休校期間中のホームスクーリングは、こどもの主体性と興味関心を皮切りにスタートするおうち英語。

  • 2020-03-08
  • 2020-03-08
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こんにちは、こどもの個性を活かしグローバル力を育てるバイリンガル子育てコンサルタント、林智代乃です。

新型コロナウイルスにより、突然迎えた『休校期間』。

娘の通う小学校も休校となり、ホームスクーリングが始まった期間となりました。

時間割もやる事も特別決めずに、
その日の予定は『こどもの興味』から。


我が家のホームスクーリングのスタイルは、特別やる事を決めないスタイル。

ですので、ホームスクーリングにあたり時間割等も決めておらず。

こどもに、

・主体性
・興味関心
・探究心
・問題意識
・学ぶ力/学び取る力


を育てていってもらいたく、枠を決めずに日々その日の会話等から学びが生まれていく形をとっています。

『スキル』を育てていくよりも『能力』を育てていきたく、そこにフォーカスしている感じです。

学校からの課題もあるようですが、そこは本人のペースに任せていたりします。

もちろん、「こどもの会話等をきっかけに進めていく」理由はそれだけでなく、『その形で触れると1番自分の物になりやすいから』という理由もあります^^

知識を自分のものにするには、
『いかにリンクさせたか』がポイント


『記憶』で大事なことは、

どれだけリンクさせられたか


という部分。

『動画版:知育セミナー』でもお伝えしていますが、記憶は「どれだけ覚えたか」ではなく、「どれだけリンクしていけるか」がポイント。


これが

『自分のものとして刻まれていく情報』になるか否かの違いになっていく


ものとなっていきます。

プラス、そこに大切なのは、『楽しい』や『興味』で触れているものなのか否かという部分。

そうでないと触れたものは、自分のものとして刻まれる「記憶」にならず「暗記」止まりのようになってしまうんですよね。

だからこそ日々のホームスクーリングの内容は、こどもとの会話等からスタートしたりと『興味関心』から進めていくことを心掛けている感じです。

知識だけでなく英語習得でもリンクは大切!


いつも我が家の関わりは『日本語』です。

日本語での関わりですが、

その日、興味持って触れた事は必ず英語絵本など英語のものともリンクさせてみる


ようにしています。

『興味』あって触れているからこそ、リンク記憶がより活動しやすく、自分のものとしてどんどん入っていくからですね!

また、「楽しかった」というその日の思い出がより記憶の保持(英語習得)にも役立っていきます。

例えば、『ご自身の中の1番古い思い出は何ですか?』と聞かれたらどんな思い出を思い出されますでしょうか。
その時、パッと思い付くのは「3歳の時に着ぐるみに追いかけられたこと」だったり…、「2.3歳の時に迷子になってしまった事」だったり…「弟/妹 が生まれた日のこと」…だったり…と、

必ず感情が伴った出来事が記憶に残っていて、それがパッと出てくる


ものだったかと思います。

そう、それだけ『感情が動く事は大切』で、それが「楽しい」「嬉しい」にリンクするものだとドンドン入っていくのです。

だからこそ、『こどもの興味関心からスタートするリンク学習』は外せないのです^^

この1週間で実際に行ったホームスクーリング内容


実際に、休校1週間目に行った我が家のホームスクーリング内容はこんな感じでした。

オンラインカレッジでの交流会がきっかけになっている日もあるので、きっかけとなった取り組みについては、こちらをご覧下さいませ。

Day 1 : 『大統領』から広がったホームスクーリング


1日目は朝から開催したオンラインカレッジにて触れた『「首相」と「大統領」の違い』がきっかけとなり、

・我が家にあった大統領関係の本に触れ…
・そこから『歴史』の話になり、
 本人がやる気だったので歴史がテーマになっている英語の読解ワークがあったのでトライ
・読売子ども新聞で取り上げられていたトランプ大統領と他国の大統領の記事に触れ…
・海外との政治の話から外務省のHPにある『キッズ外務省』の問題に挑戦したり…


といった感じに過ごしました。

プラス、本人がやりたくなった「理科」と「計算」もあります。

『キッズ外務省』のページがまたきっかけとなり、

・暇つぶしに見る本が地図帳になり
・会話のネタが広がり
・ニュースへの興味がまた増した


という変化もありました^^

『キッズ外務省』はこちらからどうぞ>>>

この日触れた本たちは、こちらになります。
(写真に入れ忘れたものもあるので、そちらもプラスして載せておきますね。)

Day 2 : 『気温』の話からの広がったホームスクーリング


この日の朝は、「今日は暖かいねー!」と娘が話してきた内容からスタート。

「日本で1番寒いところは何度だろう?」と話を広げ、

・「日本で1番寒いところはどこ?」の質問から『北海道』に触れ
・北海道の気温を調べたら、「マイナス」だったので『マイナスの数』について話し
・マイナスの説明から『マイナスを使った計算』を楽しみ
・「なんで北海道は寒いのかな?」の問いを投げかけ、地図帳を見る事を楽しみ
・北海道について調べた


という流れで過ごした2日目でした。

好きな事や興味あることに触れると、そこで得た『快』の感情のお陰で、それ以外の取り組みも進んでしたくなる様子。

『学び』に対して、楽しさだけでなく自信もついてくるのでしょうね!

この日も「グラマーのワーク」や「計算ワーク」を楽しんでいました。

2日目に使った教材や絵本はこちら…。

Day 3 ; クリエティブな時間過ごしのホームスクーリング


この日も朝、オンラインカレッジで行った『地震』をテーマにした取り組みをきっかけに興味をもったその辺りを本で触れたり、ワークに目を通してみたり…。

ただ、この日は、『スーパーチューズデー(Super Tuesday)』。

取り組みよりもそちらの方が気になってしまっていました^^;

この日は、”Sphero” を使って遊びたいとのことだったので、殆どそれで終わりました^^

“Sphero” はプログラミングをして遊ぶこともできるロボット玩具です。

sphero を走らせるコースを考えるのも、動かし方を考えるのも、『論理的思考』をフル回転させる時間。

この『論理的思考』をフル回転させる時間は、英語習得を促す脳を活性化させる時間でもあるので、たっぷりそんな時間を過ごして欲しく、この日は殆どそれで終わった感じです。

Day 4 : 『図工』から広がるホームスクーリング


この日は、オンラインカレッジで『絵本紹介』をする交流会があるのもあり、ブックレポートを進んで書き始めたところからスタート!

娘が自分から文章を書くことは本当に稀なので、私は静かに見守るのみ。

『書く』という楽しさがでれば、文章構成に関してのアンテナが敏感になってくるので、楽しさを見出すまで特別口出しをしないようにしています。

その後は、「図工をする!」とのことで、お絵描き。

テーマを本人に任せたところ、『地球を守ろう!』をテーマに描いていたので、この日も『地図帳』にお世話に!

「描いたポスターを環境省に送る」とのことで、この日は環境省についても触れ、環境省のHPにもある『こども環境省』のページにお世話に。

でも、本人はそれよりも『KIDS外務省』の方が面白かったようで、そちらにお世話になる方が多かったかな?^^
こども環境省のページはこちら>>>

最近は本当に『世界地図』や『世界の国々』の方が気になっている様子です。


Day 5 : 『実験』から広がったホームスクーリング


この日もオンラインカレッジで行った実験から広がり、『電流』へ興味が広がった日。

好き勝手に電気回路を組み立てたり、私が描いた電気回路を実際に作ってもらったり…と遊びました^^

1週間もホームスクーリングをしていると、『今のブーム』がとっても色濃くなっていき、この日は今までの数日のおさらいになるようなものにばかり自然とこども自身が触れていました^^

そして、この日もグラマーのワークに取り組んだりと、「苦手」「積極的に向き合えない」ものにも自ら向かう成長がみられました。






我が家のホームスクーリング1週目はこんな感じでした。

2週目はどんな感じに進むのか私も謎です^^

それだからこそ、面白いなぁ…と思っていたり。

2週目の様子もまた改めて記録してみたいと思います。

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International Exchange(国際交流プログラム)

“伝え合う”がゴールの交流プログラム。

 

日本と海外のこどもたちが、文化・気持ち・ことばを伝え合う
オンラインの国際交流プログラムです。

 

ただ「英語で話す」ことが目的ではなく、
「どんなふうに伝えたらいい?」
「何を伝えたい?」を、自分で感じて言葉を選ぶ力を大切にしています。

 

ウズベキスタンのこどもたちとはプレゼンのやりとり、
アメリカの私立校のこどもたちとは、共感や価値観の違いを超える対話を。

 

ことばを超えて通じ合う体験を通して、
“グローバル”を身近に、自分ごとにしていきます。

おしゃべりFriday (日英ディスカッション)

言葉で、思考をほぐす金曜日。

 

月に2回、

第3金曜は【日本語】、

第4金曜は【英語】で行う
テーマ型ディスカッションの場です。

 

「自分の思いをどう伝える?」
「相手の考えをどう受け取る?」

 

そんなやりとりを、日本語と英語の両方で経験していきます。

 

ポイントは、「正解」を言うことではなく、
“自分の言葉”で考えてみる・伝えてみること。

 

話すのが得意じゃなくても大丈夫。
聞くことも、感じることも、ぜんぶが参加。

 

こどもたちの思考力・表現力・対話力を、じっくり育てていきます。

Jigsy Club(クラブ活動)

Jigsy Clubは、

こどもたちの「今、好きなこと」や「気になること」を入り口に、
仲間とつながり、学びを深めるオンラインのクラブ活動です。

 

Minecraftや歴史、STEAMや投資など
それぞれのテーマに合わせた“ゆるいつながり”の中で、
自分のペースで参加しながら「好きの理由」や「楽しいポイント」を
誰かに話したり、聴いたりする体験を積んでいきます。

 

「自分って、こんなことが好きなんだ!」
「言葉にすると、もっと面白くなる!」

そんな発見のある、こども主導の対話とつながりの場です。

Open Space (サークル活動)

メンバーの「やってみたい!」から生まれる、
ちょっとゆるくて、

でもちょっと本気な “やってみる場” です。

 

 

たとえば…

 

✔ 英語をちょっと使ってみる【英語部】
✔ 1日を心地よく始める【朝活サークル】

 

定期活動じゃなくてOK。義務もルールもなし。
「やってみたいときに、やってみる」だけ。

 

誰かの「一緒にやろう〜!」がきっかけで始まったり、
好奇心からふわっと芽が出たり。

 

正解のない“あそび場”として、

いろんな小さなチャレンジが育ちます。

 

Open Spaceは、自由に試せる自分発見ラボ。
ちょっと一歩、踏み出してみたくなったら、ここにどうぞ🌱

Jigsy café ー 雑談のなかに、ヒントがある。

月2回、おうちの方同士がオンラインで集まり、
「子ども・自分・家庭」について、自由に話せる場です。

 

✔ 誰かの一言でモヤモヤがほどける
✔ 正解を探すんじゃなくて、“視点”をもらう
✔ 話すことで、自分の気持ちにも気づける


テーマは毎回ちがいます。

 

たとえば…

 

📍「進路って、そもそもなんだろう?」

📍「わが子の“特性”、どう言葉にすればいい?」

📍「子育てとお金の話、どこまで話す?」

 

 

“雑談なのに、深い”。
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