おうち英語なバイリンガル子育ての本質は『思考のくせ』を育む事

こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。

社会が急激に変化し、これまでのやり方では立ち行かない場面や不確定要素が増えている今そしてそれが益々色濃くなるこれからの時代。

そういった時代を【VUCA時代】といいますが、この言葉もだいぶ聞き慣れられてきた言葉かと思います。

3年ほど前に、『おうち英語のその先』の大切な考え方として記事を書いたことがあります。

こどもの発達と個性を活かすからできる!おうち英語でグローバル子育て

こどもの発達と個性を活かすからできる!グローバル力も育つバイリンガル子育て、林智代乃です。 新年度! 我が子がどんなお友…

こういった、『今』そして『これからの時代背景』から、【解決策を探究していく力】が求められていくこども達。

こどもの探究力を英語をツールの1つにして育んでいってみよう!

それにより『探究学習』という言葉も以前よりも見聞きする機会が増え始めていますよね。

そうなると今度そこから生まれてくるのが

・こどもの興味の展開の仕方が分からない
・こどもの主体性を大事にしていて、どう学びが広がるの?
・こどもが自律して探求活動をするようになるには、どうサポートしたら良い?

といったお悩み。

実際にそういったお悩みを持って来られる方も少なくないです。

ここに関してですが、実は『その答えはこどもが持っている』んですよね。

そして

『こどもの中から答えを見つけていく』そのスタンスで関わっていくことが、ある意味初めてグローバル時代に活きる子を育む『おうち英語なバイリンガル子育てでの取り組みの本質』とも言える

と思っていたりします。

おうち英語なバイリンガル子育てで大切な焦点合わせ

益々色濃くなるVUCA時代という状況下において、英語は重要であることは間違いないです。

そのため、こども期から英語に触れ積み重ねていく事は将来へのアドバンテージになります。

ただ、そこで単に英語を学ぶことをすれば良い訳ではなく、その先に必要とされる力を育んでいく事がやっぱり大切なんですよね。

その先として必要とされる力の1つとして、英語をツールとして活用する【探究力】。

おうち英語と探究力

この探究力こそが世界基準の思考力を形成する要素。

故に

子どもの興味や関心を大切にしながら自己表現や問題解決能力を育むことが、おうち英語なバイリンガル子育ての本質

だと考えているんですよね。

実際我が家は、グローバル時代に活きる子を育むためのおうち英語なバイリンガル子育てとして『好奇心に全振り』スタイルなんですよね。

こどもの『好き/興味関心』に付き合うことが、おうち英語力でのパフォーマンスを高める

「何が出来ていない」とか、「どこまで力を付けさせよう」とか「英語の〜の力を伸ばそう」とか、その辺りは本当になくて、それは後からこども自身が必要性を感じて伸ばしていけば良いと思っている感じです。
(非常に緩すぎる!!!^^:)

…というのもやっぱり

単なる言語習得/学習だけでなく、子どもの成長と世界基準の思考力を育むプロセス時間を過ごす事で初めて『グローバル時代に活きるおうち英語なバイリンガル子育て』だと思っている

からですね。

そして『探究力』って、本当に『思考のくせ』のようなものなので、その思考習慣を積み重ねていくって、すごく大事なんですよね。

だからこそ

・世界の変化に対応し
・自ら考え
・行動できる

そういった子となっていく上で探究的に過ごす時間が重要。

英語はあくまでもその際のツールの1つでしかないんですよね。

故におうち英語なバイリンガル子育てでの親の役割は、『子どもの探究心や主体性を尊重し、世界基準の思考を育むサポート』をしていく事。

おうち英語で伸ばしていく鍵は、こどもの好き・興味関心を大切にすること

今、『おうち英語』に関する情報が溢れ始め、その情報が増えれば増える程

・どの教材をどれくらいしたのか/どれくらいしたら良いのか
・英語は、どのレベルになったのか/どのレベルまでに持っていくべきか
・どのツールをどのように生活に組み込ませ、英語時間を確保すべきか/しようか

…といった部分、とにかく『英語をできるようにする!』みたいな部分に自然と気持ちが強く向き易くなってしまうところが多くなりがちだったりするのかなと思います。

とにかく親のハンドル捌きが求められるような。

もちろん、上記の部分はある側面からみたら大事な考え・疑問点です。

ただ、それがこれから益々色濃くなるVUCA時代に活きる上で大切にしていきたいポイントなのか…と言ったら、難しいところ。

グローバル時代に活きる子を育むおうち英語では、VUCA時代の特徴を見据えながら関わっていこう!

個人的には、『おうち英語なバイリンガル子育てというもの自体が、英語を習得すること以上の意味を持つ』ということを、改めて認識していってもらいたいな…って思ったりします。

世界基準の思考力を形成する要素『探究力』に必要なのは『信頼関係』

じゃあ、世界基準の思考力を形成する要素である『探究力』は、どうサポートし育んでいったら良いのか…というところ。

ここで大事な事は、『何を教える』でも『どう展開のサポートをしていくのか』でもなく、もっとシンプルで

信頼関係

を大切にしていくという事。

むしろ、『信頼関係なくして探究力は育たない』とも言えるくらい!

こどもの思考力・おうち英語でのパフォーマンス上げに欠かす事ができないのは【信頼関係】

…というのも、

人が『深い思考』『展開的な思考』をしていく上で、安心感と心理的な安定を感じている状態の時が初めて脳が物事を思考する時に最適な状態となり、より効果的な学習や問題解決が可能になるから

なんですね。

ここを詳しく書いていくと長くなっていってしまうので割愛しますが、これは【情動発達】という観点から言えるもので、とにかく安心・安全な

信頼関係を築くと「探究活動をしよう!」と意気込まなくても、自ずとそこでの対話が探究的なものになり、自然と探究思考が育まれていく

ものです。

信頼関係が対話を自然と生み、探究活動に自然と繋がっていく。

実際、娘との時間においても、そしてキッズのコーチング時間においても、何よりも大事にしているのは本当【信頼関係】です。

『安心』『安全』『大丈夫』からの『自己肯定感』『自己効力感』を持てる状態作りを大切にし、その上で関わっていると「探究活動をしよう!」と声をかけている訳でもないのに、やはりみな本当に面白い程に探究的な思考をどんどん育んでいってくれているんですよね。
(故に『キッズのコーチング』に単発体験がないのも、『信頼関係築き』を大切にしているからです)

するは『対話』であって『会話』ではない

こどもの探究力育てには『信頼関係が大事』であり、その基盤が作られたらそこでの『対話』が自ずと探究になる…とお伝えさせていただきました。

そう、ここで大事な事は【対話】であって【会話】ではないという事。

というのも、【会話】は情報交換や意見の伝達を目的としたコミュニケーションであるのに対し

【対話】とは、『相手の視点や感情を知ろうとするための共感や相互の理解を深めるコミュニケーション』

であり、そこにはジャッジが存在しないので、より『安心』『安全』を抱いてお話ができるからですね。

『会話』ではなく『対話』を意識していってみよう!

探究力を支える『対話』時間の積み重ねの最初の一歩

ただどうしても、「対話を積み重ねていきましょう!」とお伝えさせていただくと、

・どんなお話をしながら対話を積み重ねていったら良いのか?
・学びに繋がるような対話ができない…。

などの声を頂く事があります。

『対話』って、そんな難しい事でも予め用意したテーマでお話をしたりするものでもないので、気楽に…って思います^^

でも、どうしても身構えてしまう事もあるでしょう。

なので、『対話時間』の最初の一歩としておすすめなのは、

とにかくこどもの『好き』『興味関心』を尊重する

という関わりです。

いや、『最初の一歩』と言っていますが、もうそれだけで良いくらいです^^

『自分の興味関心を受け止めたもらえた』という事だけで、こどもは【安心】【安全】からの【信頼】を抱いていきますし、自分の興味関心であれば勝手にどんどん追求していってくれますからね。

そしてその『好き/興味関心』に向かっている我が子を見守りながら

・興味関心はどこからきているのか
・その興味関心はどこに向かっているのか
・興味関心の移動の仕方にどんな共通点があるのか

そこだけを知ろうとする感じで見守っていると、対話が本当に勝手に『探究的な対話』になっていくものです^^

こどもに好奇心持って関わると、自然と生まれる信頼関係と探究活動

そして何よりもですね、

こどもの好奇心や興味関心を受け止め見守りサポートすることは、脳のシナプスの形成や最適化に直接影響を与える重要な要素

なんですよね。

要は、こどもの脳はより効果的に成長し、学びを進めることができる訳です。

そして、好奇心や興味関心が活発になればなるほど、言語処理に関わる脳の領域が活性化され、言語能力の基盤も強化されるんですよね。

…という事で、『思考のくせ育て』は、回り回って英語習得にも繋がるからこそ、言語習得のその先に求められる力に照準を合わせながら英語ある環境を作っていくって、非常に大切な訳であり、それが『グローバル時代に活きるこどもを育むおうち英語なバイリンガル子育て』の本質な訳なのです。

  
  

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