焦らないおうち英語:意外と見落とされがちな“15年計画”の考え方

こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。

このブログでも何度も書いてきてしまっているのですが、バイリンガル子育てをしていく上で大切なのは

 

言語習得理論を活かすためにも『発達』や『特性』をみていくこと・活かしていくこと

 

なんですよね。

こどもが『英語を話せるようになる』だけでなく、『英語で何を語れるか』までに育つために、そこのらしさを尊重しながら関わる姿勢がとっても大切なのです^^

 

こどもが『英語を話せるようになる』だけでなく、『英語で何を語れるか』までに育つために、そこのらしさを尊重しながら関わる姿勢がとっても大切

 

言葉だけを切り取るのではなく、その子の心理的発達や環境の変化といった“育ちの流れ”に目を向けることで、初めて「ことばが根づく土壌」が整っていくんですよね^^

 

年齢ではなく『個』と『環境』でみる

 

よく「●歳だから、そろそろ…」と『年齢』を軸に考えられ、お問い合わせ等を頂くことがあります。

SNSをはじめとした色々な情報に触れる度に、焦るような気持ちが生まれてきてしまうんですよね。

よくわかります^^

その焦りは、大切な我が子の『親』だからこそ、当たり前の感情!

『焦る』ことは、何も悪いことではなく、ここで大事なことは

 

・何に焦り
・自分はどうしたくて、色々な情報に触れているのか
・本質部分はどこなのか

 

を振り返り立ち止まること^^

 

子育てで焦ることは悪いことではない

 

そして、ここで忘れずにいてほしいのが、

 

よくある『●歳だと、これができる』などは、その年齢の子達から相対的にみて出された「全体のバランス」からの考えであり、『その子の個』に対してのものではないもの

 

だという事です^^

その子の『個』にあった関わりをしていく上で特に鍵となるのが

・年齢ごとの心理的発達
・それに伴う環境の影響

で、これらを踏まえながら関わっていくことが大切なのです。

さて、今回は『こどものこれからの環境/心理 ステップ』からみた、おうち英語なバイリンガル子育てについて書いてみたいと思います^^

 

おうち英語なバイリンガル子育ては『15年計画』で捉えてみる

 

私がよくお伝えさせていただいている

 

おうち英語なバイリンガル子育ては、『15年計画』の考えで!

 

という考え方。

 

おうち英語なバイリンガル子育では15年計画の考えを持つことが大切。

 

もちろん、それまでの過程に、『話す』『読む』『書く』はできるようになっていくものです^^

そしてこれは、決して『長くかかるから覚悟してね!』という意味ではなく…です^^

では、どういうことかと言えば

 

こどもの発達段階・環境の変化・思考力の成熟などを踏まえると、15年くらいでようやく『その子らしい英語力』が完成していく

 

…ということなのです。

やはり『年齢』による『思考の変化』は大きく、

・伝えられるもの
・伝えられる内容の深さ
・伝え方(表現の仕方)も

 

変わっていくんですよね。

 

やはり『年齢』による『思考の変化』は大きいからこそ、おうち英語なバイリンガル子育ては、こどもの『発達』を汲むことが大切。

 

また、『母語』である日本語がしっかり身に着いた子ほど、その後の英語力が伸びるのは確かですから、15年計画でみていった時、追い上げ力を見せてくる子もいるのが、15年計画のバイリンガル子育てです。

ですので、『15年』というスパンで先ず色々と見ていく事が非常に大切なポイントになっていくのです。

 

『バイリンガル育児15年計画』というスパンでは、
 どのような環境・心理の変化があるのか

 

『言語習得理論』を活かしていく上でも大切な「環境」と「心理」。

それでは、『バイリンガル育児 15年計画』というスパンではどのような変化があるかみていきたいと思います。

段階を大きく分けると、この「15年間」は

・6歳くらいまで
・6〜9歳くらいまで
・9歳〜12歳まで
・12歳〜15歳まで

と分けられます。

おうち英語において、『言語習得理論』を活かしていく上でも「環境」と「心理的発達」をみていくことは非常に大切。

 

【6歳くらいまで】
 →この時期が1番、「おうちの環境」や「おうちの人の考え」の影響を受けやすい時期。
  物事に対する見方や考え方の土台がここで作られる。
  〈ことばの土台や『どう感じるか』の完成が育つ大切な時期〉

【6〜9歳くらいまで】
 →お友達との時間を楽しみ始め、お友だちとの世界が広がっていく時期。
  学校の事やお友達との時間が優先となり、なかなかと時間がなくなっていく時期でもある。
  〈どんどん判断力が育ちはじめ、『なぜ?』と考えることも増えていく時期〉

【9歳〜12歳まで】
 →いわゆるギャングエイジ。
  判断力の成長から「自分で考えられる」という気持ちが強くなり始め、少しずつ親などの大人に対して反抗的な言動も増え始めてくる。
 〈「自分で決めたい!」の気持ちがぐんと育ち、なかなかとおうちの人の言葉が届きにくくなる時期でも〉

【12歳〜15歳まで】
 →『自分らしさ』や『自分の居場所』を探すようになり始める思春期前期。
  それ故に『共通項』を持った人と付き合うようになり、そこに心地よさを求めていく。
  部活もはじまり、やるべき事がどんどん増えていく。
 〈興味関心もどんどん外の世界へと広がっていく〉
 

…といった感じに、ざっくりとこんな成長等を見せ始めてくれ、発達段階によって「ことばの捉え方」「学びのスタンス」「親との関係性」が大きく変わっていくんですよね。

 

おうち英語は15年計画

 

先にも書きましたが、『思考の成長』も関係し、『バイリンガル育児は15年計画』です。

ざっくりの15年の成長発達から受け取っていただけるように、

 

・こどもの視点は『どんどん外を向き』
・親から与えたものに取り組んでいくのではなく
・どんどん『外の環境による影響を受けて自分で選びとっていく』

 

ようになっていきます。

そして、『時間』も段々なくなっていくので、『英語の存在の当たり前化』を狙っていくのも大切になってくるんですよね。

 

今『できてる/話せる』ことよりも『これから伸びる』力を育てよう!

 

おうち英語なバイリンガル子育てをしていると

 

・英語を早い段階から話せるようになっている姿
・早い段階から英語の文字が読め、本が読めるようになっていく姿
・早い段階で英検を取得していく姿
 
などの様子が、どうしてもなんとなく『成功』に見えるようなこともありますよね。

確かにそれらができている子たちは素晴らしいです。

ただ、それだけを追って欲しくはやはりないんですよね。

こどもの成長発達ステップを踏まえ、且つ思考の成長も考え、『バイリンガル育児 15年計画』を考えていった時、

 

・「こども期の今英語が話せているからいい」という事はなく
・「15年計画で進めるから、ただ英語に触れさせておく」でもない

 

大事な事があるわけです。

それは、

心理的な発達により生まれる『思考』と、成長と共に身を置く『環境』の変化を考え、逆算して今関わる事

 

です。

ここが「その後も使える英語力として伸びていくものなのか否か」に繋がっていく大切な部分。

コーチングコンサルでご一緒させて頂いている方やサロンメンバーさんには、よくお伝えさせていただいていますが

6歳を過ぎるあたりから、こちらは取り組み等に対して手を引いていくようなスタンスで関わり、自分で「選び取れる力」を付けていけるようにサポートする事がバイリンガルに育てていく鍵

 

であったりします。

 

おうち英語15年計画を見据えていった時に、持ちたい視点

 

では、『15年計画』でこどもの成長を見据えるとき、『今』どんな関わりが、その先に繋がるのか。

この部分をいくつかの視点から一緒に見ていけたらと思います。

 

・ギャングエイジ(9〜12歳)までの時期を『英語のチャンス』としてどう活かす?
 →この時期に『与えること』が、その後の『自分で選び取る力/学び』に繋がるかどうか

・外の世界の目が向いていく時期、どんな力を育てておくと、『選び取れる子』になる?
 →その力の土台は、意外と幼児期〜小学校低学年にかけて育まれていきます。

・「英語やらないし!」と反発が出やすい時期に、反動が起きないためには?
 →英語を『押し付けられたもの』にしない関わり方(常に選択肢であること)がカギになっていきます。

・アイデンティティが揺れ動く時期に、ことばを『自分のもの』として使うために必要なことは?
 →そのためにも、今はしっかり『母語で思考する力』を育てておくことが大切。
 
この部分の問いかけを是非してもらえたらと思うのです。
そしてここで立ち止まられてされた問いの時間は、自ずとお子さんの『個』を活かす関わりへとつながっていきますからね!

 

 

親が伴走できる15年という月日はあっという間だからこそ…

 
『15年計画』って、長いようで実際こちらが関われるのは短いもの。
是非、これを機にどんな風に関わっていこうかのイメージを掴んで見てもらえたらです^^

 

おうち英語の15年は、どんな15年なのか

 

我が家はそれを踏まえて、どんどん今から

 

・「物事の見方」「心持ち」を育て
・主体的に、自分で選び取るような生活


を過ごしていってもらい、今だからできる(修正も含め)サポートをしている感じです^^

ちなみに、どんなに自然な形で育っても、英語は『第二言語』であるという前提は変わりません。

だからこそ、『選べるようになること』が、英語を【本当のツール】にしていってくれる近道となるのです^^

 


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