったようで、ひたすら1人でお人形を使って遊んでました^^;
その時、お人形に手当てをしてあげる真似をしていたので『CPR』の動画を見せてあげ、CPRについて少し学んでみたり。
この日は、少しだけ前日の影響を受けていましたが、特に深める事もなく^^
この日のいわゆる学習的な学びは、本当にこれだけ。
「学び」という角度から言えば、「どのグラフが分かりやすいか」と『比較して考える』時間があったので花まるです。
グラフの読み取りも『読解力』に繋がるものですし、この比較によって「人にわかりやすく伝える事」へのアンテナもまた少し張られましたね!
クルマ遊びから理科や算数遊びへ
レゴ遊びをすればクルマを作ったり、紙だけでタイヤが動くクルマを作ってみたり…が多くなっていた時に、ちょっとしたクルマの玩具とミニ四駆をもらった娘。
それがきっかけで更に、「走らせる」に興味がいっていたので…
「クルマを走らせる」からの、『斜面での滑り』に注目した「理科」と「算数」的な学びをしました。
この時、
・滑らせる斜面の角度を測る…という「角度」をテーマにした『算数』的な学び。
・滑らせる斜面の角度の違いによる速さの違いや、
斜面がツルツルな時とボコボコがあるときの違い…など、
「摩擦」をテーマにした『理科』的な学び。
・滑らせる斜面の角度の違いによる速さの違いや、
斜面がツルツルな時とボコボコがあるときの違い…など、
「摩擦」をテーマにした『理科』的な学び。
を主に行ってみました。
この遊びを行ったあと、娘が好きな問題が入っているからと以前購入していた下記のワークの大問1問の中にある小問を3問だけ解いてみたり…
「角度」を測り、「直角」か「鋭角」か「鈍角」を答えるだけの問題3問のみ!
我が家の家庭学習(ホームスクーリング)は、いつもこんな感じで、
・「グラフ」に興味が出たのは、
以前「円グラフ」に触れた事があり、それが時間を掛けてリンクするものになったから
(※円グラフに触れたのは、この時。)
・摩擦の話や角度の話にも以前、少しだけ触れていたから、また楽しめたり
(※角度に関しては角度を遊び感覚で学べる玩具で遊んだ過去が伏線の1つとなっていたり…)
以前「円グラフ」に触れた事があり、それが時間を掛けてリンクするものになったから
(※円グラフに触れたのは、この時。)
・摩擦の話や角度の話にも以前、少しだけ触れていたから、また楽しめたり
(※角度に関しては角度を遊び感覚で学べる玩具で遊んだ過去が伏線の1つとなっていたり…)
…と都度学びを深めていくというよりは、以前触れたものを時間を掛けながら深めていっている感じです。
深めていっているというより、『触れる度に深みを自然に増していっている』といった方がしっくりくる感じですね^^
物事に対する興味の姿勢は、
『横断型』『縦断型』の2つのタイプが存在する
何度かこちらのブログ記事に書いた事がありますが、好奇心は、
・色々なことに興味を示す『拡散的好奇心』
↓
・知識と理解を深めたいと思う『知的好奇心』
↓
・知識と理解を深めたいと思う『知的好奇心』
というステップで移行していきます。
そこから、こどものタイプにより、『興味を持ったものに対しての姿勢』が
・興味をあちこちに向ける『横断的』なパターン
・1つの事を徹底的に深めるような『縦断的』なパターン
・1つの事を徹底的に深めるような『縦断的』なパターン
といった感じに分かれていきます。
『興味持ったものに突き進む』のか『深めるというよりもまた他のものに興味を示し始める』のか…という感じですね!
こどもの頃の『熱中体験』は、とても大切です。
こどもの時に積んだ「熱中体験」が物事に対する
・物事に対する持久力に繋がり
・熱中体験は、その物事に対する思考時間がたっぷりな時間になり
・熱中した先に達したものは、「達成感」や「自信」にも繋がる
・熱中体験は、その物事に対する思考時間がたっぷりな時間になり
・熱中した先に達したものは、「達成感」や「自信」にも繋がる
ので、とっても大切な時間です。
熱中体験はとても大切な時間ですが、これが1つの物事にずっと没頭する時間でなくてはいけない訳ではなく、『自分が興味持ったものに向き合える時間』を過ごしたか否かがポイント。
ですので、『没頭』の仕方は色々とあって良いのです。
AIと共存していくこれからの時代に大切な事の1つは、『生み出していく』という事。
その生み出す力で必要な事は、『0から1を生み出す力』だけでなく、『1+1=2』で生み出していくような力です。
『1+1=2』で生み出されたもので身近なものでいえば、スマートフォン。
もともとある「『電話』と『パソコン』を合体したような物を作りたい!」といった考えから生まれたもの。
あちこちに興味を示し易い、物事への興味の姿勢が『横断的』な子は、のちのち『これとこれを活かしてみたらどうかな?』といった発想がし易いタイプになります。
色々なものに興味のアンテナを張り、1つの箇所に留まらないからこそ、「活かす発想」ができる訳です。
そして、『横断的』なタイプの子たちがした『活かす発想』を、今度は『縦断的』なタイプの子たちが更なる『専門性』を見せながら1つの良いものを作りあげていってくれる。
これからは、よりそんな時代になっていくでしょう^^
なので、「1つの事に没頭し、そこを深めていく」それだけが「好奇心」ではないのです。
あっちこっち、興味の矛先を変えながら過ごすのも大切な事!
大人からしたら、「あれ?もっと深めないの???」と思えるような様子でもよく、少しずつ「深度を増していく」そういった形もあって良いのです^^
英語の取り組みも、あっちこっちいきながらでもOKなのです。
大事な事は、『その子にあった学び方か否か』ですからね!