「小学校以降、おうち英語と宿題などの学習時間とのバランス、どう取ったらいい?」

こどもの発達と個性を活かすからできる!グローバル力も育つバイリンガル子育て、林智代乃です。

新年度の準備が始まりはじめる時期、毎年毎年おうちの方から

おうち英語と宿題などの学習とのバランスをどう取っていったら良いのか悩みます。


といったようなご相談と同時に

智代乃さんはお子さんが小学生になられてから、どのように英語の時間を取っていますか?


などなどのご質問を本当に多々頂きます。

新年度はワクワクがありつつも、環境の変化(そして環境の変化に伴うこどもの成長)からくる不安がおうちの方にはあったりするものですよね。

ここに対しては、『見方』と『捉え方』がポイントだなぁ…と感じます。

おうち英語の時間と宿題などの学習時間を分けて考えない


『おうち英語』と『宿題などの学習時間』のバランスについてのお問い合わせは本当に多く、英語時間の減少に関しての不安のお声がやはり多いです。

我が家に関しては、下記の過去のブログ記事にて書いた時と相変わらず、おうち英語の時間と学習時間との向き合い方に関しては『変化なく』付き合っています。


じゃあ、幼稚園時代から英語の時間と学習時間をうまく確保し、それをそのままキープした形で何かに取り組ませたりしているのかといったらそれもNOです。

娘の毎日の過ごし方は幼稚園時代から本当にブレる事なく

帰宅→公園に遊びに行く→本を読んだり遊んだり
…と、とにかく自ら選び、したい事をしている


といった感じ。

公園遊び後の『とにかくしたい事を好きにする時間』には、学習的なものを選びとって取り組む時もありますが、それは本当にごくごくごーくたまに。

基本は『お絵描き』だったり『何かを作っていたり…』が多いです。
(オンライン英会話をその時間にする事はありますね!)

控え目に言っているという事など全くなく、我が家は『英語の(取り組み)時間』などをあえて取っていません。

以前、我が子が1年生の時にどう英語と関わっていたのかを書きましたが、この時から本当に過ごし方に変わりがない感じです^^


また、いわゆる『学習時間』というものも特別確保していません。
(『学習習慣』に関しては、また別の記事に書こうと思います^^)

このように英語の取り組み時間や学習時間をあえて確保していない理由は、

各々の時間(英語の取り組みや学習的な取り組みの時間)を確保し取り組む事を『ゴール』と考えていないから


というところにあります。

おうち英語や宿題などの学習の取り組みも
ゴールは一緒


おうちの方が『英語の取り組み』と『宿題などの学習の取り組み』のバランスで悩まれている時って、

・英語力をあげる為には…→おうち英語時間が必要!
・学力をあげたいから…→学習時間確保!
・とりあえずやらなきゃだから…→宿題時間の確保!


という風に目の前のゴールに向かってしまっていたりするんですよね。

もちろん確かにそうなので、これに関しては分かります^^

でも実際は、どれもこどもの成長においての『ツール』であり『通過点』でしかないもの。

『おうち英語』と『宿題はじめとする学習』とのバランスについて考える時、先ず立ち止まって考えたいのは、

✔️『おうち英語』ってなぜ始めたのか
 (なぜ『おうち英語』をするのか)
✔️『宿題はじめとする学習』になぜ取り組んで欲しいのか


というところ。

そして、

✔️おうち英語を通して我が子には
 何をしていって欲しいのか/どう育っていって欲しいのか
✔️宿題などの学習に取り組んでいった先に我が子には、
 何をしていって欲しいのか/どう育っていって欲しいのか


というところも同時に考えていく事が大切です。

ここに立ち戻って考えると、

『おうち英語をする理由』と『宿題はじめとする学習時間を確保したい理由』の各々にゴールが存在するのではなく、必ず同じゴールに辿り着く


と思うんです。

どれも将来の為で

『これからのグローバル時代・VUCA時代に活きる子になって欲しい』といった想いのゴール


だったりに辿り着くと思うんです。

では、

『これからの益々進むグローバル時代そしてVUCA時代に活きる子に育っていく為に必要な事は何なのか』


という部分。

ここを更に掘り下げて考えていくと向き合い方も見えてくると思うのです。

おうち英語も宿題などの学習も全ては
同じゴールを目指しての『通過点』


これから益々進んでいく『グローバル時代』に対応していける力などについては見聞きする機会が多いと思います。

グローバル時代に求められるのは語学力はもちろんですが、実際にはそれ以上に

・コミュニケーション力
・主体性/積極性
・柔軟な思考力/協調性
・課題発見能力
・責任感


などといったものですね。

一方、『VUCA時代』というフレーズに関しては、まだあまり見聞きする事もないかも知れませんので、過去にVUCA時代について書いたブログ記事をご覧頂けましたらと思います^^


これからの時代を表す言葉の各々の特徴をまとめると要は、

変動性・不確実性・複雑性・曖昧性と
『予測不可能』な『答えのない時代』が更にくるこれから、
その中で生きていく際、
自ら『主体的に』
『課題を見つけ』
そこに対して『試行錯誤』をしながら
『思考』し、
掲げた『目標に向かって』
『諦めず』に『やり抜く』姿勢で向かい
『様々な価値観』等を持つ人たちと
『協力』しながら過ごしていく


事が求められる時代なんですよね。

ここで必要になってくるのは、よく言う『非認知能力』ですよね。

我が子がこども期の内におうちの人がするのは、『VUCA時代のグローバル社会に活きる人になって欲しいからこそ非認知能力を育んでいくサポート』。

子育てのゴールって、その部分。

そのゴールに向かっていく時、

『おうち英語』も『宿題などの学習』も、その力を育んでいく為の『ツール』であり『通過点』


になっていきます。

ゴールを意識して関わると自ずと
『おうち英語』の時間も『学習時間』もついてくる


中学受験予定で、その受験科目に英語がある場合などを除いては…の話にはなりますが、『子育てのゴール』を意識して関わっていると、『おうち英語』の時間も『学習時間』もついてくるものです。

詳しくは下記のブログ記事をご覧頂けましたらと思います^^


特に

『主体的に』考える習慣


はとても大切。

『主体的に』考え過ごす時間を過ごしていると自ずと視野も外に広がっていくようになっていきます。

物事の受け取り方も変わってくるんですよね。

「自分には何ができるのか」「自分はどうしていったら良いのか」などなど、『相手ありき』の中で育つ主体性だからこそ、視野が広がり、そこから辿り着くものがあるんですよね。

以前、『娘がお金について興味を持ち始めた』という記事を書きましたが、これも『主体的に考えていった結果辿り着いたもの』でした。


このように過ごしていると、『おうち英語の時間』『宿題などの学習時間』などの各々の時間を確保していこうとしなくても自ずと並行的に時間を過ごす事ができるようになっていきます。

そして各々と向き合う時、本当に『ツール』としてみれるようになるんです。

我が家の娘は正直、『宿題を殆どしていない』子です。

ただ、『やらなくていい』としている訳でも『好きにすれば?!』という形にしている訳でもないです。

常に話しをしているのは、

・『あなたはどういう選択肢の中からそれを選んでいるのか』という事
・宿題をする事を選ばなかった際、そこに対しては『どんな工夫をしていくのか』という事


などなど話しています。

下記の動画にて、『どんな風に関わっているのか』についてお伝えしていますが、『これからの時代に活きる力』を育む為に『ツール』として『宿題』という存在を通して色々と話たりお互いで考えながら過ごしていたりします。
(ちょうど、その部分を話しているところから開始します^^)

大事な事は、『おうち英語』も『宿題などの学習時間』も、それをゴールにせず、その先のゴールに向かっての通過点として関わる事。

これだと思うのです。

そして、そう関わっていくからこそ、

・こどもの中で『選択肢』が生まれ
・その選択肢を選びとる経験が『主体性』を育て
・選択肢から選ぶ経験が『自分を知る』事になり、
・自分を知る事で自分の学びとの『付き合い方』が分かるようになり
・『英語』『宿題などの学習』と分けることなく、自ら取り組み始める姿が現れるようになる


様子が見え始めていきます。

そしてそれが、英語や学習を通してつけていった知識を『ただできるスキル』ではなく、『運用していける能力』に変えていくものとなりますからね。

その為に、こどもの『主体性』を大事にしながら、これからの時代に求められる力を意識した関わりを大切にしていく事がこども期には必要。

キッズのコーチングでご一緒していたりおうちの方のサポートをさせて頂いていると、お子さんたちが『主体性』もって物事を色々と広げていく姿から感じるパワーというものがあります。


このパワーある感じで物事を掴み取りに行くような様子にはこちらが日々ワクワクさせてもらっています^^

  
  

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