こどもの自己肯定感育てとなった小学生英語スピーチコンテスト

  • 2019-10-15
  • 2020-02-25
  • Blog
こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

先日、我が家の娘が人生初の『スピーチコンテスト』に参加してきました。

こどものイベント情報収集、我が家の場合


こどもには、「どんどん色々と『体験』し、それを『経験』に変えて言って欲しい」と思っている我が家。

そんな機会を提案できるよう、

・市の広報誌
・園や学校などに置かれているチラシや貼られているポスター
・近隣の科学館などの学習施設のTwitterアカウントのフォロー

 (該当施設だけでなく、他の施設の情報もリツイート機能等により流れてくるので有り難い)


をチェックするようにしています。

そうすると意外と良さげなイベントなどが見つけられたりするんですよね^^

以前は、なかなか挑戦する機会の少ない1人一杯の『イカの解剖体験』もフォローしている近隣の学習施設のTwitterで知ったり…♪

今回参加してきたスピーチコンテストも、学校に何気なく置かれていたチラシをきっかけに知り、参加してきました!

人前はもちろん!
もともとは人見知り・場見知りが極度なこどもだった


今回スピーチコンテストのチラシを見つけたのは、こどもではなく勿論、私。

読み聞かせのボランティアで毎週小学校に行っており、その帰りに学校のチラシ置き場に寄り見つけた感じです。

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「とりあえず、娘に提案してみよう!」と手には取ったものの、正直内心は「きっと断られちゃうだろうな…^^;」でした。

…というのも、娘はかなーりの『人見知り』『場見知り』が強かった子。

小さい頃は、ある程度定期的に会う事があったお友だちとのグループの中でも一言も口を利かないようなタイプ^^;

お友だち同士がワーキャー楽しんで遊んでいても、基本的に常に私の隣にいて静かにしている子だったのです。

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もちろん、公園遊びに連れて行ってもお友だちの遊びは「観察するのみ」で近付こうとはせず。

公園で出会う小学生のお姉さんたちが優しく声を掛けてきてくれて遊んでくれようとしても、逃げるか仏像のように固まり「何も見えない。何も聞こえない」を演じていた程^^;

「場見知り」に関しては、ボーネルンドのキドキドに連れて行ったら30分泣き通した事もあったりする程、慣れない場所への拒否感も凄い子だったのです。

そんな娘も、日々の外遊び時間を通して今では、色々な子に声を掛けながら遊べるようにはなってはいても…

年少さんから週3回は通っているそろばん教室でも2年近く通ってやっとお教室の先生から「やっと色々と少しお話ししてくれたんです♪」と喜びの報告を頂いた程^^;

…とやはりまだその名残はあるし、人前なんてまだまだ恥ずかしがり屋さん。

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その為、提案しても断られるかと思ったら、まさかの即答で「挑戦する!」と言ったのでビックリ&嬉しい気持ちでした。

元々好奇心旺盛な子であったとは言え、これも積み重ねてきた自己肯定感育てにより挑戦心が育っていったからだと思います。

こどもの「イベント参加へのやる気」で先ずベタ褒め(笑)


そんな「人見知り」「場見知り」が酷かった娘だからこそ尚更でしたが、

挑戦しようと思ったその心とヤル気が素敵!!!
もう今の時点で花まる100点だ!!!!


とベタ褒めした私です。

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こどもへの『褒めポイント』って、過去の我が子と(の成長)比較をすると本当にたくさんで、今回のここまでだけでも

・「参加する」といった『積極性』
・人前で話すことへの『勇気』
・今まで挑戦した事ない事への『挑戦心』


と褒めポイントが多々あり、

我が子への褒めポイントはきちんと『言語化』し、各々への意識を本人にも高めてもらうように


今回も関わるようにしました。

小学生英語スピーチコンテストの当日


今回、参加を申し込んだスピーチコンテストは、参加の仕方が『自由作文』の暗唱か『課題文』の暗唱といった形でした。

娘が参加した形は、自分の言葉でまとめるからこそ割と言い易い『自由作文』という形。

『小学校3年生以下』『小学校4年生』『小学校5年生』『小学校6年生』と部門別分かれ、各々部門事に設けられた字数制限がある中で本人に自由作文をしてもらいました。

英作をしたのは娘ですが、「書く」という作業はまだ前向きに取り組めない娘なので、娘が言った英語を母が書き留めるといった形でしたが^^;

そして迎えた当日!

本人は何故か根拠なき自信を持ちながらやる気満々!!!

でも緊張…という状態。

会場に着くとどうやら小学1年生は娘のみと判明し、より緊張をし始め…

迎えたスピーチの順番では、初っ端から出だしが直ぐに出てこなかったりして極度の緊張をしているのが見ているこちらにももの凄く伝わってきた程。

それでも最後まで頑張ってスピーチをした娘を母としては『舞台に立ち』『言葉を発した』というだけで成長を感じとれ、観客席で見守りながら褒め褒め。笑

正直、『スピーチ』という観点で言えば

・声の大きさ
・表情
・ジェスチャー


など、まだまだ補うべきところは多々ありました。

ですが、それは『何度か挑戦していくうちに磨きを掛けていけば良い』もの。

それよりも今回大事な事は、

『挑戦した』という経験を先ずしっかり『自信』にしてもらう


という事。

それで、良いのです^^

こどもには「失敗は悪い事ではない」と知ってもらいたい


スピーチを終えステージを降りてきた娘は、目に涙を浮かべ私のところに飛び込んできました。

聞くと、「これじゃあ、賞状がもらえない…」と。

Vintage photo created by jannoon028 – www.freepik.com
「賞状をもらいに行くぞ!」という目標で頑張っていた事に驚きでしたが(笑)、本人が「失敗」と思ったのであれば、これは「ラッキーチャンス」。

というのも、

「失敗してもまるっと受け止めてもらえる。
 失敗は悪い事ではない」


をまた伝えられるチャンスだから^^

娘の想いに共感しつつも、ポジティブなワードを掛けていたら…

早速、『来年も出る!』と意気込み始めた娘。

自分のスピーチを振り返り、「次はどうしようか」と考える姿が(一応)ありました^^

こういった時間こそが、

『体験』を『経験』に変える時間


なので、そういった意味でも良い機会を今回のイベントでは貰えたなぁ…と感じています^^

そんなこんなだった『小学生英語スピーチコンテスト』。

完全に何の賞も手にできないと思っていたら、まさかの入賞し『学校長賞』を頂けたというラッキーがありました!

表彰されるとは微塵も思っていなかったので、とっても油断していたこちらは聴き慣れた名前を呼ばれた時はビックリしてしまいました(笑)

このように『スピーチコンテスト』って本当にその時の結果だけが全てでなく、それまでの過程で色々な成長と育みができるもの。

・英語力の成長
・テーマに伴った知識
・相手ありきの「伝える力」育て
・取り組む姿勢、向き合う姿を通しての心育て


…などなど!!!

そういった機会になるからこそ、我が子の更なる『自己肯定感育て』の機会としても是非こちらのスピーチコンテストをご活用くださいね♪

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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

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✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
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