こどもの鏡文字はその時のこどもの発達特性を伸ばすチャンスでもあり、英語習得に優位な脳も働かせている時

こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。

【書く】にパワーがいるタイプの娘も、最近は彼女比で段々と学校のノートを書いて帰ってくるようになりました。

だいぶ学校でノートを書いて帰ってくるようになってきてふと思ったのが、「鏡文字がなくなってきたなぁ…」という事。

「なくなってきた」だけあって、たまーに間違える事が実は未だにあったりするんでけどね^^;

そんな鏡文字に関して、

うちの子、鏡文字を書いてしまうのですが、これって直した方が良いのでしょうか?

といったご相談を受ける事があります。

結論からお伝えすると、直させる必要がないもの^^

鏡文字は、脳がイメージ処理を得意とする時期に自然に見られる現象であり、適切な関わりを続けることで、成長とともに解消されていくものなんですね。

…という事で、今回はその辺りについて書いてみたいと思います^^

※「文章を読むよりも動画で!」という方はこちらからどうぞ^^

こどもの鏡文字、直すべき? 発達の視点から解説

こども【鏡文字】を書く姿があるのは、

文字が書けないのではなく、そして多くは文字を認識できないのではなく、その時のこどもの脳が持ち合わせた【情報処理の仕方】によるものであり、発達段階的にあって当たり前といえるもの

なんですね。

さらに、鏡文字は視空間認知の発達やワーキングメモリの影響も関係しています。

特に、文字の形や向きを『空間的に記憶する力』が発達途中であることが大きな要因だったりするのです。

そう、

こどもの脳の発達段階による【情報処理の仕方】の表れとして起きている状態

といえるのです。

こどもが目の前で見せる姿は、脳の発達段階的に見せている姿

 

鏡文字は「イメージ処理」が得意な発達段階で見られる現象

人間の

脳の発達段階では、幼児期に右脳的なイメージ処理を得意とする傾向があり、学齢期にかけて左脳的な言語処理の働きが強まっていく

といった形で移行していきます。

ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、こども一人ひとりの発達にはもちろん個人差があります。

人間の脳の発達は概ね、


0〜3歳→右脳が優位に働く時期
4〜6歳→段々左脳の働きが活発化してくるが、右脳の優位性もまだまだ強い時期
7歳〜 →左脳が優位に働いてくる時期

この発達移行にあります、【右脳が活発に働いている時期】というのがポイント。

この

【右脳が活発的に働いている時期】の物事の情報処理の仕方は、【イメージで捉え処理する】というスタイルの時期

なんですね。

【右脳が活発的に働いている時期】の物事の情報処理の仕方は、【イメージで捉え処理する】というスタイルの時期

そう、文字を『イメージで捉えている』からこそ起きる状態!

イメージで捉えているって、言い換えると、

突然「ドラえもんを何も見ないで描いてみて!」と言われて描く、「絵心ゲーム」で描く絵のような感じ

なんですよね^^

自分では「こんな感じかな?」と記憶していて、実際に描き起こしてみたら…

「全然違う絵だった!」みたいな^^;

鏡文字って、突然「ドラえもんを何も見ないで描いてみて!」と言われて描く、「絵心ゲーム」で描く絵のような感じ

そんな様子がイコール『鏡文字を書いている時』なんですよね。

こどもが鏡文字を書いたら直した方がいいの?

さて、ご相談で多く頂きます

こどもが鏡文字を書いたら直させた方が良いの?
そのままにしていても直るの?

…というもの。

これですが、

直させなくてOK

です^^

こどもが鏡文字を書いたら、直させなくてもOK!その理由は…

多くの場合、7〜8歳頃までに自然と鏡文字が減少していったりします。

とは言え、9歳以降でも時々見られることがありますが、焦る必要はありません。

成長に伴って視覚的な認識力も高まるので、ゆっくり見守ることがポイント!

もし気になる場合は、視覚認知をサポートする遊びやビジョントレーニング(ボールを目で追う、線をなぞる遊びなど)を取り入れてみるのも一つの方法ですね!

『イメージで捉える』事を得意とする時期なので、そのイメージがしっかりと確立していく手助けとしてこちらが正しく書いたものをそっと添える事を積み重ねていく事をするだけでOK!

鏡文字は、

・特定の文字だけが反転することも
・疲れたときや集中力が切れたときに一時的に増えることも

あるもの。

また、一度正しく書けるようになっても、翌日には逆になってしまうことも珍しくないんですね。

これは、脳が情報をイメージとして処理する段階で見られる自然な現象ですので、心配する必要はありません。

「イメージで捉える」という言葉からも想像がついてくると思いますが、「イメージで捉える」からこそ理屈抜きで「なんとなく…」で身につけていくスタイルが、この時期にはとっても向いているのです。

この「なんとなく…」での吸収の仕方を好むのが右脳が優位に働いている時期の特徴でもあるんですよね。

こどもの鏡文字を書く姿は、おうち英語に活きる様子

鏡文字が見られるこの時期は、実はおうち英語にも最適なタイミングなんですよね。

なぜなら、この

『なんとなくで吸収する脳』が働いている時期は、かけ流しの効果を最大限に活かせる時期

だから。

『正しく理解させよう!』と力を入れるより、自然な環境で耳に触れ続けることが、こどもの力を引き出すポイントなんですよね。

ですので、おうち英語の取り組みの1つである『かけ流し』に関しても「なんとなーくかけ流す」それだけで十分なのです^^

「なんとなく」の時期だからこそ寧ろ、正しく理解させようとすると難しい時期で、【理解を求める関わり】が割とスムーズに入ってくるようになるのは7歳以降となってくる感じです。

ですので、書き直しを促すのであればそれくらいの時期から良いですね!

ただ、左右の概念がお子さんの中で確立していった時には、「右側にふくらむよ!」など伝えていくのは良いですね!

「正す」というのはムリに今のこどもの特性を別の型に当て嵌めようとする関わりになってしまうので、こどもの『特性』『発達』を活かす関わりとは違うものになっていきやすいのです。

こどもの鏡文字はラッキーチャンス! 成長のサインを見逃さないで

【鏡文字を書く】という姿をこどもが見せると、「親」となると多くの方がどうしても正しさが気になり始めてしまいますが、

鏡文字を書く姿は発達段階で見られる自然な現象故、書いている姿があったら我が子の発達にあったアプローチをすればよく、焦って直そうとしなくても大丈夫な様子

なのです。

それどころか、私は娘に鏡文字を書いている姿があったら、「ラッキー!」とすら思っていました^^

鏡文字が見られる時期は、こどもの脳が『イメージで捉える力』をフル活用している時期。

これはまさに、こどもが学びを無理なく吸収できるベストなタイミングなんですよね。

ちなみに、娘が8歳になった今でも時折鏡文字を書いてしまうのは、彼女の特性がそのまま“頭の中で情報を立体的に処理する視覚空間型”だからなんですよね。

言葉を一つひとつ順序立てて捉えるよりも、全体像をパッとイメージで捉える特性が強く、それ故に左右の感覚が入れ替わることがあるんです^^

故にまだ時折鏡文字があるんですよね。

そして、この

「イメージで捉える力」が活発な時期は、実は言語習得においても有利に働く時期

なんですよね。

右脳的な処理が活発な幼児期は、言葉を意味や文法として理解するより、音のリズムや全体の雰囲気で吸収する力が強い。

だからこそ「幼児期は英語習得の黄金期!」とよく言われるのも、この脳の働きが理由なんですよね^^

 

だからこそラッキー!

ですので、「吸収力が最大限に発揮されている時期なんだ!」と思って、焦るよりも今しかないこのタイミングをガッツポーズしながら見守っていきましょう^^

こどもの鏡文字はその時のこどもの発達特性を伸ばすチャンス!

このように

【こどもの発達段階や特性や特性を知る】という事は、こどもを伸ばしていく上でとっても大切な

事^^

一見、マイナスに見えるような様子にもしっかり『プラスの側面』が隠れているもの。

それを知り理解する事で、我が子へのアプローチ法が見えてくるだけでなく強みを伸ばしながら関わる事ができてくるようになっていきます^^

そんなこどもへのアプローチ増やしに関しては、色々な角度からお伝えさせて頂いていますオンラインカレッジで受け取っていただけます。

こどもの鏡文字はその時のこどもの発達特性を伸ばすチャンスでもあり、英語習得に優位な脳も働かせている時
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