幼児期の文字読みは子どもの様子を見ながらが1番効果的。

  • 2019-04-09
  • 2025-04-03
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こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

我が家の『文字読み』に対してのスタンスは、

幼児期のうちは、本人が知りたがるまで特別に教えたりしない



というようにしています。

その為、本は『眺める専門』!

意図せず文字を習う機会があったものの、特に「しっかり覚えてね!」「ちゃんと書こうね!」など指摘はしてこずだった幼児期です。
(幼稚園はお手紙交換禁止だった為、そこで身に付けていく…などもなかったのです。)

これは英語に関しても同じで、『興味もった時に読み進める』といったスタイルでしたね。

それも

文字に特別興味を示さない子は、それ以外に『得意とする部分があるからこそ』その姿を見せるのだから



ですね!

また、ここで頑張って文字を伝えることをする事は、

自分の『学び方(特性)』を知り伸ばす機会を減らしてしまう時間ともなり、その時できるものがあっても頭打ちに合いやすくなってしまう



というのもあります。

しっかり『自分の興味』と付き合っていく事が自分の学び方(特性)を知れる機会となり、それがその後の『学習』の時に活きる力になっていくのですからね!

とはいえ、

『文字読み』をこちらから積極的に伝えていかない事に不安を感じられる方も少なくない



が実情だったりしますよね。

でもですね、我が家の場合、

『積極的に文字読みを伝えて来なくて良かったなぁ…』と感じる瞬間が結構ある



というのが実情です^^


伸ばしたい力が格段に伸びた



「文字」1文字・1文字に興味がある訳でもない娘は、「読み方を知りたい!」という気持ちはとても薄く…。

けれども、生活で触れる

・ひらがな
・カタカナ
・ちょっとした漢字



は、文字に興味を持ち身に付けていった子には劣りますが、入学前までにある程度、問題なく読めるようになっています。

「段々と文字に興味を持ち始めてきた」というのもありますが、その間「文字のワーク」のようなものを特別取り入れたりはしていません。

ではどうやって身に付けていったのか。

例えば、地図帳を見ていてアメリカの場所に『アメリカ』と書いてあれば、「これはきっと『アメリカ』と書いてあるに違いない。」と

なんとなくの『予想立て』をするように



なっていきます。

そんな事をしているうちに、外で見た看板か何かに「アイス」と書いてあれば、それも

周りの情景から予想立て



をし、「これはやっぱりアイスって書いてあるな?」と思うようになります。

そしてそこから…「そういえば、アメリカって書いてありそうなところにこの文字(ア)があったなぁ…」と

自分の中に『インプットした情報引き出し』、そしてそこから『比較』を脳内でし始め



1つの文字の読みを特定し始めるようになるんですよね。


そう、「文字を読み始める」ようになるまでに、

・情景を読み取る力
・予測力
・比較力



などがグングンと伸びていっていたんですよね。


芋づる式でこんな効果も!



そんな感じに「文字読み」を自力で習得していった娘。

これは、我が家の娘に限らず文字が好きなお子さんもこうやって「いつの間にか覚えちゃっていた」という事があると思います。

これが正にそれですね!

お陰で自力で読めるようになっていったときの『達成感』半端ないようで、『もっと読みたい!』のブームが起きています。

何よりも『達成感』を子ども自身が楽しみながら感じ取れる機会が多いのが、見守る親としても嬉しいです^^

その達成感のお陰でお出かけに行った時に気になるポスターを見ては、読んでいたり…が多々。

そうすると

自ずとどんどん語彙力が増えていき、ただ増えるだけでなく意味イメージまでもがしっかりと掴めるように



なっていたりしているので、得られるものが結構多かったりしています。

何よりも『知る』『分かる』ことへの達成感は結構なもので、これが物事への更なる『挑戦力』にもなり始めている娘。

彼女にとって割と長めの本(しかも字も小さめ)にもトライし始めたりする姿も…。

「文字読みに積極的ではない娘には、やはりこのパターンが良かったなぁ…」と痛感している日々です^^

ですので、いたずらに文字読みに焦られる必要はないのですよ♪

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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
「子ども・自分・家庭」について、自由に話せる場です。

 

✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

📍「進路って、そもそもなんだろう?」

📍「わが子の“特性”、どう言葉にすればいい?」

📍「子育てとお金の話、どこまで話す?」

 

 

“雑談なのに、深い”。
そんな空気感を一緒に味わいたい方、ぜひどうぞ。

問いを深める、月1回の学びの時間

月1Lab. (セミナー)

おうちの方向けに月1回、

テーマを絞ってお届けするセミナーです。

 

毎月

「今だからこそ役立つリアルなテーマ」をピックアップ。

 

または皆さんのリクエストに応じて、

英語・発達・思考・海外教育・受験 など、
広い視点で“学びのヒント”を共有します。

 


専門性と現場経験に基づいた実践内容
難しい話も「わが子にどう活かせるか」が見える設計
アーカイブ付き・繰り返し視聴OK

 

 

「知らなかった」を「やってみたい」に変える。
そんな時間をお届けしています。