先日、小学校の授業参観に行ってきました^^
授業参観の他に、午前中の授業を参観し放題のオープンスクールがあったり…と既にもう1年生になってから3回目!
割とたくさんこどもの様子を見る機会があるのは嬉しいものです^^
小学校の授業は、私たちの時代に比べ、「自分の考え」「自分の思い」などを発表する場面が増えているように感じました。
そんな場面が随所に散りばめられた授業だったのですが、そこで改めて感じるこどもたちの光景があったのです。
小学校の授業参観でちょっとビックリした光景。
1年生の授業というと、どの子も発表したがり屋さんで、「はい!はい!!はい!!!はーい!!!!」と手を積極的に挙げる印象。
実際に自身が1年生くらいを振り返ると、「先生、当てて!」と言わんばかりに手をあげる子が多かったです。
私含めて(笑)
ですが、娘の授業参観に行って少し驚いたのが、
挙手をする子が、想像以上に少なすぎる
ということ。
娘のクラスは決して静かなクラスでもなく、挙手して言う場以外は、「せんせーい!」という声も多かったりするほど。
けれども、先生からの質問となるとクラスの 1/3 の子しか挙手をしておらず、挙手をする子は毎回同じ顔ぶれ。
先生も、「いつも同じ子ばかりだから、違う子にも挑戦してもらいたいなぁ…」と声を何度かかけていましたね。
因みに他のクラスからも「はい!はい!!はーい!!!」といった元気は声はあまり聞こえて来ず…。
1年生の授業へ持つ私のイメージと大きく違ったので、ややビックリしました。
答えがない質問になると、より消極的になるこどもたち
そして特に挙手率がググッと下がるのが、
答えのない質問を受けた時
でした。
ただでさえ挙手する子が少ないのに、更にググッと下がる(汗)
そして、いわゆる『出来る子』ほど、手を挙げていないという様子も見られたり。
今まで、
・国語
・算数
・道徳
・図書の授業
・算数
・道徳
・図書の授業
と全部で7時間分の授業を見てきたのですが、毎回そういった様子が見られたり。
もちろん、最初の頃は「緊張」から手を挙げられなかったりだったかもしれませんが。
そして、たまたま私が参観した授業(学校)だけがそうだったのかもしれませんが。
「正しい答えを言わなくちゃ!」が強すぎる?
・これはどういった気持ちだと思いますか?
・あなたはどう思いましたか?
・お友達の発表を聞いてどう思いましたか?
・あなたならどうしますか?
・あなたはどう思いましたか?
・お友達の発表を聞いてどう思いましたか?
・あなたならどうしますか?
といった質問になると手をあげる子が更に少なくなる姿をみて正直感じるのは、やはり「答えのないものに向かう力が弱めだなぁ…」ということ。
日々、ワークの取り組みにしても何にしても「◯か×」かを求められる事が多すぎて、正しい答えを言おうとし過ぎているように感じました。
故に挑戦できない。
小学校に入ると「出来る/できない」など、『評価』されるような部分が出てくるので、それも理由の1つかも知れません。
何よりもこれからの時代、今まで以上に『自分の考え』を求められる、答えのないものを求められるようになる時代。
答えのないものに向かう力をどんどん育てていく必要はあるのかな…と。
まぁ、我が家の娘は全部に積極的に手を挙げるも、「当たってから答えを考える…」なんて事もあったので…
あれですが(笑)
人前で話す経験をどんどん積んでいこう!
もちろん、「わからない」だけでなく、単純に
人前で言うのは恥ずかしい
というものがあると思います^^
私も昔は(クラス人数規模を超えると)緊張して声が震える事があった子どもだったので分かります^^;
基本、人見知りなので、ランチ会などでは緊張をまだしてしまう事もありますが(笑)、人前に立つ事自体は、ほぼ全く恥ずかしくなくなりました。
これも「自信もって伝えられるから」だけでなく、『場数』もあります^^
幼稚園教諭時代、なんども『保育参観』をしてきましたしね!
何よりも大勢のこどもたちの前で話すことは日常的だったので、もうその時点で人前で緊張がなくなってきていたので、保育参観での緊張はピアノを弾く時くらいでした^^
そんな感じに「慣れ」が大きく、先日は高校の学年同窓会で司会を引き受けたりしても全然平気でしたね!
そんな自身の体験、そして授業参観でのこどもたちの様子をみていても、やはり
大勢の前で発表する経験をどんどん積んでいく事は大切
と本当に感じます。
ただ、これから「プレゼンテーション能力」が求められていても、それを経験する場所がまだまだ少なすぎるんですよね。
故に今回、「その経験積みの機会を…」とこども英語スピーチコンテストを設けています。
もちろん!今回限りではなく、今回から定期的にずっと始まるイベントです^^
(次回は6月末ごろを予定しています。)
ただこれは位置付けとしては、いつかの本番に向けた『練習試合』。
だからこそ、こちらの方も仰られているように『どんな経験をしてきたら良いのか』をこどもに伝え、場数をどんどん踏んでいって欲しいと思っています。