英語スピーチコンテストにこども自身が参加したくなった言葉掛けとその積み重ね

  • 2019-10-31
  • 2022-07-21
  • Blog
こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

11月17日(日)は、『こども英語スピーチコンテスト』開催日。


嬉しいことに、多くのおうちの方が、

我が子にも参加してもらいた機会


と思って下さっているようです^^

こども英語スピーチコンテストへの参加を提案しても…
こどもに断られてしまった(涙)


・これからの時代、『自分の考え』等を『人前で』伝える力は必要だから…
・審査に通過した子だけが参加できるものと違い、誰でも挑戦できる機会だから…


という事もあり、「この機会を我が子にも活かして欲しい」と思って下さるおうちの方が多いようで、開催側としてはとても嬉しいです^^

とはいえ、こどもに「こんな機会があるけれど、やってみない?」と声を掛けても…

断られてしまった(涙)


といったお声のメール等も実はいくつも頂いていたりします。

こどもにとったら、

・英語での挑戦
・そのうえ、人の前に立つ
・そして発表する
・しかも知らない人たちの中で!
・そもそも、「スピーチコンテスト」ってどんなもの?


とたくさんのハードルがあるようなものですからね、「嫌」って出てきてしまうのも分かります^^;

『英語スピーチコンテスト』がどんなものか「見学」し、
次の機会に繋げてみよう!


そもそも、

こども英語スピーチコンテストって、どんなものなの?


と、こども自身が「イメージが付きにくいから…」という事もあると思います。

実際、そういったお声も届いていますしね!

…という事で、こども英語スピーチコンテストへの

・応援の見学
・次回のための参考としての見学


を『可能』としています^^

実際に参加するこどもたちにとっても、オーディエンスが多い事は良い体験になりますしね!

もちろん、「見学は無料」ですので、お気軽に〜!

「我が子にどう声を掛けたら、
こども英語スピーチコンテストに挑戦する気になるのか…」


「どうこどもに声を掛けたら、スピーチコンテストに参加する気になってくれるのか…」といったお声も届いていたりします。

その際、「参加してもらう事」に注意を当てるのではなく、

どの部分が引っかかって拒否をしているのかを考えてみる(時には実際に聞いてみる)事の方がポイント


だったりします。

そして同時に、『そもそもスピーチコンテストに参加してもらいたい理由はなんだったのか』をおうちの人自身も振り返ってみる事が大事です。

きっと多くの方のゴールは、『スピーチコンテスト』に出る事ではなく、『スピーチコンテストを通して育てていって欲しいもの』があるからだと思うんですね^^

その部分と我が子が拒否をする理由を掛け合わせ、その上で、言葉掛けをしてみていって欲しいと思います^^

先日、我が家の娘がスピーチコンテストに参加してきました。


上記リンク先にも書きましたが、もともとは、

・人見知りも強く
・場見知りも強く
・人前に立つ事を苦手とする


子。

故に「断られてしまうかなぁ…」と思いながらも本人の中で引っかかりそうな部分に関して先手打った言葉掛けをしてみました。

「自分には出来ないだろうなぁ…」と思ってしまい、避けるように感じたので、誘う時、

ねぇ?
大きくなったら、今よりももっと自分の言葉で自分の考えた事や思った事を伝えていく事がどんどん大事になっていくから、今のうちにいっぱい失敗しながら練習していって良い機会があるんだけれど、参加してみる?


と声を掛けたのです。

「出来なかったら出来なかったでそれで良い!」「ちゃんと出来なくちゃと思い過ぎる必要はない」という気持ちを込め…な感じですね。

我が家の場合は、これですぐに娘からの「なら、やってみる!」をもらえた感じです。

『スピーチの大切さ』も普段から何気なく
伝え積んでいく事もポイント


人って、よっぽど興味がない限り「挑戦」ってなかなかしないもの。

また、興味以外で挑戦するきっかけとなるのは、『問題意識を本人が感じた時』だったりします。

突き詰めれば、『問題意識を感じる=興味がある』とも言えますけれど^^

例えば、「英語が話せるようになると、世界中にお友達ができるようになる」等と伝え、こどもに英語に興味を持ってもらおうとするご家庭も少なくないと思います。

これ、スピーチに関しても、そしてそれ以外の事柄に関しても同じだと思うんです^^

もちろん、我が子が咀嚼しやすい形で伝える事がポイント。

我が家の場合は、ニュースを見ながら『スピーチ力』について伝えたりします。

例えば、最近で言えば、ニュースで小泉進次郎環境大臣の国連での発言の様子を見ながら、

色々な国と協力していかないといけないから、それが伝わるように伝える事が必要なんだねー!
上手に伝わらないと、協力もうまくし合えないもんね。

などと話したり。



環境問題等に関して興味ある娘には、最近の中でこれが1番ヒットしたかな?

そして、小泉進次郎環境大臣が沈黙してしまったところでは、「ちゃんとhowの部分も伝える事が必要なんだ!」と思うようになったり…

彼女なりに色々と考えたかな?

また、『偉人図鑑』に興味を持ち、スティーブ・ジョブズ氏に興味を示した時はあの有名な演説動画を見せ、「人に感動を与える言葉を伝えられるって素敵だね!」と伝えていたり…

年中さんの時の様子


…と他色々と小さく小さく積み重ねていったのもあり、「伝えるって大切なんだ!」と本人が、本人なりに『問題意識を持つ』ようになっていっており、スピーチが『興味あるもの』となっています。

因みに、こういった事を伝える時は、『ママも今気づいた!』『ママ、知らなかったわー!』的なスタンスで伝える事がポイント!

そうするだけで威圧感なく、スムーズにこどもに伝わるので^^

とはいえもちろん、「問題意識を持つ」=「できる」ではないので、娘の伝える力はまだまだです。

だからこそ、ゆっくり育てた甲斐があると思い、娘も今回の『こども英語スピーチコンテスト』に挑戦する感じです。




スピーチコンテストの開催日も段々と近付き始めていますが、我が家ではまだスピーチコンテストの練習が始まっていません(笑)

伝えたいテーマと伝える内容の大枠は決まっていますが、そこからの練習は何にも^^;

「スピーチ」に対しての『問題意識』はあっても、「自分のスピーチの様子」に対しては問題意識がまだまだない時なので、直前に練習がスタートしそうな感じです(爆)

ですが、その方がスピーチコンテストを終えた時に次なる課題を本人自身が見つけられそうなのでよいかなぁ…と!

…という事で、まだまだ練習が始まっていない我が家もありますので、まだまだご参加を受け付けています^^



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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
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「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

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第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
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聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

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