おうち英語なバイリンガル子育てをしていく上で情報との付き合い方と心構え 【後編】

こどもの発達と個性を活かしバイリンガルを育てるグローバル子育て、林智代乃です。

前回、SNSなどを見て不安や焦りなどを感じ易いおうちの方に向けた記事の前編を書きました。

もしまだお読みでない方は、是非前編からお読み頂けたら…と思います^^

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それでは早速その『後編』にあたる記事です。

おうち英語なバイリンガル子育ての捉え方を整えよう!


こどもに対しての関わりに関してはどれにおいても多くの方が不安や焦りを感じ易いもの。

ましてやそれが『おうち英語なバイリンガル子育て』となれば自分も体験した事がないこども期の過ごし方故に、色々と情報を見ては不安や焦りを感じ易いものだと思います。

ただ、ここで大事な事は、
・『英語習得』に対する捉え方
・おうち英語の『成果』に対する捉え方


をおうち英語なバイリンガル子育てをサポートされていくおうちの方の中でしっかり整えていく事。

ここへの捉え方が整うことでだいぶ『不安』や『焦り』は軽減されていくものではないかと思います。

おうち英語で大事な捉え方『グラデーション』


こちらのブログ記事を通して何度も書いてきていることでもあるので、読み続けて下さっている方がいらっしゃいましたら耳タコレベルの話になってしまうのですが…

『英語習得』をしていく上で大切な理解の1つが
英語が英語力を上げてくれるわけではない


ということ。

日々、おうち英語に関するご質問を頂いていて改めて感じる事は
多くの方が『英語』とそれ以外の時間を割と切り離して考えられ過ぎている


と感じる事が割と結構あります。

その様子で多いのが
日本語時間が増える事による不安を抱かれる方が少なくない


という事。

例えば、保育園や幼稚園入園のタイミングや小学校入学のタイミングに『日本語量が増えるから、どうしよう…』と不安と焦りを感じられたり…ですね。

ここに関しては改めてまとめ直してみようと思うのですが、今までもブログ記事にて色々な角度を通してお伝えさせて頂いている、
母語の成長が第二言語習得を促してくれるものとなるからこそ、母語が日本語の子たちにとっては『日本語量が増える』という事は英語力の伸びに繋がる時間となる大切な機会


なのです。

その理由にリンクするお話のいくつかが下記のブログ記事になりますね。

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因みに、この『日本語での時間』というのは何も『学習的な事をしている時間』だけが英語習得に繋がる時間ではないです。

これは日本語の学習においてもいえる事ですが、
いわゆる『学び(学習)』っぽさがないような『遊びの時間』こそが、『英語力向上』にも『学習力』にも一役買ってくれる時間になる


のです。

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要は、
『なんて事ないような遊び時間』こそが、英語習得であれば『英語習得し易いタイプ』に、そして学習においては『学び体質』にしていってくれる程に脳を育て、物事の『吸収』においての大切な土台時間となる


という事です。

おうちの方のおうち英語なバイリンガル子育てに対してのアップデートが必要


このように
英語と日本語の時間。
英語の取り組みとそれ以外の学び的なもの。
 
これらは全くもって切っても切り離せるものではなく、どれもがグラデーションのような連続体(スペクトラム)であり、これらが連続体として存在する事で、『ツールとなる英語力』『自分の言葉として話せる英語力』が育っていく


のです。

『おうち英語なバイリンガル子育て』についての情報の多くは割と
・オールイングリッシュが良い
・とにかく英語時間優先


と言われるものが多かったりすると思います。

確かに、英語に触れる時間が多ければ多いほど吸収するものはあります。

吸収するものはありますが、
英語を『ツール』として、そして『自分の言葉として話せる英語力』として伸ばしていく際、実は『オールイングリッシュ』や『英語時間の優先』は、そこに対してあまり効果がない


ものであり、最近の多くの第二言語習得に関する研究でもそれは明らかにされていたりします。

おうち英語なバイリンガル子育てに関する『英語習得(第二言語習得)』としての溢れる情報に関しては、割と日本の情報は古いのが現状。

そのため、おうち英語なバイリンガル子育てをサポートされるおうちの方にはその辺りのアップデートをどんどんしていってもらえたら…と感じています。

特に『発達を活かす』『こどもの個性・特性を活かす』関わりをしていく際、
発達は一生涯していくからこそ、今『頑張らなければならない取り組み』は、その後の発達の連続性にどう影響していくのかをしっかり捉えて取り組む必要がある


ものです。

だからこそ、情報のアップデートはとっても大切になっていきます。

おうち英語なバイリンガル子育ての『順調』とは何なのか


おうち英語なバイリンガル子育てをしていると気になるのが、『今の様子』。

『今の様子』は、言い換えると『成果』のようなところですね。

因みに我が家のおうち英語なバイリンガル子育てですが、『とっても順調』です。

さて、「我が家のおうち英語なバイリンガル子育ては、とっても順調」と聞くと、どんな様子を想像しますか???

もしかしたらきっと多くの方が
・英語はネイティブレベル
・英語の洋書もどんどん難しいレベルのものを読み進めている
・英文を書くことも難なく、書ける量がどんどん増える
・英検もどんどん受けている


…というった像をイメージされるのでは???…なんて思います。

もし私のブログを読み続けてくださっている方がいらっしゃれば、違うとは思いますが。笑

でももしこのブログ記事が初めて辿り着いた記事だという方がいらっしゃれば、きっとそういった像をイメージすると思うんですね。

なぜならば、『おうち英語なバイリンガル子育ての成功例は小さな時に上記のような様子を見せている状態にある時』というイメージが多く世の中にあるからですね。

このように『成功として抱く像』があるからこそ、『おうち英語なバイリンガル子育ては順調です!』でイメージするのは上記のような状態。

これは完全に『イメージの独り歩き』状態なんですよね。

というのも、
人の発達・個性を活かした関わりをする場合、おうち英語なバイリンガル子育てでのいわゆる『順調』とは、【英語(第二言語)が当たり前のように選択肢の1つとして存在している】状態であり、レベルの高低の問題ではない


からですね!

世の中が描く『順調』というものが抱くイメージは、『どんどん進む(レベルが上がっていく)』ということかもしれません。

確かにそれも『順調』を表す1つです。

何よりもそのようにどんどん進むのは、本当に素晴らしい成長だと思っています^^

ただ、繰り返してしまいますが1番の『順調』は【当たり前のように選択肢の1つとして存在している】という事です。

我が家の娘に話を戻してみますと、娘は英語の会話力に関しては割と問題ないですが、【読む】【書く】にパワーが要る特性も相まってではありますが、『書く』に関しては全く練習していません。

『読む』に関しては、『情報を取る』という際は難なく読みます。

ただ、選ぶ本は割と学年相応だったりしますが読み終える程読み続けていません。

英検に関しては以下のブログ記事でも書かせて頂いていますが、こどもの発達・特性を活かす上でも積極的に取り組むものとして捉えていなかったりします。

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そのため、世に抱かれるイメージの『どんどん進む』はないような状態です。

また、『伸び』という面で見た時、ワークをしたり所謂、英語のレッスンを受けている子たちよりは確かに緩やかです。

ですが当たり前のように選択肢としてある状態なので、彼女のペースでしっかり伸びていっているのが実際。

『当たり前のように選択肢として存在する』って、英語の絵本や本が当たり前のように存在していたり…

「何か曲を聞こうかな。」と思って選択する際に洋楽があったり…と、ただそれだけです。

本当に生活の中の選択肢としてあるだけ。

【当たり前のように選択肢の1つとして存在する】ような状態になっていたら、たとえ今世の中が描く『順調』のように進んでいなくても、いくらでも伸ばす事は可能で、いくらでも英語を『ツール』として付き合っていけるようになります。

だからこそ、おうち英語なバイリンガル子育てをされているおうちの方は、目の前の『結果』『成果』に焦らなくてよいのです。

なぜならば
『成果』や『結果』が本当に出始めるのは、母語の言語形成期の終わりを迎え始める15歳ごろから


だから。

故に声を大にしてお伝えしたいこと、そしておうち英語なバイリンガル子育てをサポートされる方に知っておいてもらいたいことは
認知能力よりも非認知能力と言われるように、おうち英語なバイリンガル子育ての成果は数値化だったり可視化できるそればかりではない


ということ。

そして何よりも大事にしてもらいたことは『習得の過程の部分』です。

物事の習得で大事なことは
✔︎どれだけ自分に関係があるのか
✔︎どれだけ自分の興味関心があるものと距離感が近いものなのか


というところ。

そして
『英語力』は親が付け伸ばすのではなく、こども自身が掴み取るもの


です。

上記のポイントから見ても、やっぱり『こどもの個性・特性』という発達を活かす関わりが大切ということです。

その部分を踏まえられ、良かったらまた前回の記事を読んでみてください^^

もしかしたらそれにより、おうち英語なバイリンガル子育てにおいて大切なものがみえてくるかも知れません。

ついでに焦りや不安も軽減されていっていたら…嬉しいです。

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