こどもへの地球儀選びのポイントは一手間/一作業を加えられるもの

  • 2020-07-21
  • 2020-07-21
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こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

とても有難い事に、

こんな時、智代乃さんだったらどうされますか?

といったご相談メールを頂く事が本当によくあります。

悩まれた時にふと思い出して下さるって、とても嬉しいですし有難いですね。

ありがとうございます^^

そんなご相談の中で頂くものの1つ、バイリンガル子育てにおいて欠かす事の出来ないものといっても過言でない『地球儀』について

地球儀はどんな種類を購入されていますか?


といったご質問を定期的に頂きます^^

私がこどもへの環境作りで心掛けているのは、『あえての一手間・一作業を大事にする』という部分というのもあり、地球儀にもその部分を求めて購入しています。

こどもへの地球儀選びのポイントは『情報少なめ』


今、本当に様々な地球儀が登場していますよね!

例えば、

・音声機能付きのタッチペンを使って楽しめる地球儀
・スマートフォンやタブレットと併せ使いができる地球儀
 (スマホ等に、その国の情報が映し出されるという作り)


などありますよね。

また、地球儀に描かれている情報も地球儀によって違い、

・国旗が描かれている地球儀
・その国の特徴となる動物や民族衣装などの情報が描かれている地球儀


とあり、どれも素敵ですよね!

どれも素敵で魅力的ですが、どれも私がこどもへの環境作りで心掛けている

あえての一手間・一作業を大事にする


というものをやや省いてしまう傾向があるので、私は選んでいません。

『地球儀』を学びのゴールにするのではなく、『地球儀』を学びの通過点とし、そこから色々と興味関心を広げていって欲しいと思っているので、『地球儀から得られる情報は少なめ』で選びました。

そう、『調べる』事を楽しめるようになって欲しいので『情報少なめ』を選んだ形です。

こどもへの地球儀、『地勢』『行政図』どちらを選ぶ?


地球儀には、

【地勢図】
→森林や砂漠などを地理的な特徴で色分けしている地球儀。
山の高さなどが色からイメージが付きやすい。

【行政図】
→国や地域など行政区分で色分けしている地球儀。
国の大きさや形がはっきり分かる行政区分ごとに色分けされているもの


と2種類あります。

先にも書きましたが、こどもへの環境作りで心掛けているのは『あえての一手間・一作業』。

地球儀を見た後に、地図帳であったり資料集的なものや図鑑に広がっていけたら…という考え。

だからこそ私が地球儀に求めるのは、

地球儀に求めるのは、『まるっと地球の姿』を感じ取れるもの


それだけだったので、『地勢図』を選びました。

1番、地球のイメージをまるっと出してくれているものだと思うからですね。

『行政図』で得られる知識は、地図帳を使って得てくれればよいという感じです^^

因みに、『地勢図』タイプの地球儀はややお高い傾向にあるのですが、とてもものが揃っている画材屋さんのようなところに行くと割とお安く手に入る事があります^^

我が家もそのような場所で購入した為、いわゆる一般的なお値段よりもお安いものを手に入れられました!

どこのものだったのか失念してしまった為、リンクを貼れないのですが(涙)

こどもへの地球儀、「情報少なく」「地勢図」にし、実際どうだったのか


先日、「今、地球儀にはタッチペンで楽しめるものやタブレットを使って学べるものもあるみたいなのだけれど、そっちの方が良かった?」と試しに聞いてみたんです。

その際、娘から返ってきた答えは、

え?!
それだと地図帳とか見たりしなくて良くなっちゃうから、そういうのじゃなくて良かったよ!
地球儀から全てを教えてもらう感じじゃなかったから良かった!

とのこと。

確かに、地球儀にある情報が少ないから自然と他のものに手を広げる時間があり、それを通して『地図帳を見ることに抵抗なく、楽しんでいる』タイプです^^

地図帳や資料となる本を見開く事で『ついで情報』も得られちゃいますしね!

そして、情報が少ないからこそ『何か気になる事があれば、調べる』という習慣化にもなったので、結果これで良かったと感じています^^

図鑑はこどもに使わせるというよりは、なんとなく…


今、地図帳等を開いて情報を得る事に抵抗なく付き合えていますが、今まで『調べさせる』や本を『開かせる』という事は1度もして子なかったです。

こどもが興味持った内容とリンクしそうな情報が地図帳等にあれば、

・「そういえば…」
・「あ!それについてここに載ってた気がするよー!」
・「え?何それ!その事についてママも調べてみたい!」


…といった感じに、さり気なく開くような事を積み重ねただけ。

自発的に地図帳等に触れていって欲しいからこそ、『〜させる』という形で与えるのではなく、「何か気になった事やリンクする事があったら開く」という行動の『当たり前化』を狙っていった感じですね!

おうちの人が当たり前のようにしている事は、こどもにとっても『当たり前なもの』となりやすいですからね!

そして『当たり前化』を狙って関わるから、それが「当たり前のように…」という『自発的な行動』に結びつく訳です^^

もちろん、当たり前化から自発的へのフェーズに移るまでは時間を要しましたよ^^

ですが、子育ては全般的に『急がば回れ』ですから、それでいいのです^^

むしろ、それがいいのです^^

図鑑との付き合い方のヒントは他にもこちらに、能力育てとなる関わり方と共に記載しています。



是非、図鑑や辞書との付き合い方も『与えて伸ばす』のではなく『引き出して伸ばす』関わりを楽しまれてくださいね!

そうすると、本当に『自ら学ぶ』の姿勢がグングンと育っていきますからね!

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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
「子ども・自分・家庭」について、自由に話せる場です。

 

✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

📍「進路って、そもそもなんだろう?」

📍「わが子の“特性”、どう言葉にすればいい?」

📍「子育てとお金の話、どこまで話す?」

 

 

“雑談なのに、深い”。
そんな空気感を一緒に味わいたい方、ぜひどうぞ。

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または皆さんのリクエストに応じて、

英語・発達・思考・海外教育・受験 など、
広い視点で“学びのヒント”を共有します。

 


専門性と現場経験に基づいた実践内容
難しい話も「わが子にどう活かせるか」が見える設計
アーカイブ付き・繰り返し視聴OK

 

 

「知らなかった」を「やってみたい」に変える。
そんな時間をお届けしています。