ハロウィンをきっかけに、おうち英語や学びをどう展開する? -小学生編-

  • 2023-10-31
  • 2024-10-24
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こどもの発達と個性を活かすおうち英語でグローバル子育て、コーチコンサルタントの林智代乃です。

キッズのコーチングをさせて頂いていたりすると、本当に嬉しいお声を多々頂くことがあります。

その中でも

・「声かけの仕方が参考になる!」
・「お話の展開のさせ方に、そういった方法があったか!…と気付かさせれる」

…であったりといった声が有難い事に特に多かったりします。

そしておうちの方へのコーチングコンサルでも「どうしたらそうやって展開できますか?」もそうですし「この場合、どういった展開ができますか?」と聞いて頂く事も多いんですね。

ここに関してですが、物事の展開のさせ方に「これ!」といった正解はもちろんなく

・目の前の子が今どこにどんな関心や興味を持っているのか…だったり
・その子が最近、経験・体験した事はどんな事なのか…だったり

によっても展開のさせ方は変わってくるものなんですよね。

そしてもちろん!

関わる側の得意・不得意なども掛け合わされるものであるから、もうこればっかりはどんな化学反応が起きて展開されていくのかは分からないものなんですよね。

故に展開のさせ方に正解はもちろんない訳です。

とは言え、『例えばどんな展開があったりするのか』という部分を知りたいと言って頂く事があるので、今回は『ハロウィン』をきっかけに「例えばこんな展開ができたりするね〜!」と、実際キッズのコーチングで展開した例を書いてみようと思います。

ハロウィンの起源をきっかけに展開していってみる

ハロウィンの起源について伝えてくれているコンテンツは本当に多々。

絵本や本からも収集できるし、YouTubeからも収集できますよね!

おすすめのコンテンツ例としては、例えばこういったもの💡

こういった動画を一緒に見ていった時に出てきたワードを拾い上げてお話をしてみる。

これは、どなたでも展開のきっかけとしてされる事だと思います^^

ただ、この時「ハロウィンに沿わせる」事にいつもいつも気を向けなくても良いと私は思っていたりします。

そこからぐいーんと「そういえば💡」と軽く逸れるのもありだなぁ…と。

ハロウィンの起源をきっかけにした展開例

たとえば、ハロウィンの起源はアイルランド。

アイルランドはアイルランド島の南側を占める国。

その北側は北アイルランドになり、北アイルランドはグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の1つだ…というお話をしてみたり。

…というのも『イングランド』の事を『イギリス』と思っている子は意外と多いもの。

「イギリスという国はなく、4つの国から成り立っているんだよ!」…とこれを機会に伝えてみるのもいいですよね!

キッズのコーチングではその際、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の国旗の意味に触れ、そしてエリザベス女王一世の本を紹介させてもらってたりしますね。

因みに個人的にはいつもこの辺りを紹介させてもらってます。

こども向け偉人伝記:エリザベス女王

そしてそこから本当にまた色々と展開は続いていくのですが、ここを書いていくと本当に終わりがないので今回はこの辺りでストップしますね。笑

ジャックオーランタンをきっかけにする

ハロウィンといえば…ジャックオーランタン!

このジャックオーランタンからも展開できるものがありますよね!

「あ、そう言えば、夏休みに沖縄旅行に行ってたなぁ…」とその子の体験をきっかけに

「なんでジャックオーランタンを飾るんだろうね🤔 なんでだと思う?」

と投げ掛けてみたり。

そうすると、勿論こどもなりに色々考えた案を伝えてくれるんですよね^^

そして「悪者を寄せ付けないため!」など割と的を射ていたりするんですよね。

ジャックオランタンの存在・役割をきっかけに展開する

そんな風に聞かせてくれた答えをきっかけに「日本にもそういった魔除けのものがあって飾られてたりするんだよね。何か思い付くものない?」…と質問を重ねてみる。

そうすると「神社!」と伝えてくれたり、体験を元にシーサーに辿り着いてくれたり^^

その際すかさず、「シーサーとか神社の狛犬って、何が元になってるか知ってる?」と問いを投げ掛けてみたりするんですよね!

もちろん、直ぐに当てる事は難しい事だから、その答えに近付く為の3ヒントを出していったりしてみるんですよね。

「エジプトにあって…。ピラミッドの近くに立っていて…。ライオンの体と人間の顔をもつもの…。なーんだ?」みたいな^^

答えはスフィンクスなので、3つのヒントを伝えていくことで自ずとエジプト関連の情報が増えていく。

そうすると、『ただ答えを聞く』よりも『情報多く身につけられる』し『エピソードで記憶』できるし『展開もし易い』んですよね。

…と話題がエジプト関係に展開されたら、それ関係の本に手を伸ばしていくことができますよね!

個人的にはこの辺りをシェアさせて頂いていたりします。
(画像クリックで、取り扱いページに飛びます)

My Weird School Fast Facts: Mummies, Myths, and Mysteries
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エジプトについてわかる英語本・洋書
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エジプトをテーマにした英語アクティビティブック
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そんな感じに展開し、お子さんの様子に合わせてはその辺りで留め、種まきという形で敢えて切り上げるのも作戦として行っていたりします。

魔女裁判の話に展開したり…

これは今年ハロウィンをきっかけに娘が展開させたものなのですが、今年はハロウィンをきっかけに『魔女裁判』を改めて学んでました。

『ハロウィンといえば、魔法使い』からの連想で、ふと「昔、魔女狩りというのがあったんだよ。」と私が話を振ってみたことがきっかけ。

「魔女裁判でしょ?」と既に知っていた娘がそう反応してくれたのですが、その辺りの本はないので今回そこからの流れでこの本を導入してみたりしました。

What Were the Salem Witch Trials? (What Was?)
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ハロウィンキャラクター、魔法使いを機に『思い込み』という切り口から展開

異端排除が理由だったり、思い込みによるものだったり…がきっかけとなり魔女狩り・魔女裁判は色々なところで行われた。

このことをきっかけに、同じような出来事は歴史のどこにあったのか…という話をして展開していったりしましたね。

・『異端排除』で言えば、ガリレオガリレイが投獄されたことであったり
・『思い込み』で言えば昔は地震は神の怒りだと思われていたことだったり…
・…からの卑弥呼の話だったり…

と、またまた色々とそこから展開されるんですよね。


…とこんな感じに今年のハロウィン前はお話が展開されていったりしました。

でもですね、多分みなさんの方が展開上手だって私、本当に思うんです。

オンラインカレッジなどでおうちの方とお話をさせて頂いていると、「素敵に展開されているなぁ…」って思わされる事、本当に多々ですから。

英語をこどもの個性を活かすツールに!グローバル子育てオンラインカレッジ

ただきっと、自分では展開しないものだからこそ、それがなんかのトリックのように『凄い』と思えてしまうだけ^^

何度もお伝えしてしまいますが、展開の仕方に答えはないので自信を持って楽しんでお話を積まれていって欲しいです🎶

ハロウィンをきっかけにおうち英語や学びをどう展開する?
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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

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たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
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誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

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Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
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✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


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