こどもの感情と上手に付き合う力に繋がるレジリエンスの育て方とおすすめ英語絵本

こんにちは、こどもの発達と個性を活かすからできる、グローバル力も育つバイリンガル子育て、林智代乃です。

我が家でのバイリンガル育児は「英語を学ぶ」という形ではない事もあり、こどもの『興味関心』『こどものペースに合わせて』。

それ故、「読み」「書き」にまだそこまで積極的になれない娘の英語の本に触れる時間は、まだまだ『読み聞かせ』による時間ばかり^^

でも、英語絵本って本当に知識だけでなく『心』の成長をサポートしてくれるようなものが多いので、読み聞かせがまだまだできる事は嬉しく感じたりします♪

先日のクリスマスでは、また素敵な『心の栄養』となる英語絵本を迎えたのでご紹介しますね!

これからの時代に求められる
『しなやかさ(レジリエンス)』についての英語絵本


今回、迎えた絵本は、『しなやかさ(レジリエンス)』について描かれた絵本。



絵本はお父さんが娘に、小さな頃からの出来事を振り返りながら話しかけていく口調で進められていくものとなっています。

・「最初はできなくてうまくいかなかったけれど、
  諦めずに頑張ったらできるようになったね!」

・「最初はなかなか立ち直れなかったけれど、段々と向き合えたね!」


などなど、『出来ない』から『出来た!』になっていくストーリーが色々と描かれています。

こどもにとって、とても勇気が出るストーリーになっていますね。

子育てを通して
こどもの『しなやかさ(レジリエンス)』を育てよう!


『レジリエンス』とは心理学用語で、特に近年注目を浴びている言葉です。

辞書には『回復力』『復元力』といった意味が載っていますが、心理学的に言えば、

逆境から素早く立ち直り、成長する力


を意味します。

要は、「ピンチはチャンス!」のように『ポジティブな発想に切り替えられる力』を意味するような語です。

人生、生きていればいつも良い事ばかりではなく、

・失敗
・挫折
・逆境


といった様々なネガティヴな場面にぶつかるもの。

親としては、そういった経験をせずに生きていって欲しいものですが、それを防ぎ守るというよりは、そういった場面にぶつかった時の『乗り越える力』を育てていく事が大事なんですよね^^

子育てで大事なことは『成功体験』だけではない。


よく、『自己肯定感を育むためにも小さな成功体験を積むことが大事』という文言を見聞きすることがあると思います。

確かに小さな成功体験を積みながら、日々我が子の自己肯定感育てをしていくことは大切です。

大切ですが、

成功体験を積んでいってもらうことに一生懸命になりすぎなくても良い


のです^^

こどもに成功体験を積んでいってもらいたくついしてしまう多くが『先回り』。

例えば『学習』で言えば、「あとで躓いて欲しくないから」「苦手意識を持って欲しくないから」などもそうですね。

上記の思い、同じ親なのでとっても分かります^^

分かりますが、

レジリエンス(しなやかさ)を育てる上で大切なのは、『ポジティブな言葉掛け』だけでなく『失敗体験』『困難な経験』を積むことでもある


です^^

親心故に、転ばないように…失敗しないように…と、ついあれこれ口を出したくなるものですが、それではこれからの時代に生きていく上でも弱い人間に育ち易いという事なんですよね^^

そう、

失敗は避けるべきものではない


という事です^^

我が家の娘は日々、もうたくさんの失敗経験を重ねながらその力を育んでいっています(笑)

レジリエンス(しなやかさ)を支える土台は、

レジリエンス(しなやかさ)を支えるのは、これら。


レジリエンス(しなやかさ)は、『ポジティブ発想に切り替える力』。

この力をつけていく上で大切な1つは、

日々のポジティブな言葉掛け


ですね。

そして、他にも大切なのが、

・好奇心
・主体性


の2つ。

『好奇心』がある子は、常にワクワクな気持ちをもっていられる子。

挫折・逆境にぶち当たった時も、持ち前の『好奇心』がレジリエンスを支えてくれるものになります^^

例えば、日本語環境下でのバイリンガル育児となると多くの方が恐れるのが、

我が子が「英語は分からないからイヤ!」といつか言うのでは?!


という事。

日本語環境下そして日本の教育の中に身を置き成長していけば、日本語力の方が自ずと上がり英語との開きが出てくるので不安になられてくるんですよね^^
(この開きも読力がつけば、ある程度縮められていきます。)

ただ、実はこの「イヤ」は英語力の問題ではないもの。

『分からない/知らない を知る楽しさ』となる『好奇心』があれば、「イヤ」は強く出ないもの


です^^

なぜなら、「好奇心が勝ってしまう」からですよね。

そんな例のように「分からない」という『挫折/困難』を味わった時、好奇心が『ポジティブな視点』を持たせてくれる。

レジリエンス(しなやかさ)を育む経験値になるのです。

また、『主体性』は「自分はどうしたいのか」と「主体的に」考える習慣が、『ではどう解決していこうか』と「次なる手段」を考える力になるもの。

主体的に「次なる手段」を考えるそれは、まさに困難にぶち当たった時に必要な『レジリエンス(しなやかさ)』を支えるものですよね^^

こどもたちの中に育てていきたい『レジリエンス(しなやかさ)』。

そのヒントにこういった絵本に触れてみるのもありですね♪

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