我が子の英語力を考えた時、『話す』だけでなく『書く』の力も育てていきたいものですよね。
ただ、この『書く力』を伸ばす取り組み。
ここで最も大切なことは、
『聞く/聴く』とただただ『事実/感じた事を書き出す』という作業
なのです。
目次
英語のかけ流しが、『書く力』を育てる最も基礎の取り組み
「英語の取り組み」と言えば、
・聞く
・話す
・読む
・書く
・話す
・読む
・書く
のアプローチをしていく事かと思います^^

というのも、
聞く力は、『話す』にも『読み』にも『書き』にも…と「全てに繋がる力」となる
ものなので、「ここだけ育てていれば良いといっても過言でない」くらいに大事なのです。

ポイントになっていきます。
『書き』に関しては、ただいま新セット教材作成中です^^

英語の『文法力=ライティング力』ではないのです。
では、
『書き(ライティング力)』を付けていく上で大事な事は何なのか
が気になる部分かと思います。
先ず前提としてあるのは、「英会話力=ライティング力」ではないという事。
そして、
文法に着目した角度からのライティング力の形成を多くの方がされがちだが、実際は違う
という事です。

これ、絶対的にNGという訳ではないです。
ないのですが、この形で進めていくと必ずぶつかる壁が、
英語のセンテンスはだいぶ書けるようになってきたけれど、『内容』や『構成力』がイマイチ…
といった壁。

ライティング力として求められるものは
『事実』や『感じた事』がどれだけ書けているのか
ライティング力を育てていく上でする事は、
正しい文章を書く事ではなく、とにかく『事実』や『感じた事』などをどんどん書く練習をしていく
事です。

故に、ライティング力でもこれに基づいたものを求められます。
それだからこそ、どんどん『事実』や『感じた事』を書く練習をしていくのです。
英文がまだうまく組み立てられなくてもスペルミスがあっても最初は全然OK!

まずは『どんどん書いていく』という『アウトプット』の時間を過ごしてもらい、その時間を通してどんどん『書き方』を習得していってもらう事が大切なのです。
どんどん書く時間を過ごす事で、こども自身も『書く』事に対してのアンテナが立っていくので、本を読んだ時に吸収していくものもまた違ったものとなっていきます。
英語で『書く力』を育てていきたいから
『読む』がここでも大切なのです。
以前よりよく、
バイリンガル子育てであえておうちの方が掲げるゴールがあるとすれば、『読む力を付けていってあげる事』
とお伝えしています。
これは上記のように『ライティング力(文法・構成)』に大きく関わるからなのです。

文字の練習が終わったら次にするのは、『文章を書く』という事。
日本語も、文章の書き始めの時に「文法の学習」も「同じような文章を何度も書く練習」もしていませんよね^^

『事実』『感じた事』を書きなれてきたら、こんどは『3つのパラグラフに分けた構成で書く練習』をしていく。
こういった流れです。
もちろん、海外のワークにも『文法のワーク』は存在します。
ですので、軽視していいかというとそうでもないのですが、『ライティング力』を育てていく上で必要な取り組みは『事実』『感じた事』などを書く練習なのです。
ただ、『事実を書く』というアクティビティの取り組みの延長に文法ルールに触れるアクティビティはあります。
ですが、 Writing と grammar は、全く別物なのです。
面白い事に、「日本が出しているライティングのワーク」と「海外のライティングワーク」は本当に作りが全然違います^^
日本の場合は、writing と garammar が混同してしまっている感がありますね。

因みに、
ライティング力を上げていくうえで最も欠かせないのが、『母国語での思考力』
です。
ここをしっかり育てていかないと、どんなに英語の練習をしてもライティング力に(会話力も)伸びは見られなくなります。
そう、
ライティングで求められるのは『思考力』
なのです^^
そんな側面からも『英語力は英語以外のアプローチが本当に鍵となる』と言えるのです^^