子育てにおいての「不安/焦り」の基準は、本当にこれからの時代に求められている基準?

こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

『2020年度から大学入試制度が変わる』と言われ続けていましたが、英語の民間試験導入に続き、『記述式延期』の発表もされましたね。

(引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00000020-mai-pol)
「一体、この先どうなっていくのだろう?」と気になりますね。

そしてこの出来事が、より色々と我が子への教育について考えるきっかけの1つにもなるかと思います。

『いかに覚えるか』から『覚えたことをどのように使うか』に重点が置かれる2020年度教育改革。


2020年度より教育改革が行われる


このフレーズを見聞きする機会は本当に多かったと思います。

その2020年教育改革に伴い、これからの時代においてより欠かすことの出来ない、

・主体性/多様性/協同性
・思考力/判断力/表現力


を育んでいく事が大切だといった、いわゆる『非認知能力』の必要性をあちこちで見る事が多くなっていったと思います。

知識を詰め込み『いかに覚えるか』に重点が置かれた教育から『覚えたことをどのように使うか』に重点が置かれる教育に変わっていくというものですね。

私も5年程前からブログを通して、非認知能力を育んでいく事の大切さを伝えてきました。

今まで私たちが受けてきた教育とは全く違かった価値観を求められる、これからのこどもたち。

おうちの方の教育への価値観は、これからの時代のもにカチッと合わせられてきているでしょうか?^^

日本は教育後進国である事実は否めない。


日本は今や、『教育後進国』と言われていますが、これは確かです。

授業スタイルであったり、学びの質であったり…、色々な面で海外に遅れをとっています。

その海外も常に進化をし続けているので、その差は開く一方です。

養成講座受講生さんとは、「日本はもはや後進国だからこそ、今英語教室講師としてグローバル子育てコーチとしてできる事は何か」について話してきました。

ですので、

養成講座受講生さんは、「そのギャップを少しでも埋めるためにできるこどもの発達を活かしたサポート」に関してはよく理解してくれている


と思いますが、今、この部分をおうちの方もしっかり見る必要があるのです。

生活レベルでも感じるグローバル化。
この勢いは止まる事なく加速する一方。


今、バイリンガル子育てがひと昔前と違い、取り組みやすくなっているのは完全なる『ネットの成長』のお陰です。

オンラインレッスンだって、世界中の人とオンラインで繋がれるからこそ成立しているんですよね。

世界との距離感がグッと縮まっていることを『生活レベル』でも感じる今日この頃。

こどもたちが成長した時はどうでしょう???

想像に難くないでしょう。

今のこどもたちが大人になった時、身近な相手は「海外の人」です。

子育てもグローバルを意識したら、
見比べる対象も変わってくるはず。


我が子がグローバル時代に活きるバイリンガルに育っていって欲しいと願うおうちの方は少なくないと思います。

そのための情報収集として、「ブログ」や「インスタグラム」「ツイッター」などのSNSを利用される方もいらっしゃるでしょう。

それらのツールを使うことで、「役立つ情報」が取れるだけでなく、

・焦り
・不安


も得てしまうツールになったりすると思います。

これ、実はとっても「危険」なんですよね。

というのも、多くの方がSNSを通して日々の取り組みの情報を『日本国内の家庭からしか取っていない』のに、そこに一喜一憂しているから。

確かに、こどもたちが成長していく中、国内の同年代の子たちと競うような場面は出てきます。

国内の同年代の子たちと競うような場面はこどもの成長と共に確かに出てきますが、その「競い合いの基準」は、本当にこれからの時代に求められている基準なのでしょうか?

先にも既に書きましたが、「教育後進国な日本での競い合い」です。

もしSNSを利用されるのであれば、国内のこどもたちの情報に合わせて、海外の同年代のこどもを育てているおうちの方のSNSもフォローしてみる事も1つのポイントでしょう^^

SNSの情報の取り方が「国内の人からのみ」だった場合、その時点で実は『グローバル時代に活きるバイリンガルに育てていく為の子育て軸はカチッと出来上がっていない』とも言えるのです。

そう、子育て軸は「ブレなければいい」だけではないのです。

「どこをみて子育て軸を作っていくのか」も大事なのです^^

言語(英語)も時代によって変わるからこそ、
みるべきは『時代』!


先日、

今年の英語に「単数形のthey」が選ばれた


といったニュースが出てきました。

(出典:https://www.asahi.com/articles/ASMDC3SJBMDCUHBI01B.html?ref=line_digest
記事内にもありますが、”they” といえば、複数の人を指す代名詞です。

ですが今年は、「性の多様性」に伴い『性別にとらわれない代名詞』として、”they” の使用が目立ったそうです。

LGBTQに関しては、色々と取り上げられる事もありましたし、歌手のテイラー・スウィフトもそれをテーマにした楽曲を出していましたね。



そして今海外ではNetflixの番組『クィア・アイ』が人気。

先日それの日本版も公開され始めましたよね!



ここに出ている5人は、先のテイラー・スウィフトの楽曲のMVにも出ている人たち。

このようにLGBTQ は時代のテーマの1つとなり、『言語のルール』をも変えつつあるのです。

『教育』もそうで、『時代』を意識し教育の価値観を擦り合わせていく事が大事。

時代を意識しながら教育の価値観を擦り合わせていきながら、『こどもの発達』を活かし関わる事が大事になっていきます。

「時代を意識した上で子育て軸を築き、そこからどうこどもの発達を活かして関わっていったら良いのか」、その部分をこちらで紐解いてお伝えしていきます>>>

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