テストの解き直しを我が家がこどもに必須にしていないのは諸々の思考を育む機会にしたいから

こどもの発達と個性を活かしバイリンガルを育てるグローバル子育て、林智代乃です。

相変わらず学校のテストで色々な点数を取ってきてくれる我が家の娘。

裏表満点を取ってくるような時もあれば名前すら書いていない、裏が0点のテストがあったり…です。笑

返却されたテストを受け取るたびに、その時その時の娘の様子が受け取れて面白いです。

以前、『テストとの向き合い方』について記事を書きました。


こどもが成長の過程で過ごす時間・経験・体験全ては、その先の成長に向けての『ツール』。

学校のテストもその先の成長において欠かす事のできない『ツール』として向き合っています。

さて今回も、そんなテストについてのお話をまた書いていってみたいと思います。

テストで間違った問題の解き直しをするよりも
大切にしている事


色々な点数を持って帰ってきてくれる我が家の娘ですが、そんなテストを受け取ってこどもと話すのは以前の記事にも書いた

『自分を知る』という作業になる話


をする事。

この辺りについて以前、こちらのブログ記事を通して、それが必要と考える理由と共に書いています。


特に7歳を過ぎる小学生あたりは、この部分が大事です。

…というのも、いつもこちらのブログ記事を通して何度もお伝えしてしまっている事ではありますが、

7歳くらいからは脳の成長発達段階的にも、「自分は〜」「自分が〜」と自分を主語にしていくような『自ら掴み取る』事を楽しみ始める時期


という成長段階を迎えていくんですよね。

だからこそ、そこをより楽しんでいく為にも「自分はどういった人なのか」に繋がる『自分を知る』という事は大切なのです。

因みに、『英語習得』においてもこれはそのまま当てはまります。

小学生以降のおうち英語なバイリンガル子育ては、ここの部分を理解して関わったかどうかがその先の結果に繋がっていきます。

また、この『自分を知る』という作業を行う事により、

・自分の中の課題を発見するという『課題発見力』を育む機会となり
・自分の中の課題を解決していこうとする『課題解決力』を育む機会となり
・その課題を解決していこうとする中で『試行錯誤する力』が育まれる


という機会を積んでいける事にもなる時間。

こういった時間が、今あちこちで見聞きする事が増えてきた『探究活動』の本質にあたる時間だからこそ、我が家ではその部分を本当に大切にしています。

テストの解き直しは、
その意味が感じられた時にする


じゃあ、「テストの解き直しはどうしているのか」というところです。

我が家では、『テストで間違えた問題等を解き直すという事を必須にしていない』のが実情。

『必須にしていない』というよりも、

今、そのタイミングなのか


というところを軸に解き直しをするか否かの行動パターンに分かれる感じです。

確かに『テストや模試を受けたら、受けっぱなしは勿体ない!必ず解き直しをしよう!!』とよく言われるように、自分が臨んだ問題で間違えがあったら、解き直しをする事は大切です。

ただ、先にも書かせて頂いているように小学生以降は特に『自ら掴み取る事を楽しみ始める時期』であり、それが小学生以降の子たちにとっての学びのベストな習得方法になってきます。

要は、

本人が『やる!』という気持ちになっていないと、そこで触れたものは『習得』ではなく『こなす』になってしまう


ものになるんですよね。

故に、本人が「解き直しをしよう!」という気持ちかどうかが1番の行動の分かれ目になっています。

解き直しよりも『課題発見力』を持つ事が大切


我が家が解き直しを必須としていない理由は、上記の通り『こども自身が解き直しをしよう!』と思うか否かが大事だと考えているからです。

『テストの解き直し』1つも『自ら自分の中の課題と捉えて向かっていって欲しい』と思っています。

そう、

正しい答えを知ったり理解したりするよりも物事に対して『自分自身の課題』と捉え、そこで「どう解決していこうか」と考えた末に「テストの解き直しをする」という向かい方をしていって欲しい


と考えているんですね。

こども自身に「解き直しをするぞ!」というスイッチが入っていない状態で儀式的に解き直しをしたとしても、そこで満足するのは「よし、解き直しができたな!理解できたかな!」というおうちの人だけ。

こどもが満足するとすれば、「はー、やっと終わった!」という満足感の方が多かったりするんですよね。

もちろん、解き直しをしたからこそ「あ!そうだったのか!」といった時間も作れたり…と、習慣付けさせた事で得られるものもあります。

ただ、『学び』の本質を考えた時、こちらが習慣化させるのではなく、それこそ『こども自身が課題と捉え、習慣化させていって欲しい』のです。

『学び』とは『社会と繋がるため』のもの


『学び』とは何なのか。

以前、『世界規模で「社会に繋がる学び」というものを求められている』という話を実際の状況を理由と共に下記のブログ記事にて書かせて頂きました。


『社会に繋がる学び』というのは、別の角度から言い換えれば『生きる力』です。

この『生きる力』ですが、これからの時代に求められる『生きる力』とは何でしょうか。

この辺りについても色々な角度から、何度か記事にしていたりします。


ざっくりまとめてしまうと、

答えのないものに向かっていくこれからの時代において自身でデザインしイノベーションしていく力を持っていく事が大切


という事。

『知識』も大切ですが、これからの時代(社会)は

知識に対価を払われる事は益々なくなり、『知識を使って何ができるのかの思考部分が求められる』ようになる


からこそ、『デザインする力』と『イノベーションする力』は大切なんですよね。

知識に関しては、Google大先生がいる事によって認知能力の需要は急落していきます。

ただ、Google大先生は問題は解決してくれますが、課題を見つけてはくれません。

だからこそ、こどもには『解き直しを儀式的にしてもらうのではなく、自分でその必要性に気付いた時にしてもらう』というスタイルを我が家は取っている感じです。

テストの解き直しをしないで
分からないままのものができないのか


こういったスタイルで関わっていると

テストの解き直しをしなかった場合、できない問題がどんどん雪だるま式に増えていかないのか


といった疑問が出てくると思います。

テストの点数が悪かったり間違えた問題があったりした時、その理由によってはそのままにしていたら、できないものが雪だるま式に増えていく事はあるでしょう。

そのため、『我が子がどこまで把握しているのか』というのはおうちの人側で知っておく事は大切だと思います。

この部分はテストが帰ってきた時の『自分を知る』という作業になる対話の時に探りを入れる…ような感じでさり気なく聞いていくと良いですよね。

あまり『何ができてないの?』『何が分からないの?』とダイレクトに聞いていくと、こどもってあまり素直に伝えてくれなかったりするんですよね。

おうちの人が大好きだから。

私は、「何か分からない事だったり、ちょっと理解がしっかり出来ていないなぁ…と思うものがあったりしたら、一緒に考えて解いてみたりするから伝えてね!」と毎回伝えていたりします。

『教えてあげるからね!』だと人って相手に自分軸を奪われたように感じ、『間違いを指摘される』といったイメージを抱き易いので、親子間という間柄だからこそ『一緒に考えたりしてみる』といった言葉を使うようにしています。

そして、できない問題を雪だるま式に増やしていかない為にも私は、

・今の土台があって、次のレベルの問題が解けるようになるという事を伝え
 (「そのままにしておくと後で大変だよ」的な話ですね!)

・それを踏まえて「あなたはどうする?/どうしたいと考える?」と質問し
・必要なサポートがあったら伝えてね


と伝えるようにしています。

雪だるま式にできないものが増えたら、本当に困るでしょう。

ただ、本人が必要性を感じていないのに触れても『知的教育は本人の動機が伴いわなければ効果がない』と言われるように、詰め込みになるだけというのもありますし、何よりも

益々答えのない時代を迎えていくこれからに対する力を育む事が必要なのに、『やらないと後で困る』という答えのカードをこちらが見せて取り組ませていくのは違うかなと個人的に感じている


ところがあります。

「あとで困る」という情報だけをしっかりと与えておき、あとは選択してもらう。

そこで『取り組む』という選択をしない子もいるでしょう。

その時は、

・別の角度から取り組むタイプなのか
・そもそも学び(学習)自体から逃げるタイプなのか


どちらのタイプかでまたアプローチも変わってきますね。

もし後者だった場合、その時は『取り組ませる』事をさせるよりも『学び』に対しての心持ち(根っこ部分)となる物事の見方部分を育む事が大切。

子育てって、とっても奥深くて立体的だからこそ、表面的な問題解決よりも『根っこ部分』を見ていく事が大切になっていきます。

これも『テスト』がツールとして存在するからこそ繋がっていく『育み時間』なのです。

我が家の娘のテスト事情


因みに…で『我が家の娘のテスト事情』について書いていこうと思います。

名前すら書かない裏が0点のテストが何回か。

そして表面も悪い点数の時が何回もあります。笑

テストを持って帰ってきた時の『自分を知る』為の対話を通して「理解してないのではない」という事分かり、さらに本人の話を聞いていると、

・テストの問題をきっかけに他の事に思考が展開されていってしまう
・テストの問題を見て、「あ!これ、この前お友だちに説明したものだ。この説明はこうした方が良かったかなぁ…」と振り返りタイムになってしまったりする


との事で、思考が大忙しなのだとか。

それにより、気付くと終了時間間近で焦って行うからミスをしてしまったり、裏まで辿り着かなかったり…だそう^^;

そんな娘に、「ならば、どんどん思考してください^^」と私は返すのみです^^;



お子さんの『自分を知る』そしてそこからの『デザイン思考』『クリエイティブ思考』のサポートの仕方のお伝えまたはサポートは、こちらでしています^^



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