こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。
木登りがこどもの言語力や思考力を育む上で、とても良い遊びで、これがおうち英語と実は深い繋がりがあるんです。
さて、毎日毎日本当に遊び倒している我が家の娘。
梅雨シーズンでもちょっと雨がやめば「お友だち、公園にいるかも!」と公園へ。
こんな感じなので、いわゆる『学習』といった取り組みは本当にない我が家です。
ただ、何も考えずに遊びにだけ一生懸命になれるのも人生の中でそうないので、貴重な時間だな…と感じています。
そんな娘が最近、幼稚園の時からずっと練習をしていた【木登り】が、1年生になって最近できるようになり、また1つ自信を積み重ねています。
3歳からボルダリングをやっていたりするので登る力は付いているのですが、木には背が届かずなかなか登れなかったんですよね^^;
さて、そんな『木登り』。
木登りって実は、『学力』『英語力』にとっても、良い影響を与える活動の1つだったりするんですよね。
…というのも、こどもの
・アウトプット力
・英語力の土台を育て
となる活動のひとつだったりするのです。
この記事では、
・どんな脳の働きが活性化されるのか
・英語力や学習力にどんな影響があるのか
を日常の遊びの延長線からお伝えしていきたいと思います^^
木登りで『脳』が育つってどういうこと?
木登りが『考える力』の土台、ワーキングメモリを高める
木登りって、ただの遊びと思われがちですが、実は脳にとってはとても刺激的な活動なんですよね。
例えば、木の上では「どこに手をかけよう」「次はどっちに足を出そう」と、常に頭で考えながら体を動かしていますよね。
木のぼりって、まさに
なんですよね。
柔軟性・俊敏性・力も必要となる『全身運動』である木登りは、とっても良い活動!

これにより記憶力(殊の外、ワーキングメモリ)が鍛えられるのですが
だったりします。
これって裏を返すと、この機能が低下していると『経験上の狭い領域にとらわれがちで、創造性が発揮されにくい』という事です。
ワーキングメモリがしっかり働くことで例えば
・話の流れを覚えたまま、自分の意見をまとめて話せる
・思いつきを広げながら、新しい発想を生み出せる
…など、言語力や思考力のペースがぐんと育つんですよね。
要は
・言語処理にも大いに役立つ
力を育てる事をイコールとしているわけです。
このように、木登りのような『全身を使った空間的な試行錯誤』には、ワーキングメモリを育てる効果があると言われているんですね。
しかもそれは、最大50%の向上がみられたという報告もあるほど^^
Climbing a tree and balancing on a beam can dramatically imp…
一見、言語とは関係ないように思える遊びの中にこそ、『言葉を使いこなす脳』の土台を整えるヒントが隠れているわけです^^
バランス感覚は、”言葉の回路”を育てる
そして何よりも『バランス感覚』も必要とされるのが木登り!
実はこの
なのです。
これはセミナーでもよくお伝えさせていただいているのですがバランス感覚は、インプットした情報をアウトプットする回路を育てる活動なのです。
木登りのような ”遊び” が学びの土台になる
そう、おうち英語って『英語をたくさんやれば育つ』というものではなく、『言葉を使いこなす脳の土台』を育むことがポイント。
そういったメリットがたっぷりなので、どんどん木登りには挑戦させていってあげたいんですよね^^
…とは言っても、見ているこちらはハラハラしてしまう事もあるのですが^^:
このような感じに、実は
のです^^
脳の発達の順序や学びの土台を見ていくと、実はこういった活動が、後の学び易さ・習得のし易さを左右していたりします。
故に、何気ない遊び時間をとおしての身体の環境整えをしていく事が、実はこどもの力を伸ばす最短ルートだったりするんですよね!
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