これからの時代に必要と言われる「思考力」「表現力」「対話力」。
けれど、それらは、ただ早く練習すれば育つものではありません。
おしゃべりFriday、こども哲学カフェ、対話型ディベート。
3つの場を、ひとつながりのグラデーションとしてご紹介しています。
どこから入っても大丈夫です。
その子の今に近い入口から、選んでいただけます。
その子その子に合う入り口
どこから始めても大丈夫です。
グローバル化やAIの進化が進む今、
こどもたちには、知識を覚える力だけでなく、
自分で考えること、違う意見にふれること、
自分のことばで伝えることが、ますます求められています。
ただ、その力は、
誰にでも同じ方法で育つわけではありません。
だからこそ、
発達や個性の違いを土台にしながら、
対話・思考・表現につながる場をつくっています。
おうち英語も、海外教育も、その延長線上にあります。
英語を“教え込む”ことよりも、
その子が、自分のことばで世界とつながっていけること。
その土台を、やわらかく、でも確かに育てていく場です。
すぐに言葉が出ないのは、考えていないからではなく、動き出すまでに時間が必要なこともあります。
思考は動いていても、整理して外に出すまでにワンクッション必要な子もいます。
すぐ答えるよりも、問いを抱えたまま考えることで動きやすいタイプもいます。
内容との相性によって、ことばの出方や思考の深まり方が大きく変わることもあります。
どれが上、どれが下、ということではなく、
その子の今の動きやすさに合わせて、入口は変わります。
好きなことを話したり、ほかの子の考えを聞いたりしながら、
まずはことばでやり取りすることに親しんでいきたい時に。
正解を急がず、「なんでだろう?」を眺めながら、
自分の考えを少しずつ言葉にしていきたい時に。
意見や理由をことばにしながら、
相手とのやり取りの中で、考えを深めていきたい時に。
いきなり決めなくても大丈夫です。
その子の今の動きやすさに近いところから、無理なく入っていただけます。
好きなことやテーマを入り口に、
自分のことばを外に出してみる
すぐに答えを出さず、
見方をずらしながら考えてみる
理由や根拠を持ちながら、
相手とのやり取りの中で深めていく
「ディベートはまだ早いかも」と感じる子にも、
その前にことばに親しめる場があります。
一方で、最初からディベートに惹かれる子は、
そこから始めても大丈夫です。
どこが上、ということではなく、
今のその子が動きやすいところから入っていただけます。
好きなことを話したり、ほかの子の考えを聞いたりしながら、
ことばでやり取りすることに親しんでいきたい時に。
正解を急がず、「なんでだろう?」を眺めながら、
自分の考えを少しずつ言葉にしていきたい時に。
意見や理由をことばにしながら、
相手とのやり取りの中で、考えを深めていきたい時に。
どれかを経由しないと参加できない形ではありません。
今のその子に近いところから、無理なく入っていただけます。
同じ「話す・考える・伝える」につながる場でも、
重心の置き方や、入りやすい入口は少しずつ違います。
話すことを、もっと軽やかに。
おしゃべりFridayは、テーマをもとに、ほかの子の考えにふれたり、自分の感じたことを言葉にしたりするディスカッションの場です。
「ちゃんと話せるかな」よりも、
“話してみる”ことそのものに親しむところから始められるので、
ことばでやり取りする入口としても、自然に参加しやすい時間です。
日本語の回も、英語の回も、
大切にしているのは“正しさ”より“ことばが動くこと”。
おうち英語の延長として、英語を使う場を探している方にも、
無理なくつながりやすい入り口です。
ひとつの問いを、急がずに眺める時間です。
「正しい答えを出す」ことよりも、
“自分はどう感じるか”“ほかの見方はあるか”に目を向けながら、
ことばと思考を行き来していきます。
すぐに結論を出すより、
問いを味わうことが好きな子にも、
まだ言葉になりきらない感覚を持っている子にも、
入りやすい場です。
グローバル教育というと、つい“外に向かう力”が注目されがちですが、
その前に必要なのは、自分の中にあるものを感じ、考え、持っていられること。
こども哲学カフェは、その静かな土台にもつながっています。
対話型ディベートは、勝ち負けのためだけに話す場ではありません。
自分の意見を持つこと。
その理由を言葉にすること。
相手の見方を踏まえて考えを深めること。
そうしたやり取りを通して、
“考えを組み立てて伝える”経験を重ねていく講座です。
ディスカッションや哲学対話と地続きにあるものですが、
「整理して伝える」ことにより踏み込んでいきたい子には、
ここがぴったりの入口になることもあります。
これからの時代に必要と言われる表現力や発信力も、
ただ強く話すことではなく、
自分の考えを持ち、相手の立場をふまえながら伝えるところにあります。
その土台を、ことばのやり取りの中で育てていく場です。
この3つの場は、一本道ではありません。
その子の興味や、その時期の動きやすさに合わせて、入り方はさまざまです。
「まずは話してみるところから」の入口として、
場の空気や、ことばのやり取りそのものに少しずつ親しんでいく形です。
すぐに結論を出すより、
「なんでだろう?」を抱えながら考えることが合いやすい子には、
ここが自然な入口になることもあります。
「考えを整理して伝えてみたい」
「やり取りの中で深めてみたい」
そんな気持ちがある子は、最初からここを入口にしても大丈夫です。
どれか1つに固定するのではなく、
テーマや時期によって行き来しながら、
その子に合う形で関わっていくこともできます。
どこから始めるかよりも、
その子がことばを使って心地よく思考できるかを大切にしています。
ことばの力を育てることと、発達や個性を見ながら関わること。
この2つは別々のものではないと考えています。
これまで、発達や個性の視点から、
こどもたちの学びやことばとのつながりを見てきました。
その中で強く感じているのは、
「話せない」「書けない」「伝えられない」が、
単純な力不足ではないこともとても多い、ということです。
安心が足りないのかもしれない。
問いが大きすぎるのかもしれない。
頭の中では動いているのに、整理の道筋がまだ見えにくいのかもしれない。
だからこそ、
『できる・できない』を見るのではなく、
その子のことばや思考が回りやすくなる条件を見ながら、
対話・思考・表現につながる場を整えています。
おうち英語も、グローバル子育ても、海外教育も、
別々のものではないんですよね。
どれも、
その子が自分のことばで世界とつながっていくための土台づくりとして、つながっています。
だからこそ、
話すこと、考えること、伝えることを、
発達や個性から切り離さずに見ていきたいと思っています。
この場は、
「話せる子を増やすため」だけのものではなく、
その子が、その子のことばで動き出していけるようにするための場です。
ご参加を検討いただく中で、よくいただくご質問をまとめました。
はい、大丈夫です。
「上手に話すこと」よりも、
自分のペースで考えたり、ことばにしたりすることを大切にしています。
参加しながら少しずつ場に慣れていく子も多いので、
最初からすらすら話せる必要はありません。
はい、大丈夫です。
日本語の場もありますし、英語の回も
「完璧に話すこと」を求めるものではありません。
今ある力を使いながら、
やり取りそのものに親しんでいけるような場づくりを大切にしています。
「その子が今、入りやすそう」と感じるところからで大丈夫です。
まずは話してみるところから入る子もいれば、
問いを味わう場が合いやすい子もいます。
最初から対話型ディベートに惹かれる子もいます。
順番が決まっているわけではないので、
今のその子に近い入口から選んでいただけます。
哲学対話は、
問いを急いで閉じずに、見方を広げながら考える場です。
対話型ディベートは、
自分の考えを整理し、理由や根拠をことばにしながら、
相手とのやり取りの中で深めていく場です。
どちらも「考えること」を大切にしていますが、
重心の置き方が少し違います。
はい、大丈夫です。
すぐに答えが出ることよりも、
その子なりに考え、ことばにしていく流れを大切にしています。
話すまでに少し時間が必要な子、
頭の中では動いているけれど整理に時間がかかる子にも、
無理のない形で参加していただけるようにしています。
テーマや場によっても少し変わりますが、
年齢だけで決まるというよりも、
その子の関心や、ことばとのつながり方によって合いやすさは変わります。
「話したいことがある」
「問いを考えるのが好き」
「自分の考えを整理してみたい」
そんなタイミングにある子に、特に入りやすい場です。
迷う時は、「どこが正しいか」より、
今のその子が入りやすいところから見ていただけたら大丈夫です。
話すことに親しむところからでも、
問いを味わうところからでも、
考えを整理して伝えるところからでも。
その子に合う入り方で、
ことばと思考を育てていける場を用意しています。