こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。
先日、
…というお話を、『おうち英語をしていれば視野が広がるのか』をテーマ軸に書いてみました。
こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。 情報溢れるSNSなどを通して他のご家庭の英語教育の様子などを受け取った時、『うちの子、このままで大丈夫かな?』と不安になられた事がある方、少[…]
おうち英語を改めて『英語習得の本質』から考えていった時、
・英語力を上げていけている事だけが
正解ではない
というお話でした。
ただただ大事なことは、まずは英語を『ツールとしての認識』をしっかり持っていく事。
その機会の1つとして話題に出したのが【国際交流】のお話でした。
例えば、オンラインカレッジでも「そういった機会をできる限り取り入れられたら…」で設けるようにしています。
ちょうど今週そして来週末開催されるのが、『中国からの留学生との交流会』。
この国際交流会きっかけとした時間の過ごし方を軸に今回も『言語習得』について書いていってみようかなと思います。
中国についてこどもが学んだツール
今までなんとなーくでしか触れてきていなかった『中国』。
本当に『なんとなーく』でしかなかったんですよね。
ですが今回の国際交流きっかけで、娘にとってよりどこか『自分事』になり始め、興味を持ち始めるようになっていたんですよね。
中国交流会を機に触れた本
そこで本棚から引っ張り出し娘と改めて見直してみたのが、下記の本。
更に、図書館でも下記の本などを借りてみたりしていました^^
中国交流会を機に触れた動画
触れ直しは本からだけでなく動画からも^^
娘はオリラジのあっちゃんこと中田敦彦さんの『YouTube大学』が大好き!
今回もあっちゃんの中国史にお世話になり、ゲラゲラ笑いながらみてました。笑
事前には見れなかったのですが、娘曰く「インド神話も中国が絡んでくるから、後でまた見直したい!」と言ってましたね。
確かに、この動画も好きで以前みてました、みてました!笑
他にも、娘が小さな頃にかけ流し素材として利用していたこちらの動画もちょっと見てました。
そして、今は触れきれていないのですが、「時間を見つけて、英語でも読んでみよう!」とTwinkleさんにある中国に関する説明シート。
(オンラインカレッジメンバーさん、いくつか見つけられたのであとでシェアしますね!)
とこんな感じに、国際交流前に改めて中国について触れ直していた娘。
この『国際交流で繋がらせてもらう相手の国について知ろう!』というスタンスは大事だな…と思ってみていた私です。
おうち英語だからいしきしたい!国際交流がこどもに育む認知的柔軟性
今回、事前に少し中国に触れる時間がありましたが、ここで大事な事は
…というところだったりします。
異文化交流って、その時間がたとえ日本語であっても【認知的柔軟性】を高めると言われています。
【認知的柔軟性】とは、
柔軟な
・思考
・発想
・対応力
・適応力
・変化への対応力
…という益々不確実性が高くなるこのVUCA時代に必要な『しなやかさ』の部分を表す言葉ですね。
国際交流はまさに、この【認知的柔軟性】を高めていってくれる機会。
それにより育まれるのが、『複数の視点や情報を同時に処理する力』なんですよね。
この力が育まれていく事で、言語情報の処理能力があがってくる訳です。
そう、たとえそれが日本語での関わりとなる国際交流の機会であったとしても^^
だからこそ、その時間こそが言語習得において優位な時間と期待できると、下記の論文を通しても言われています。
Building on earlier evidence showing a beneficial effect of …
こどもの社会的スキルの向上が見込める
やはりこういった機会は【社会的スキルの向上】が見込めるそんな機会。
『国際交流』という機会柄、イメージが1番つきやすいものですよね^^
【社会的スキル】…とは
・コミュニケーション力
・コラボレーション力
・リーダーシップ力
・課題解決力
などの力をまとめた言葉ですね。
この並びだけをみると「言語を習得した先にあったら良いもの」のように思えたりすると思います。
ですが、それだけではないんです^^
共感力
共感力が高まることで、言語モデルを効果的に模倣しやすくなると言われています。
Functional magnetic resonance imaging is used to explore the…
ミラーニューロンの活動が促進される事により、『発音』『リズム』そして『イントネーション』をより正確に再現できると言われています。
故にこの力が育まれていく事は、言語習得において実は大事なポイントだったりするのです。
コミュニケーション能力
コミュニケーションの機会が増える事で、脳の言語処理に関わる領域が活性化されます。
言語処理に関する領域が活性化されるからこそ、言語の理解とアウトプット力が高まっていくわけです。
…という事で、国際交流から得られる効果面をより上げていくきっかけとして
相手の国について知る時間を積み重ねていく事は、その効果をより上げていってくれる
といったものになるので、「覚えなくていい、『知る』を楽しみながら触れていって!」と見守ってみた感じです。
さぁ、交流会後、どんな風に興味が広がったり深まっていったりするのかな?
楽しみです^^