幼児期の文字読みは子どもの様子を見ながらが1番効果的。
- 2019.04.09
- Blog └文字読み学習 バイリンガル子育て (知育・学習面からのアプローチ)
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我が家の『文字読み』に対してのスタンスは、
幼児期のうちは、本人が知りたがるまで特別に教えたりしない
というようにしています。

意図せず文字を習う機会があったものの、特に「しっかり覚えてね!」「ちゃんと書こうね!」など指摘はしてこずだった幼児期です。
(幼稚園はお手紙交換禁止だった為、そこで身に付けていく…などもなかったのです。)
これは英語に関しても同じで、『興味もった時に読み進める』といったスタイルでしたね。

文字に特別興味を示さない子は、それ以外に『得意とする部分があるからこそ』その姿を見せるのだから
ですね!
また、ここで頑張って文字を伝えることをする事は、
自分の『学び方(特性)』を知り伸ばす機会を減らしてしまう時間ともなり、その時できるものがあっても頭打ちに合いやすくなってしまう
というのもあります。

とはいえ、
『文字読み』をこちらから積極的に伝えていかない事に不安を感じられる方も少なくない
が実情だったりしますよね。

『積極的に文字読みを伝えて来なくて良かったなぁ…』と感じる瞬間が結構ある
というのが実情です^^
伸ばしたい力が格段に伸びた
「文字」1文字・1文字に興味がある訳でもない娘は、「読み方を知りたい!」という気持ちはとても薄く…。
けれども、生活で触れる
・ひらがな
・カタカナ
・ちょっとした漢字
・カタカナ
・ちょっとした漢字
は、文字に興味を持ち身に付けていった子には劣りますが、入学前までにある程度、問題なく読めるようになっています。

ではどうやって身に付けていったのか。
例えば、地図帳を見ていてアメリカの場所に『アメリカ』と書いてあれば、「これはきっと『アメリカ』と書いてあるに違いない。」と
なんとなくの『予想立て』をするように
なっていきます。

周りの情景から予想立て
をし、「これはやっぱりアイスって書いてあるな?」と思うようになります。
そしてそこから…「そういえば、アメリカって書いてありそうなところにこの文字(ア)があったなぁ…」と
自分の中に『インプットした情報引き出し』、そしてそこから『比較』を脳内でし始め
1つの文字の読みを特定し始めるようになるんですよね。

・情景を読み取る力
・予測力
・比較力
・予測力
・比較力
などがグングンと伸びていっていたんですよね。
芋づる式でこんな効果も!
そんな感じに「文字読み」を自力で習得していった娘。
これは、我が家の娘に限らず文字が好きなお子さんもこうやって「いつの間にか覚えちゃっていた」という事があると思います。
これが正にそれですね!

何よりも『達成感』を子ども自身が楽しみながら感じ取れる機会が多いのが、見守る親としても嬉しいです^^
その達成感のお陰でお出かけに行った時に気になるポスターを見ては、読んでいたり…が多々。

自ずとどんどん語彙力が増えていき、ただ増えるだけでなく意味イメージまでもがしっかりと掴めるように
なっていたりしているので、得られるものが結構多かったりしています。
何よりも『知る』『分かる』ことへの達成感は結構なもので、これが物事への更なる『挑戦力』にもなり始めている娘。
彼女にとって割と長めの本(しかも字も小さめ)にもトライし始めたりする姿も…。
「文字読みに積極的ではない娘には、やはりこのパターンが良かったなぁ…」と痛感している日々です^^
ですので、いたずらに文字読みに焦られる必要はないのですよ♪





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Author:林 智代乃 投稿一覧
「英文学科」「児童教育学科」を卒業。
「英語」と「子どもの発達」に興味をもち、両方を活かせる職を考えるも多くの子どもの発達を傍で見守れる幼稚園教諭として働く。
幼稚園教諭時代に日本語を話せないインド人の子をクラスで受け持ちバイリンガル保育をする事になった事で「子ども × 英語」への思いが再燃。
子どもの言語習得力にとても興味が湧き、児童英語講師の資格(J-Shine)取得や現地幼稚園での研修を受けるなどの為に留学。もっと『子ども × 英語』について知りたく5年勤めた幼稚園を辞め、民間英語学童に就職。
発達について追求していけば行くほど、『全ては繋がっている』と感じ、「この繋がりを活かせば日本語での関わりでも英語力を伸ばす事は出来るはず!」と思うようになる。
ここから日本語で語り掛け、日本語いっぱいの生活を通して『英語を吸収し易いタイプ・アウトプットし易いタイプ』に育てていく関わりを意識して行うようになり、我が子は1歳半で日本語も英語も独力で文章立てて話せるようになり、その後順調に英語力を付けていく。
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