小学校高学年からの『好き』『興味』が進学につながる?

こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。

前回の記事では、高学年の子たちがおうち英語の取り組みに向かっていく上でのポイントについて書いてみました。

高学年の子であれば、

・おうち英語に小さな頃から取り組んできている子においても
・おうち英語を高学年から始める子においても
・『英語学習』として英語をスタートする子においても

共通して言えるポイントとなる部分ですね!

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小学生高学年のおうち英語、続ける・伸ばすカギは心の安定

その記事の最後あたりに、おうち英語においてだけでなく

高学年以降の子どもたちの「好き」や「興味」に没頭する時間が、将来の選択肢を広げる重要なポイントであり、それは進学の場面でも大きな意味を持つ

という部分にも触れています。

おうち英語などの小学校から中学生になる際の子どもへのサポートポイントは、「のびのび好きにやる環境」から、「好きなことをどんどん伸ばす環境」提供へ

今回はその「好き」や「興味」を活かしたストーリー作りについてのポイントと例えば…について書いていってみようと思います^^

好きや興味がストーリーになる理由

まずは、「好き」や「興味」がどのように進学や将来に繋がるのか…という部分。

進学や将来を考える場面で、「これまで何をしてきたのか?」と問われる場面が本当に今の時代増えていっているんですよね。

特に、国内外の推薦入試や総合型選抜(旧AO入試)では、この傾向が顕著!

ですが、ここで大切なのは評価されるのは単に結果や成果だけではないというところ。

寧ろ

『好きや興味を深めたプロセスそのものがストーリーとなり評価される』

そういった時代になっていっているのです。

たとえばこんなストーリーが進学時、評価される

・映画好きな子がレビューを書き始め、自分の感想を表現する力を育てた。
>>>>>>>>>>>>>・オンラインゲームを通じてチーム戦略を考えることに夢中になり、リーダーシップや協調性が養われた。
・音楽好きな子が歌詞を翻訳し、海外のファンと交流を持つようになった。

一見するとこれらは、単なる趣味や遊びだったり…に思われるかもしれません。

オンラインゲームを通じてチーム戦略を考えることに夢中になり、リーダーシップや協調性が養われた

それ故に『学習』感はもちろん、『進学』とは程遠い感じにも感じるエピソードかもしれませんね。

ところが、こういったエピソードこそが実際には進学の場面で非常に高く評価されることが多いのが事実だったりするもの。

さらに、このプロセスの中で英語を使う場面が自然と生まれることも今の時代なら全然可能性としてあります。

興味関心を持つことが何よりも大切だと言えるのもそれが理由であり、ここは前回の記事にも繋がる部分ですね!

ただし、それと同時に『英語そのものが評価の必須条件ではない』という点も押さえておくことが大切だったりします。

英語そのものが、進学時の評価の必須条件ではない

ここで重要なのは、英語そのものが評価の必須条件ではないということ!

もちろん、英語が役立つことはあります。

ありますが、それでも評価されるのはそれ以上に

  • どのような興味に向き合ったのか
  • その過程で自分らしさをどう発揮したか
  • 好きなことを追求した結果、どのような成長や行動が見られたか

といった部分。

好きなことに向き合った結果として見えてくる『行動力』や『好奇心』、『成長への意欲』が評価されていく時代なんですよね。

進学で求められる「ストーリー」って?

さて、先にも書かせて頂きましたが、

進学の場面では、「これまでの経験を通じて、何を学び、どのように成長したのか」を問われる

ということが増えています。

これは国内外問わず…のお話し。

国内外問わず進学で求められるもの

この部分が、推薦入試や総合型選抜・海外大学のエッセイで特に重要視される部分なんですよね。

また、最近では国内の公立高校入試でも自己PRや志望理由書が求められるケースも増えているのが実情!

中学時代の過ごし方がストーリーの大きな鍵となる傾向も見られ始めているんですよね。

例えば…

総合型選抜や推薦入試: 「これまでの活動経験」を基に、学びの成果を具体的に説明することが求められたりする
公立高校の入試: 「部活動や趣味を通じて得た学び」を志望理由と結びつけて記載する機会が増えていたりする
 海外大学のエッセイ: 「好き」や「興味」を追求した経験を通じて、自分の視野を広げたエピソードが重要となる
…といった感じですね。
この辺りについての詳しい説明や様々なポイントについては、オンラインカレッジでの月1セミナーアーカイブに収められています。

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このように、『好き』や『興味』を起点にしたストーリーは、進学の場面で非常に大きな価値を持つものになるのです。

好きや興味を活かしたストーリーが進学時に評価される理由

では、なぜ『好き』や『興味・関心』を活かしたストーリーが評価されるのか…というところ。

ここを改めてまとめる形で書き出してみますね!

そうすることで、「評価=成果や結果」だけではなく「プロセスの価値」という部分をより受け取って頂き易くなっていくかなと思います^^

  1. 自発的な行動が伝わる

    「好き」や「興味」から始まる行動は、自発的であり、その子らしさが伝わります。誰かに言われたからやるのではなく、自然と動いてしまう行動には、その子の本質が表れるからこそ…ですね!

  2. 自己発見と主体性

    自らの興味に基づき行動を起こし、それを発展させた経験は、主体性の表れとして評価されます。大学や企業は「この人が何を大切にしているのか」を知ることで、その人のポテンシャルを見極めようとしているんですよね。

  3. 貢献の可能性

    個々のストーリーが、学校や社会にどのようにプラスの影響を与えられるのかが評価ポイントになります。例えば、環境問題に関心があり、実際に地域で清掃活動をしたり、SNSで情報を発信している子どもは、「将来、社会に貢献できる人材」として見られることが多いという訳です。

  4. 柔軟性と適応力

    興味を追求する過程で得られる課題解決力やコミュニケーション力は、現代社会で特に重要視されています。さまざまな分野に好奇心を持ち、異なる価値観に適応できる力は、進学やキャリアにおいて大きな武器となるものです。

好きや興味を深める方法とは?

…と今回は先ず、『好き』や『興味』を活かしたストーリーがどのように評価されるのか…という部分について書いていってみました。
じゃあ、
具体的にどのような方法でこどもたちの『好き』や『興味』を育て、進学時の強みにしていけるのか。
…というところです。
ここで書き出していくと長くなりますので、次回この辺りについて
✔️ストーリー作りのポイント
✔️親ができるサポート
を中心に書いていってみようと思います^^
『おうち英語』としてのアプローチって、本当に立体的なものです。
ストーリー作りにも繋がる我が子にとってのおうち英語のアプローチ角度。
我が子の場合のアプローチ角度はどこなのか、是非見つけてみてくださいね!

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小学校高学年からの『好き』『興味』が進学につながる?-おうち英語との関係-
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