おうち英語な英語習得スタイルでも、日本語での国際交流がメリットしかない訳

  • 2024-06-02
  • 2024-11-07
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こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。

先日、

「おうち英語が仮に思ったように進んでいなかったとしても、英語力をあげる事そして英語の取り組みをする事だけがおうち英語ではないよ」

…というお話を、『おうち英語をしていれば視野が広がるのか』をテーマ軸に書いてみました。

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おうち英語をすれば本当に視野・世界が広がるのか

おうち英語を改めて『英語習得の本質』から考えていった時、

・英語の取り組みだけが
・英語力を上げていけている事だけが

正解ではない

というお話でした。

おうち英語・バイリンガル子育ての本質

ただただ大事なことは、まずは英語を『ツールとしての認識』をしっかり持っていく事。

その機会の1つとして話題に出したのが【国際交流】のお話でした。

例えば、オンラインカレッジでも「そういった機会をできる限り取り入れられたら…」で設けるようにしています。

英語をこどもの個性を活かすツールに!グローバル子育てオンラインカレッジ

ちょうど今週そして来週末開催されるのが、『中国からの留学生との交流会』。

この国際交流会きっかけとした時間の過ごし方を軸に今回も『言語習得』について書いていってみようかなと思います。

中国についてこどもが学んだツール

今までなんとなーくでしか触れてきていなかった『中国』。

本当に『なんとなーく』でしかなかったんですよね。

ですが今回の国際交流きっかけで、娘にとってよりどこか『自分事』になり始め、興味を持ち始めるようになっていたんですよね。

中国交流会を機に触れた本

そこで本棚から引っ張り出し娘と改めて見直してみたのが、下記の本。

Newsがわかる特別編 中国がわかる (毎日ムック)
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黄巾の乱と桃園の誓い (学研まんが 三国志)
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更に、図書館でも下記の本などを借りてみたりしていました^^

子どもに語る中国の昔話
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中国交流会を機に触れた動画

触れ直しは本からだけでなく動画からも^^

娘はオリラジのあっちゃんこと中田敦彦さんの『YouTube大学』が大好き!

今回もあっちゃんの中国史にお世話になり、ゲラゲラ笑いながらみてました。笑

事前には見れなかったのですが、娘曰く「インド神話も中国が絡んでくるから、後でまた見直したい!」と言ってましたね。

確かに、この動画も好きで以前みてました、みてました!笑

他にも、娘が小さな頃にかけ流し素材として利用していたこちらの動画もちょっと見てました。

そして、今は触れきれていないのですが、「時間を見つけて、英語でも読んでみよう!」とTwinkleさんにある中国に関する説明シート。
(オンラインカレッジメンバーさん、いくつか見つけられたのであとでシェアしますね!)

とこんな感じに、国際交流前に改めて中国について触れ直していた娘。

この『国際交流で繋がらせてもらう相手の国について知ろう!』というスタンスは大事だな…と思ってみていた私です。

おうち英語だからいしきしたい!国際交流がこどもに育む認知的柔軟性

今回、事前に少し中国に触れる時間がありましたが、ここで大事な事は

国際交流で繋がらせてもらう相手の国について色々『覚えてもらう』という事ではなく、『思考のくせ育て』を楽しみながらしてもらえたら

…というところだったりします。

国際交流相手について調べ学習をするこども

異文化交流って、その時間がたとえ日本語であっても【認知的柔軟性】を高めると言われています。

【認知的柔軟性】とは、

柔軟な

・思考
・発想
・対応力
・適応力
・変化への対応力

…という益々不確実性が高くなるこのVUCA時代に必要な『しなやかさ』の部分を表す言葉ですね。

国際交流はまさに、この【認知的柔軟性】を高めていってくれる機会。

それにより育まれるのが、『複数の視点や情報を同時に処理する力』なんですよね。

この力が育まれていく事で、言語情報の処理能力があがってくる訳です。

こどもの思考のくせ育てがおうち英語の鍵

そう、たとえそれが日本語での関わりとなる国際交流の機会であったとしても^^

だからこそ、その時間こそが言語習得において優位な時間と期待できると、下記の論文を通しても言われています。

Building on earlier evidence showing a beneficial effect of …

こどもの社会的スキルの向上が見込める

やはりこういった機会は【社会的スキルの向上】が見込めるそんな機会。

『国際交流』という機会柄、イメージが1番つきやすいものですよね^^

コミュニケーション力を育んでいくこどもたち

【社会的スキル】…とは

・共感力
・コミュニケーション力
・コラボレーション力
・リーダーシップ力
・課題解決力

などの力をまとめた言葉ですね。

この並びだけをみると「言語を習得した先にあったら良いもの」のように思えたりすると思います。

ですが、それだけではないんです^^

共感力

共感力が高まることで、言語モデルを効果的に模倣しやすくなると言われています。

ミラーニューロンの活動が促進される事により、『発音』『リズム』そして『イントネーション』をより正確に再現できると言われています。

故にこの力が育まれていく事は、言語習得において実は大事なポイントだったりするのです。

こどもの共感力を育んでく事は言語習得力を上げていく事にも繋がる

コミュニケーション能力

コミュニケーションの機会が増える事で、脳の言語処理に関わる領域が活性化されます。

言語処理に関する領域が活性化されるからこそ、言語の理解とアウトプット力が高まっていくわけです。

Scribd

Brain mechanisms linking language and action…

…という事で、国際交流から得られる効果面をより上げていくきっかけとして

相手の国について知る時間を積み重ねていく事は、その効果をより上げていってくれる

といったものになるので、「覚えなくていい、『知る』を楽しみながら触れていって!」と見守ってみた感じです。

さぁ、交流会後、どんな風に興味が広がったり深まっていったりするのかな?

楽しみです^^

おうち英語っこへの国際交流の機会:中国交流会

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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
「子ども・自分・家庭」について、自由に話せる場です。

 

✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

📍「進路って、そもそもなんだろう?」

📍「わが子の“特性”、どう言葉にすればいい?」

📍「子育てとお金の話、どこまで話す?」

 

 

“雑談なのに、深い”。
そんな空気感を一緒に味わいたい方、ぜひどうぞ。

問いを深める、月1回の学びの時間

月1Lab. (セミナー)

おうちの方向けに月1回、

テーマを絞ってお届けするセミナーです。

 

毎月

「今だからこそ役立つリアルなテーマ」をピックアップ。

 

または皆さんのリクエストに応じて、

英語・発達・思考・海外教育・受験 など、
広い視点で“学びのヒント”を共有します。

 


専門性と現場経験に基づいた実践内容
難しい話も「わが子にどう活かせるか」が見える設計
アーカイブ付き・繰り返し視聴OK

 

 

「知らなかった」を「やってみたい」に変える。
そんな時間をお届けしています。