幼児期の文字読みは子どもの様子を見ながらが1番効果的。

こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

我が家の『文字読み』に対してのスタンスは、

幼児期のうちは、本人が知りたがるまで特別に教えたりしない



というようにしています。

その為、本は『眺める専門』!

意図せず文字を習う機会があったものの、特に「しっかり覚えてね!」「ちゃんと書こうね!」など指摘はしてこずだった幼児期です。
(幼稚園はお手紙交換禁止だった為、そこで身に付けていく…などもなかったのです。)

これは英語に関しても同じで、『興味もった時に読み進める』といったスタイルでしたね。

それも

文字に特別興味を示さない子は、それ以外に『得意とする部分があるからこそ』その姿を見せるのだから



ですね!

また、ここで頑張って文字を伝えることをする事は、

自分の『学び方(特性)』を知り伸ばす機会を減らしてしまう時間ともなり、その時できるものがあっても頭打ちに合いやすくなってしまう



というのもあります。

しっかり『自分の興味』と付き合っていく事が自分の学び方(特性)を知れる機会となり、それがその後の『学習』の時に活きる力になっていくのですからね!

とはいえ、

『文字読み』をこちらから積極的に伝えていかない事に不安を感じられる方も少なくない



が実情だったりしますよね。

でもですね、我が家の場合、

『積極的に文字読みを伝えて来なくて良かったなぁ…』と感じる瞬間が結構ある



というのが実情です^^


伸ばしたい力が格段に伸びた



「文字」1文字・1文字に興味がある訳でもない娘は、「読み方を知りたい!」という気持ちはとても薄く…。

けれども、生活で触れる

・ひらがな
・カタカナ
・ちょっとした漢字



は、文字に興味を持ち身に付けていった子には劣りますが、入学前までにある程度、問題なく読めるようになっています。

「段々と文字に興味を持ち始めてきた」というのもありますが、その間「文字のワーク」のようなものを特別取り入れたりはしていません。

ではどうやって身に付けていったのか。

例えば、地図帳を見ていてアメリカの場所に『アメリカ』と書いてあれば、「これはきっと『アメリカ』と書いてあるに違いない。」と

なんとなくの『予想立て』をするように



なっていきます。

そんな事をしているうちに、外で見た看板か何かに「アイス」と書いてあれば、それも

周りの情景から予想立て



をし、「これはやっぱりアイスって書いてあるな?」と思うようになります。

そしてそこから…「そういえば、アメリカって書いてありそうなところにこの文字(ア)があったなぁ…」と

自分の中に『インプットした情報引き出し』、そしてそこから『比較』を脳内でし始め



1つの文字の読みを特定し始めるようになるんですよね。


そう、「文字を読み始める」ようになるまでに、

・情景を読み取る力
・予測力
・比較力



などがグングンと伸びていっていたんですよね。


芋づる式でこんな効果も!



そんな感じに「文字読み」を自力で習得していった娘。

これは、我が家の娘に限らず文字が好きなお子さんもこうやって「いつの間にか覚えちゃっていた」という事があると思います。

これが正にそれですね!

お陰で自力で読めるようになっていったときの『達成感』半端ないようで、『もっと読みたい!』のブームが起きています。

何よりも『達成感』を子ども自身が楽しみながら感じ取れる機会が多いのが、見守る親としても嬉しいです^^

その達成感のお陰でお出かけに行った時に気になるポスターを見ては、読んでいたり…が多々。

そうすると

自ずとどんどん語彙力が増えていき、ただ増えるだけでなく意味イメージまでもがしっかりと掴めるように



なっていたりしているので、得られるものが結構多かったりしています。

何よりも『知る』『分かる』ことへの達成感は結構なもので、これが物事への更なる『挑戦力』にもなり始めている娘。

彼女にとって割と長めの本(しかも字も小さめ)にもトライし始めたりする姿も…。

「文字読みに積極的ではない娘には、やはりこのパターンが良かったなぁ…」と痛感している日々です^^

ですので、いたずらに文字読みに焦られる必要はないのですよ♪

  
  

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