おうち英語なバイリンガル子育てでこどものライティング力を付け伸ばす為に大切なこと。

  • 2019-07-04
  • 2023-09-19
  • Blog

こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

我が子の英語力を考えた時、『話す』だけでなく『書く』の力も育てていきたいものですよね。

ただ、この『書く力』を伸ばす取り組み。

ここで最も大切なことは、

『聞く/聴く』とただただ『事実/感じた事を書き出す』という作業



なのです。

英語のかけ流しが、『書く力』を育てる最も基礎の取り組み


「英語の取り組み」と言えば、

・聞く
・話す
・読む
・書く



のアプローチをしていく事かと思います^^

上記の中でしっかり育てていくべきは『聞く力』です。

というのも、

聞く力は、『話す』にも『読み』にも『書き』にも…と「全てに繋がる力」となる



ものなので、「ここだけ育てていれば良いといっても過言でない」くらいに大事なのです。

さて、



ポイントになっていきます。

『書き』に関しては、ただいま新セット教材作成中です^^

英語の『文法力=ライティング力』ではないのです。


では、

『書き(ライティング力)』を付けていく上で大事な事は何なのか



が気になる部分かと思います。

先ず前提としてあるのは、「英会話力=ライティング力」ではないという事。

そして、

文法に着目した角度からのライティング力の形成を多くの方がされがちだが、実際は違う



という事です。

「文法からの角度でライティング力を育てる」というのは、同じようなセンテンスを繰り返し書いたりしながら文法パターンを覚えさせてからの…といったものですね。

これ、絶対的にNGという訳ではないです。

ないのですが、この形で進めていくと必ずぶつかる壁が、

英語のセンテンスはだいぶ書けるようになってきたけれど、『内容』や『構成力』がイマイチ…



といった壁。

もちろん、この部分は「たくさん書いていく事で育っていく」部分ではあるのですが、育てていく上での基礎段階がもちろんあるんですね。

ライティング力として求められるものは
『事実』や『感じた事』がどれだけ書けているのか


ライティング力を育てていく上でする事は、

正しい文章を書く事ではなく、とにかく『事実』や『感じた事』などをどんどん書く練習をしていく



事です。

英語圏は特に、『自分の考えを的確に伝えられることは重要なコミュニケーションスキル』といった考えが強いです。

故に、ライティング力でもこれに基づいたものを求められます。

それだからこそ、どんどん『事実』や『感じた事』を書く練習をしていくのです。

英文がまだうまく組み立てられなくてもスペルミスがあっても最初は全然OK!

スペリングは気付いた時にチェックをしてあげ、文法はたくさんの英文に触れながら自分で正していけるようなくらいに付き合っていくのが良いです。

まずは『どんどん書いていく』という『アウトプット』の時間を過ごしてもらい、その時間を通してどんどん『書き方』を習得していってもらう事が大切なのです。

どんどん書く時間を過ごす事で、こども自身も『書く』事に対してのアンテナが立っていくので、本を読んだ時に吸収していくものもまた違ったものとなっていきます。

英語で『書く力』を育てていきたいから
『読む』がここでも大切なのです。


以前よりよく、

バイリンガル子育てであえておうちの方が掲げるゴールがあるとすれば、『読む力を付けていってあげる事』



とお伝えしています。

これは上記のように『ライティング力(文法・構成)』に大きく関わるからなのです。

日本の国語の授業に置き換えて考えてみても同じだと思います^^

文字の練習が終わったら次にするのは、『文章を書く』という事。

日本語も、文章の書き始めの時に「文法の学習」も「同じような文章を何度も書く練習」もしていませんよね^^

英語だってそれと同じ^^

『事実』『感じた事』を書きなれてきたら、こんどは『3つのパラグラフに分けた構成で書く練習』をしていく。

こういった流れです。

もちろん、海外のワークにも『文法のワーク』は存在します。

ですので、軽視していいかというとそうでもないのですが、『ライティング力』を育てていく上で必要な取り組みは『事実』『感じた事』などを書く練習なのです。

ただ、『事実を書く』というアクティビティの取り組みの延長に文法ルールに触れるアクティビティはあります。

ですが、 Writing と grammar は、全く別物なのです。

面白い事に、「日本が出しているライティングのワーク」と「海外のライティングワーク」は本当に作りが全然違います^^

日本の場合は、writing と garammar が混同してしまっている感がありますね。

この作りの違いが『ライティング力』に差を付けていくんですよね。

因みに、

ライティング力を上げていくうえで最も欠かせないのが、『母国語での思考力』



です。

ここをしっかり育てていかないと、どんなに英語の練習をしてもライティング力に(会話力も)伸びは見られなくなります。

そう、

ライティングで求められるのは『思考力』



なのです^^

そんな側面からも『英語力は英語以外のアプローチが本当に鍵となる』と言えるのです^^

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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
「子ども・自分・家庭」について、自由に話せる場です。

 

✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

📍「進路って、そもそもなんだろう?」

📍「わが子の“特性”、どう言葉にすればいい?」

📍「子育てとお金の話、どこまで話す?」

 

 

“雑談なのに、深い”。
そんな空気感を一緒に味わいたい方、ぜひどうぞ。

問いを深める、月1回の学びの時間

月1Lab. (セミナー)

おうちの方向けに月1回、

テーマを絞ってお届けするセミナーです。

 

毎月

「今だからこそ役立つリアルなテーマ」をピックアップ。

 

または皆さんのリクエストに応じて、

英語・発達・思考・海外教育・受験 など、
広い視点で“学びのヒント”を共有します。

 


専門性と現場経験に基づいた実践内容
難しい話も「わが子にどう活かせるか」が見える設計
アーカイブ付き・繰り返し視聴OK

 

 

「知らなかった」を「やってみたい」に変える。
そんな時間をお届けしています。